水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
今日の独善つぶやき・・・
高校時代の同級生の悲報を知った。
偶然通りかかって、顔を見て別れをした。
同級生は、特に響くものがある。
一月中で、私は二人の知人と別れている。
「母のこと・190」
父の葬儀は滞りなく済んだ。
とはいえ、一年忌までは何かと用事ができる。
その一つが49日法要。
準葬儀のようなものだ。
お寺から住職を呼び、追善供養の経。
組内と区役員、親戚一同などに出席していただく。
近くのお墓に納骨し、納骨の経。
そして、忌明けの会食。
その49日法要の日は、生駒山の講座中だった。
母や兄弟に相談すると、
行った方が供養になりそうだよ。
と、アッサリ言われた。
実は、私もそんな気がしていた。
半年前の一定期間に起きた異現象で覚えた経。
どこで使うのか判らなかったが、父の祭壇で唱える事ができた。
友人の父のお参りにも唱えさせていただいた。
だが、まさか、この為に覚えさせられたわけではあるまい。
私は今更仏門に入る気など、さらさらない。
仏教に限らず、宗教関係を信用していない側だった。
それは、20年以上の精神世界に関わった一つの観方だった。
もちろん、全てひとくくりには出来ないことも認識している。
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今日の独善つぶやき・・・
ず~と降ってはいたが、昨日は特に多かった。
湿度が高く、温度がかなり低かったので支障が出る。
除雪機が調子悪くなり、だましながら使う。
車下部に氷塊が付き、道雪と接触して動かなくなる。
依頼が無く、労多く、様々な問題から金は飛ぶ。
あと、一週間がヤマだなぁ・・・
「母のこと・189」
そういう関係の一つに山岳宗教があった。
開祖は、役の小角、またの名を役の行者。
修験道の山伏達の祖でもあり、密教系修行の祖でもある。
世界遺産登録の熊野参拝道などの祖でもある。
時は飛鳥時代、少年の小角は生駒の神様に示されて修行する。
私は20代に地元の山岳会に数年いた。
生駒山って、どんな山だろう。
登ってみたい、歩き回ってみたい。
今のようにインターネットなどない時代だ。
でも、関西まで行くほどの時間的余裕はなかった。
(作ればあるけど、そこまでじゃなかった・・・)
それが、向こうからやって来たのだ。
会場は生駒山中腹だ。
鴨が背中にネギを背負ってきたのだ。
あとは、鍋を用意すればいい。
講座がどんなものかは不明だ。
この手のモノは、多くはインチキだ。
だが、生駒山に行けるなら、もう元は取ったぞ。
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私が受ける予定の講座が変更になった。
場所は伊豆下田から奈良の生駒山。
名称も変わり、私は第1回生となった。
詳しい事情は後からわかったが、私にはラッキーだった。
場所の生駒山だ。
10代末から、精神世界という怪しげな世界に触れた。
精神世界といえど、世界だから広い。
いろいろな国というか、層というか、範囲というかがある。
現実の国もそうだが、とても独善的な国が多い。
というか、ほとんどが独善だ。
特に某北○鮮とか、某アメリ○とか某中○とか某○シアとか・・・
精神世界も同じだ。
ここだけが真実、我が組織が最高、この教えが唯一・・・
例え組織に属していなくても、大した違いはない。
もちろん、組織にいて高尚になれるはずがない。
(この意味さえ、わからない信者が多いんだ・・・)
人間だもの、お互い、浅はかなんだよね。
精神世界という中にいると、浅はかが見えない。
自分は高尚な世界に関わっている。
自分は一般庶民とは違う世界の住民だ。
神様に近づいている。
もう、神の親戚かも・・・
いいや、私は神だ!
ね、浅はかなんてもんじゃないだろ。
カガミを見れば、浅はかな顔しか写らないのに・・・
カガミというのは、自分に気づく為にあるのになぁ。
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どんな生き方であれ、最後に覚悟が出来ると楽だろう。
そういう想像はできる。
そして、その身体の生命力を大切に使った結果なら・・・
身体は自然に無理なく解けていくのだろう。
そういう想像はできる。
断定はできない。
まだ、私は生きているし、死を味わっても個としてのみだ。
生き方と最後の時については、また別に書いてみる。
ただ、正しく生きれば良性な死につながる。
あるいは、天国に行ける。
そういうのは、勘違いか、意図的な扇動言葉だろう。
父の死からは、いろいろな気づきがあった。
シーズン中は、申し込んだ講座の事など忘れていた。
春休みが終わるとシーズンも終わる。
父の葬儀でバタバタしていた四月初旬、一通の葉書が届いた。
申し込んでいた講座の案内だった。
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その後、多くの人の死に係わるようになった。
かなり厳しい段階からの依頼が年に数度ある。
最後まで看取る役目も兼ねての仕事だ。
すると、死と生き方を考えてしまう。
生き方と、生死は別次元だと思うようになった。
宗教や精神世界を説く人達の言葉は似ている。
どちらも・・・実が無いのだ。
一見、深い言葉。
実際にも、深い言葉かもしれない。
でも、間違っている。
理屈(頭)で説いているのだ。
言葉は生き方(この世)の次元だ。
だが、生死は別(あの世)の次元だ。
影響があるなら、自然に沿っているかどうかだろう。
その自然は、人間社会の理ではない。
立派な生き方は、人間社会にしか通じない。
自然体は、人間の考えより遥かに柔らかく大きいのだ。
