水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
心が大切なのじゃない。
心の底にある扉が大切なのだ。
扉は他とつながっている。
扉は裸につながっている。
心は静めるのが大切なのだ。
磨くという表現は適切と思えない。
静めるのは・・・難しい。
止水明鏡の境地は名人しかできない。
静めるのは難しいが・・・
端にどけるのは、難しくない。
ロクデナシの心をそのままにしていいのだ。
使わなければいいのだ。
相手にしなければ、いいのだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
学校で習った生物学を思い出せば納得する。
生物は似ている。
多種多様であるが、似ている。
まして人科なんて、裸にすれば同じだ。
心という幻があるから、別に見える。
人種は同じなのに違うと勘違いする。
アメリカ人、フランス人、アフリカ人、アジア人。
勝手に人種が違うと命名して、殺しあう。
勘違いを認めても、殺しあう理由にならない。
何処で殺戮まで進んでしまうのか?
それは、心があるからなのだ。
すると、ワシよりもオッチョコチョイがいう。
「心が無くなったら、ロボットよ」
手塚治虫氏の作品を読んでみろよ。
心は存在全てに備わっていると知る。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
心は自分自身だと思われている。
だが、心は自分を覆っている膜だ。
幾重もの服だ。
多種多様のパッチワークの服だ。
それらが少なくなった時、本来の自分が見える。
完全に無くすことは出来ないかもしれない。
それでも、一つでも脱げれば自分に近づく。
外側だけ見て、自分だと思ったら大間違い。
脱いでいくと、いろいろに気づく。
多分、裸になれば、他と大した違いは無い。
結構、自分と他は共通しているものだ。
他とは、人間以外も含むぜ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
・・・心なんて、どうでもいいかもしれない。
これに気づいた事は大きい。
以前より、薄々は気づいていたのだ。
心の曖昧さ、日和見、身勝手、いいかげん。
そんな心が大切なんてなぁ・・・
何処かに、そういう思いがあった。
世の中の常識。
心は大切。
心は磨くもの。
心が一番。
・・・何か・・・違う。
心は小さくするモノ。
大人しくさせるモノ。
無くしていくモノ。
それには、あまり相手をしない事だ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
14年間で気づいた事は多い。
状況の厳しい人が相手だ。
普段の生活では見過ごす事。
その中に深く大切な基本の「気づき」がある。
不マジメなワシでも気づけるほど大きいし深い。
見えない世界と見える世界の間にいる。
見える世界からでは気づけない事。
常識や固定概念では気づけない事。
そういう諸々を教えていただいている。
心についても、その一つだ。
「心は大切だ」
「心を磨きなさい」
「心で全てが決まる」
今までの固定概念だ。
特に精神世界では心を重視する。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
24時間の氣功師を目指している。
実際は諸事情があり、封鎖している時間も多い。
例えば電車の中。
鍼灸学校でも封鎖。
寝ている時はわからない・・・
それでもかなりの時間を氣功している。
相手がいる、いないに関わらない。
すると、いいかげんなワシだもの、
自分の歪んだ心にかまう時間が少なくなる。
次第に何でもよくなる。
ワシの好みや嫌いなんて、どうでもよくなる。
心が広くなったのではない。
使うのがメンドウになったのだ。
どうせ使う時間は少ないのだ。
使おうと思っても、氣功始めたら使えない。
ワシは・・・心なんて、どうでもいいと思い始めた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
自分の意思が動かない。
無くなったわけじゃないが、動かない。
曲がった根性はそのままだが、動かない。
ヒネた心が有るのを意識できるが、動かない。
ワシは威張るオッサンが嫌いだ。
政治家や官僚タイプが嫌いだ。
慇懃無礼な銀行員も嫌いだ。
ずうずうしいオバサンも嫌いだ。
ギラギラした若者も嫌いだ。
野生猿のような傍若無人も嫌いだ。
だが・・・
氣功時は「嫌い」が動かない。
嫌いなのに、嫌いになれない。
超大好みの御婦人と変わりなく接する。
ワシの心は区別も差別もしたいのに・・・
この氣功は自分を離れてしまうのだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
他に染み入る意識。
モノを区別しない意識。
自と他を区別しない意識。
感情で区別しない意識。
自我が邪魔する。
固定概念が邪魔する。
欲が邪魔する。
だから「深い愛」ってのはマレなのだ。
通常のワシでは無理だ。
ワシは心が小さく曲がっている。
だが、氣功時のワシは別人になる。
ワシの心は隅っこで動けない。
ヒネた心だが、動けなければ邪魔しない。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
他を愛おしく思う。
それも「愛」だろう。
愛の一部だろう。
表現の一部だろう。
「氣」との関係から「愛」を観る。
すると感情の愛とは違うモノだと感じる。
波動という言葉を使うなら・・・
他に染みこめるほど微細な波動。
微であり、妙である。
妙なる波動、それが愛となる。
深い愛、とは波動が妙なのだ。
他のモノに染みこむ。
そして、和する。
他とは、人間だけじゃない。
動物だけじゃない。
生物だけじゃない。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)
何故、故御師匠様はあれほど凄かったのだろう。
意識が自由だった。
それは、そうだけど・・・
更に別の要素が会ったと思う。
大いなる使命だった。
それもあると思う。
見えない応援する存在が多かった。
多分、そうだと思う。
だが、もっと決定的な要素がある。
例えれば、ワシの万倍も大きい何か。
それは
「深い愛」とでもいうようなモノだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)