大治郎を凌ぐかもしれぬ暗殺者。
それを防ぐ為に、小兵衛や弥七達が働く。
その陰謀の解明に目途がついた時、小兵衛は興奮する。
そして、大治郎はいつも通りに冷静だった。
息子大治郎に静かに諭され、小兵衛は反省する。
「近頃のわしは、どうかしている」
一面でも、息子が父を超えた瞬間だろう。
あるいは、超えたのではないかもしれない。
父が後退し、息子が進んだから、立場が入れ替わった。
親子、師弟、新旧の交代は、時というものが作用する。
人は、以前の人よりも進歩しているわけではない。
交代しただけだ。
現代人が、昔の人よりも進歩しているわけではない。
優れた人は、昔であろうが今であろうが変わりない。
人は、時が経っても、それほど、進化していない。
証拠に、くだらない人は、現代も相変わらず・・・
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