水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・544」

2022-06-30 22:26:13 | Weblog



ある気功師・150

そして激動の1995年が開けた。
1月17日、阪神淡路大震災。
テレビの画面はあまりの大惨事で映画のようだった。
高速道路が倒れ、神戸の街が燃えている。
連日特別番組が組まれ、多くのボランティアが現地に行った。

平行してオウム真理教という狂団のニュースが続く。
幾つもの毒ガスによる殺人を繰り返す狂団。
そして3月には東京地下鉄電車内でサリンをまいた。
10数人が死亡し、5000人以上が重軽傷となった。
世界でも未曾有の事件となった。

オウム真理教は真理狂となって、警察庁長官を狙撃までした。
弁護士一家も惨殺する。
幹部が次々逮捕され、その幹部も中継中に刺殺される。
もう滅茶苦茶。
それでも洗脳された信者は目を覚まさなかった。


(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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「迷想中・迷走中・543」

2022-06-29 21:41:02 | Weblog



ある気功師・149

氣入れは気功治療と並んで私の方法となった。
とはいえ、この頃は故師匠の氣入れした水晶を使っていた。
折ある事に氣入れ水晶を購入した。
何故必要以上に蒐集しているのか、本人も解かっていない。
それらが役に立ち、意味が解るのは更に一年後となる。

このように、この時期は意味が解らないまま進んでいた。
言葉などは、10年後になって解かる。
まだ故師匠と出会って半年しか経っていない。
追いかけられるだけ追いかける。
とても濃い生駒の講座だったが、やがて冬となる。

冬は当時土産店を経営していた私にとってシーズンだ。
幾つものスキー場があり、繁盛する時期なのだ。
スキーブームも下火になりかけていたが、まだ忙しい。
その合間に追っかけも続けていた。
そしてボランティアの治療会も続けていた。


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「迷想中・迷走中・542」

2022-06-28 22:03:10 | Weblog



ある気功師・148

明治になり幕府御用達の店などは迫害される。
祖母の実家も同じだった。
新潟三条から群馬まで逃げてきた。
そして、私が生まれた・・・
その血が気功という怪しい仕事に活かされた。
世の中、わけがわかんないなぁ・・・

氣入れの感覚。
何でも入れられるが、鉱物が一番しっくりとくる。
例えば水晶。
入れていくと、水晶が「もういっぱいよ」という。
それで、完了だとわかる。
説明になってないけど、そういうものなのだ・・・

水晶系の鉱物はとても役に立つ。
「場」の調和(浄化)に適している。
それだけじゃない。
持ち歩けば、守護になる。
害になるモノを先に受けてくれる。
身代わりになる、御守りなのだ。


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「迷想中・迷走中・541」

2022-06-27 21:09:38 | Weblog



ある気功師・147

気功師なら皆氣入れができるわけではない。
石などに氣入れする人もいるが、上手く入っていない。
対人に気功するのとは違うのだ。
私は何故他の気功師が苦労するのは不思議だった。
だって、氣入れって簡単だったから。

それが私のルーツに関係すると判ったのは後だ。
私の母方の祖母、霊能者の祖母だ。
その祖母の実家は幕府御用達の刀鍛冶だった。
刀鍛冶といっても人斬り刀ではない。
徳川時代は300年も合戦が無い。
人を切る刀ではなく、魔を切り、家を守る刀だ。
破魔と守護の刀を作っていた。

家の周りに注連縄で結界を作る。
身を清め、白装束で真言を唱えながら鋼を打つ。
神職と変わらない。
違うのは鋼に真言で氣入れをしながら作る。
それが代々してきた仕事だ。
私の血の中に氣入れは備わっていたのだ。


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「迷想中・迷走中・540」

2022-06-26 22:22:56 | Weblog



ある気功師・146

西洋的医学からは特殊な霊障という原因。
だが、氣の医学からは決して特殊でもない。
普通ともいえる。
原因が何であろうとする事は同じだし。

もう一つ西洋医学では扱わない原因がある。
「場」だ。
ある一定の空間範囲。
個人の肉体や精神内の原因ではない。
「場」が個人に影響する。
その場合は「場」を治療する。

その時に私が使うのは氣入れした鉱物だ。
私は最初から氣入れが得意だった。
氣入れというのは、ある物質に氣を同調させる。
鉱物の中でも水晶系が一番使いやすい。
この氣の性質が調和なので、メンテナスはほとんど必要ない。
置いておけば、後は水晶が勝手に働いてくれる。
グータラな私としては便利なグッズだ。