父は人間社会では調和できなかった。
だが自分の内とは調和していたのだろう。
だから、実に自然にあの世に旅立てたのだろう。
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それまで、特に心身の問題の無かった父。
食事もトイレもコミュニケーションも自立していた。
深夜に近い朝方、急に施設内の病院から連絡が姉にあった。
昨日から食欲が急になくなり、身体も衰弱してきた。
そして深夜から、脈、呼吸が弱くなりだしたので来て下さい。
私は兄達に連絡し、姉と共にすぐ病院に向かった。
3月31日、朝の五時頃だった。
時間的には、玄関に入った頃だったらしい。
明治45年生まれの父、享年83歳だった。
苦しむ事もなく、僅か一日で自然に衰弱した老衰。
ある意味、理想的な最後だと。
ワガママで、身内にも他人にも迷惑をかけた人生。
それが、最後は実に自然に楽にこの世と別れた。
しかも、身内の恨みまで持って行ってしまったようだ。
父が亡くなると、父への恨みが消えてしまっていた。
そして、父のような人生もアッサリ認める事ができるのだ。
介護などをしてくれた看護婦さんや介護士さん。
若い女性が3人も泣いてくれていた。
なんという、贅沢な最後だ。
私は父の死から、いろいろ考えが改まった。
道徳的に言われていた生き方が良い最後にはつながらない。
ワガママでも自然な最後を迎えられる。
自然体とは、ワガママでもあるようだ。
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年末年始は忙しい。
忙しいと現金が入る。
その大部分は問屋に支払う分だ。
だがアホな私だ。
迷うくらいなら、払い込めば迷わずにすむ。
ちょうど、どういうわけか、現金があるし・・・
というわけで、売上金をさっさと払い込んでしまった。
すると、さっぱりして仕事に励める・・・
当時は知らなかった、まだ会っていない故御師匠様の人気。
その講座は大人気で、申し込んでも5ヶ月待ちだった。
ラッキーだと思った。
ちょうどシーズンが終わってヒマになる。
数年前から比べれば、だいぶ売り上げも落ちた。
とはいえ、まだまだ充分商売としては成り立っていた。
実質、二月までが忙しい。
三月になると、かなりお客は少なくなる。
それでもシーズン中。
実家と店の除雪をしながら、結構忙しかった。
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怪しげな器械が効力を発揮しなくても特に気にしなかった。
まぁ、世の中のほとんどは、そんなものだ。
上手く当たれば、ありがたい。
外れは、大多数、大部分でこの世は成り立っている。
それでも希望を持つのが、生きている証拠だ。
あきらめなければ、何とかなる、かもしれない。
あきらめれば、ほとんどは、そこで止まる。
父の心配が無い分、楽だった。
毎日のように、母の様子はみるが、特に変化は無かった。
そして、雪のシーズンとなった。
ここから3ヵ月半が店として商売になる。
毎日の除雪も苦にならない。
ナイター帰りの客が帰ってからの掃除も充実だ。
私は、忙しいと嬉しく働けるタイプだ。
ある日、フッと持ち帰ったパンフレットを読んだ。
健康回復講座と氣功師養成講座。
場所は伊豆下田。
金額は、とても高かった。
無理して、あの怪しい器械を買ったばかりだ。
それでも、気になって、行ってみたい思いが次第に大きくなった。
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この時、父は施設に入っていた。
2年前に胃癌の手術をしていた。
全摘出ではないが、ほとんどを切った。
79歳の高齢だが、状態がいいので手術したらしい。
母には暴力夫であり、近所ともトラブルを起こす父だった。
家庭人としては不向きで、家族を養うという意識が無かった。
子供の頃、出稼ぎと称し、ほとんど帰らない父。
たまにいると、母を怒鳴り叩く音で朝目を覚ます悲惨な家庭。
やがて私は父を憎むようになった。
それが、立場が逆転し、私の方が強くなると憎しみは消えていった。
手術後、私と姉で交代で父の面倒をみた。
手術後は麻酔ボケがあり、家族もわからないようだった。
まさか私が父の排便後のお尻を拭くとは、思わなかったなぁ・・・
父が弱った老人になると、嫌だとも思わなかった。
その後は、痩せ型の父はより痩せてしまった。
軽い脳梗塞もあり、ロレツが回らない時もあった。
それでも復活したが、さすがに足がおぼつかなくなった。
母の状態も悪いし、一日中の面倒はとても出来ない。
そこで施設に入れたが、父は施設に乗り気だったのだ。
家庭内では決して家族と打ち解けて話す父ではなかった。
それが、施設では結構社交的だと知らされた。
楽しんでいるようなのだ。
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その日も午後からはテントで直売だ。
もっと見聞きしたかったが、午前中で帰る。
二冊の本をもらった。
半年後に出会う故御師匠様の書いた本だった。
ついでに、置いてあったパンフレットも持ってきた。
その、ついで、が、以後の私の人生を変えるモノとなった。
とにかく毎日痛がる母に、怪しげな器械を使った。
特に難しい使い方も無い。
痛いところに当てればいいのだ。
何分、何回という限度もない。
ただ、当てるだけ。
だが、会場で見たような変化はしなかった。
それでも母は、言われるように当てていた。
痛みが取れる希望があればする。
痛みというのは、辛いものなのだ。
すがれるのなら、ワラでもすがる・・・
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