「迷想中・迷走中・1153」

ある気功師・758

御存知だと思うが一応記しておく。

私は金も力も色男でもない。

高学歴、高収入、高身長の逆側にいる。

オマケにすぐ口が滑る。

だが思春期の頃からモテようとは思わない。

モテようとする心理が理解できない。

そんなのメンドウで嫌だ。

もっと気楽で、愉しい関係がいい。

異性も一人いれば充分だ。

有難い事に思春期から誰かはいた。

同性も異性も多かった。

油断すると20人くらいはいた。

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「迷想中・迷走中・1152」

ある気功師・757

私は様々な事に出会う。

いろいろ不思議な現象にも出会う。

普段出会えない人とも出会う。

そういう運命だから仕方ない。

次から次にラッキーが起こる事もある。

この月の博多は前半が厳しすぎた。

ノーテンキの私が失神するくらい厳しかった。

だからバランスをとる為、こういう事も起こる。

初見の私にナンバーワンのクラブのママ。

ずっとべったりなんてわけがわからない。

数か月、数年経ってから不思議だと思った。

その時は何にも思わなかった・・・

私は目の前を通り過ぎるツキの女神に気づかない・・・

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「迷想中・迷走中・1151」

ある気功師・756

高級日本料理店でも同じだった。

まるで場違いな私とМ氏の姿。

ところが店も私達も違和感が無いのだ。

しっくりと落ち着ける場だった。

このクラブも同じだった。

金と縁の無いのが丸判りの私とМ氏。

高級酒や美人のホステスさんと縁の無い二人。

なのに、とても場がもりあがる。

特にママさんは私の隣で私の手を身体に当てたまま。

私は仕事なのか接待なのか不明の時間だった。

そのまま店を皆で出て、中州の中のラーメン屋に移動した。

そこでもママさんは私にべったりだった。

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「迷想中・迷走中・1150」

ある気功師・755

紹介、紹介で幾人かの気功治療をさせていただいた。

そして、何故か中州で接待を受ける。

袖の下が使えるテーブルカウンターの日本料理店。

高級店というのは、静かなものですなぁ・・・

高級料理を堪能した後、連れて行かれた店。

せっかく中州にお招きしたのだから中途半端な店では申し訳ない。

そう言って、中州でもナンバーワンという会員制のクラブだった。

もちろんお酒をほとんど飲まない私には縁の無いところだ。

看板も無い小さなドア。

門番の方が会員のみ開けてくれる。

ＧパンにＴシャツという私とМ氏。

場違いの格好なのだろうが、そうは感じない。

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「迷想中・迷走中・1149」

ある気功師・754

今回の神社はもっと怖い感覚だ。

畏怖という感覚だ。

ビビった、という感覚だ。

挨拶に来させられた、という感覚だった。

まぁ、この世はわからない事だらけ。

そういう事もあるわいなぁ・・・

怖かったけど、ラッキーだった。

二度目は無いかもしれない、と思った。

超大物に出会う。

それはラッキーだ。

この世だからこそ出会える。

何の縁だかわからないままだが、ラッキーだ。

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「迷想中・迷走中・1148」

ある気功師・753

徳を積んだから来られたわけではない。

レベルが上がったから来られたわけでもない。

そもそも、徳やレベルなんて勝手に人が決めた。

そんなものに神様が反応するわけがない。

ただ、ラッキーなだけだ。

幸運があったからといって、その先も続くわけでもない。

あった事だけが、ラッキーなのだ。

それでも私が勝手に感じた事もある。

先月の宗像神社とは感覚が違った。

先月もラッキーだった。

二メートルの氣の玉写真は今も私の待ち受けだ。

勝手に表現すれば、私に微笑んでくれた。

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「迷想中・迷走中・1147」

ある気功師・752

神様は担当範囲がある。

氏神様はその居住地域を守る。

広さが大きさにもなる。

先月は日本を取り巻く海の神様だった。

今回は、日本そのものを守る神様だ。

このような大きい神様の前では姿勢は同じだ。

感謝しかできない。

余計な思いや考えは消して、お礼しかない。

日本を統治する神様がいる神社。

本物だから有名にはならない。

ならないように結界を張る。

そういう場所に来られたのだ。

これが幸運、というものだ。

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「迷想中・迷走中・1146」

ある気功師・751

神社も同じだ。

その人の精神性も功績も関係ない。

地位も能力も生命力の強弱も関係ない。

その時々で結界の鍵が変わる。

どんなに神社巡りをしても幸運は増さない。

だが、不運は増える事がある。

それは神社には種類がある。

入らない方がいい神社も多々あるのだ。

穢れが溜まっているから結界を張っている。

外に漏れないように社を建てているのだ。

その違いも解らずに神社巡りをする。

当然、不運は増える事になる。

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「迷想中・迷走中・1145」

ある気功師・750

表現が難しいから例え話だ。

極悪人が罰も受けずに幸せに生きられる。

何万人を殺しても国のトップとしていられる。

その子孫も代々繁栄している。

因果応報という言葉がある。

人の目を欺いても天（神）は見逃さない。

報いは起こる。

そういうケースも多々ある。

要は何でも有りなのだ。

神様は万能なのだ。

万能というのは、何でも有りという意味だ。

何でも有りというのは、何も無しでもある。

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「迷想中・迷走中・1144」

ある気功師・749

治療家になって、様々なクライアントと出会う。

それも難病、奇病、重病の方と出会う。

治療中、話をしながら気功をしている。

その人生に感心する事も多々ある。

本人も家族も言う。

どうして、こんな病に。

どうして、私が。

悪い事していないのに・・・

他国に戦争を仕掛ける政治家がいる。

無差別殺人をする個人、組織がある。

地球を食いつぶす企業がある。

だが、神様は何もしない。

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