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「迷想中・迷走中・539」

2022-06-25 21:41:55 | Weblog



ある気功師・145

霊の姿が見える。
声が聞こえる。
そういう霊感は無い。
だが故師匠も私も霊障は判る。

通常は霊に照準しない。
しないが、霊による場の悪さは感じる。
そういう時は避けるだけ。
私が立派な坊さんや神主ならば頼まれなくても浄化する。
残念ながら私はグータラなおっさんだ。

グータラなおっさんだけど、一応プロだ。
依頼者やその家などは対処する。
あくまでも依頼されるから何とかする。
依頼者だから霊にも照準を合わせる。
原因の一つとして範囲に入れる。


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「迷想中・迷走中・538」

2022-06-24 21:46:26 | Weblog



ある気功師・144

一応フォローというか言い訳というか・・・
極マレに特殊な体質を持っている人もいる。
私の祖母がそうだった。
ある周波数帯をそのまま受信できる。

霊はある種の電波帯のようなものだ。
携帯電話、テレビ、衛星通信、船舶通信、航空機通信。
それぞれの範囲に帯がある。
ある帯を全てカバーできる受信機。
チューニングすれば個別のモノと通じる。
そういう人も、マレにはいる。
本物の霊能者も、いるのだ。
ただし、本物は表に出ない。
テレビなど間違っても出ない。

霊の事は深入りしない。
深入りするのは特別な人だけ。
例えばエジソン、例えばニュートン。
例えば、スウェーデンボルグ。
そういう超特別世界だ。


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「迷想中・迷走中・537」

2022-06-23 21:22:53 | Weblog



ある気功師・143

もう一つある。
物質、肉体が無い場合は波動が主となる。
周波数か波形かはともかく。
霊の質というか種類というか個性となる。
そして同周波数か近周波数。
同様な波動同士が接触する。

怖い霊が視えるのは、同様の波動を出しているからだ。
携帯電話やテレビが使えるのと同じ原理だ。
携帯電話から電波を出し、同じモノと反応させている。
向こうから勝手にテレビに映っているのではない。
こちらから迎え入れているのだよ。

多くの霊感者の正体だ。
自分が同じ意識だと自覚したほうがいい。
なかば得意げに霊感がある、などと言う人もいる。
恥ずかしいぞ・・・
恨みや憎しみや何らかのこだわりが強いとバレる。


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「迷想中・迷走中・536」

2022-06-22 21:49:01 | Weblog



ある気功師・142

自分側の熱が弱い場合。
冷気は充分に感じてしまう。
霊を感じる、気を感じる、パワーを感じる。
私が霊能者は力が弱いという理由だ。

自分側が圧倒的に熱や明るさがある場合。
氷の冷気など全く感じない。
太陽にとって、相手は皆同じなのだ。
故師匠が霊感など無い、という理由だ。

あまり言いたくないが・・・
強い気功師や強い霊能者はほとんどいない。
インチキではないが、弱い人なら沢山いる。
テレビなどに出る人のほとんどは弱い。
だから力んで霊を追い出そうとしている。
力と力で対応しようとしている。
下手だし、方向も違うし、何より力が無い。
抗議、モンクは受け付けません。
私は、戯言師ですから・・・


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「迷想中・迷走中・535」

2022-06-21 22:03:34 | Weblog



ある気功師・141

日常ではホラー映画など好きじゃない。
特別怖がりじゃないが、怖い・・・
ところが霊と対峙すると人格が変わる。
霊を脅したり、からかったりする嫌な人間になる・・・
自分でも不思議だが自分の性格が変わるのを自覚する。
ついでに・・・外国に行っても性格が変わる。

普段は、私も霊と関わりたくない。
霊そのものは怖いとは思わない。
怖いのは恨みや暴力的な氣だ。
怖くは無いが、嫌なのは邪気や陰気だ。
興味を持てば、同じ波長として寄って来る。
だから、霊とは無関係な意識でいる。

霊は暗く寒いところにいる。
明るく、熱いのは苦手のようだ。
陽気な霊もいるが、居場所は人やモノの陰が多い。
霊の質は肉体が無いから冷たい氣だ。
身体に付き続けると、どうしても病になる。


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