水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
「迷言」の章・715
誰かの名言や格言のパクリです。
【単独者として生まれ、群棲者として暮らす。
その矛盾の幅が私達の生の幅となる】
誰もが一人で生まれる。
そして、最初は家族という群れに暮らす。
やがて近所や学校という群れに暮らす。
会社や仕事上での群れとも暮らす。
群れは次第に広がる。
だが、身体は一人だけのもの。
心も一人だけのもの。
その矛盾は喜びも苦しみも生まれる。
そういった矛盾を経験する為に、生きている。
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「迷言」の章・714
誰かの名言や格言のパクリです。
【生活するとは、この世でとても稀な事だ。
ほとんどは、ただ存在しているだけだ】
この言葉は深いと思う。
生活する、という意味が深いからだ。
その意味を知っている人は希少だからだ。
存在する、生活する、その違いは大きい。
生活する、とは、生命を活かす事。
ただ食って、動いているとは違う。
生命を意識する人は少ない。
その生命を活かす知識と実行をする人は稀なのだ。
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「迷言」の章・713
誰かの名言や格言のパクリです。
【急いで登っても、ゆっくり登っても山は登れる。
だが、一歩一歩確かめながら登れば周りが見える】
人生は山の頂上が目的ではない。
ヘリコプターで頂上に降り立っても意味がないのだ。
登る事が目的なのだ。
登る体験をする事がこの世に生きている目的なのだ。
ならば、登り方が重要になる。
歩き方が重要になる。
休み方も登り方の一部になる。
そして一歩一歩、一日一日が自信となる。
解説すれば、そうなる。
だが、理屈道理にはならない。
解らないのだ。
自信などできようはずがない。
迷いながら登っているのだ。
だからこそ、一歩一歩歩く方がいい。
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「迷言」の章・712
誰かの名言や格言のパクリです。
【運命の中に偶然はない。
ある運命に出会う前に、自分がそれを作っているのだ】
因果という考え方。
宗教などでよく使う。
全ては、アナタ自身が原因なのです・・・
などと中途半端な理解で偉そうに言う。
誰も確かめられない言葉。
偶然はない、と仮定する。
全ては必然。
そうかもしれないし、その方が説明しやすい。
ただし、狭い因果で説明するのは間違いだと思う。
説明できない場合、前世、という考えを持ちだす。
更に、誰も確かめられないのだ。
例えば生れ付きの現象。
全ての人に当てはまる。
何でそんな顔？
何でその姿？
何でその性格？
何で生れ付き病気があるの？
この地球上の全ての生物、無生物の因果が影響する。
それは、必然なのだろうが、偶然といっても差し支えない。
何故なら、誰も、解明できないものだから。
だから、半分は安心して。
アナタだけの責任ではないから。
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「迷言」の章・711
誰かの名言や格言のパクリです。
【もっとも驚く記憶力は、恋する女の記憶力である】
男は何となくしか憶えていない。
いや、何も憶えていない時も多い。
そ、そんな事、あったかな？
だが、正直に言えば恨まれる。
だから曖昧に答える。
う、うん、そ、そうだったね。
その記憶力の内容は、本当に、どうでもいい事なのだが・・・
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「迷言」の章・710
誰かの名言や格言のパクリです。
【神が同棲を発明した。
悪魔が結婚を発明した】
フランスらしい諺・・・
西洋では同感する人が多いだろう。
日本は、悪魔というほどまでは・・・
それにしても、
同棲だって様々なトラブルはあるだろうに・・・
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「迷言」の章・709
誰かの名言や格言のパクリです。
【ほどほどに愛しなさい】
真面目に、熱心に愛する。
一見誠実で良い愛し方のように思える。
だが、その後は大抵トラブルとなる。
あるいは、憎しみ合う事になる。
人と人とはそういうものだ。
軽く、淡く、愛する。
淡交如水。
それが一番長続きする。
一番深く愛する事となる。
ほどほどに愛する。
ほどほどに付き合う。
人だけではない。
国と国だって同じだ。
深く関わらない。
ほどほとの距離で思いやる。
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「迷言」の章・708
誰かの名言や格言のパクリです。
【幸せは去った後に光を放つ】
幸せ感と幸せを分ける。
幸せ感はその時に光を感じる。
時には光を放っていると思える。
その時だけ。
物事は変化する。
心も変化する。
万物は流転する。
諸行は無常なのだ。
幸せも流転する。
本物の幸せも流転する。
それでも、本物の幸せは違いがある。
幸せが去った後に、
光を放つ。
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「迷言」の章・707
誰かの名言や格言のパクリです。
【真実は瀕死の唇からもれる】
誰もが秘密を持っている。
誰もが自分に有利な言葉を言う。
それは意識、無意識にかかわらず。
事実を誤魔化す事も多い。
自分以外に誰も知らない事実。
誰も知らない真実。
墓場まで持っていこうと決意した出来事。
それでも、瀕死の時。
尚且つ、意識があり、話せる状態の時。
死を目前とした時。
その唇から真実がもれる、場合も、ある。
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「迷言」の章・706
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【人生は苦しむ為のものではない。
人生は一つの所から別な所に移動しているのだ。
移動に晴れも雨も雪も嵐もある。
一度谷間に降りてから登る事もある】
移動し続けているのだ。
穏やかな気候もあるが、寒さ、暑さもある。
平坦な道も少しはあるが、ほとんどは傾斜だ。
下がる時も上る時もある。
上ったらゴールではない。
その先も変化する。
当然辛い時も苦しい時もある。
だが苦しむ為の変化ではない。
変化を経験する為の人生だ。
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