ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

STOP!大泉・太田合併 (読売・ニュース解説)

2008年06月08日 | 地域・合併問題
読売新聞6/7「ニュース断面」鈴木記者の解説から。
「太田・大泉 合併なぜ急ぐ」「選挙の都合 見え隠れ」の見出し。
「太田市が最近開いた住民説明会は、参加者からの質問もなく、市長の独演会状態。
参加したある男性は「大泉はたいへんだろうが、太田には関係ない。市長選のPRみたい」と冷めた口調で話していた。」


私の個人的な“取材”では、知人の太田市民4人のうち3人が賛成、反対(疑問)1人。
同じく大泉町民4人のうち賛成は0、反対4人、という結果です。
太田市民で今回の合併に疑問を持ってくださった人は、勤務していた企業の合併でずいぶん苦労され、合併というもののもつ明暗を良くご存じで「公平に見て大泉町が今、合併を急ぐ理由はなにもない」というご意見でした。

町議18人中、12人が合併協議に賛成、ということの裏がいまひとつ読めません。
町長の急な変心とともに何かある、たとえば大型の開発プロジェクト案?または町民にわからないところでの「政治的取引」「裏プラン」があるように感じてしまいます。
いずれにしろ、納得いく進め方、理由が明示されないからこのように憶測が広がってしまうのです。
この合併、白紙に戻して検討し直すのが、一番ではないかと思います
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対等合併への不安(大泉町、太田市)

2008年05月29日 | 地域・合併問題
本日の上毛新聞「ひろば」欄に拙稿が掲載されました。
送付してから2週間以上経っていましたので、あきらめかけていたところです。
以下、投稿文です。題名は「対等合併への不安」でしたが、「不安感じる対等合併」
となっていました。
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 大泉町と太田市の合併が3月以降にわかに進んでいます。
確認書によりますと両市町のそれは「対等合併」だという。
 大泉町民としては「対等合併」で思い出すのは、1986年の
町内に本社を置いた東京三洋電機と大阪の三洋電機との
合併です。この時もたしか「対等合併」でした。
しかし、数年もしないうち有力マスコミさえもがこの合併を
「吸収合併」と報道してはばからなくなりました。実際両社の
状態はどうであったかは、大泉町民が広く知るところです。
 往々にして大が主導し、小は受け身に回ることが多い。
今回の両市町の合併が、そのようにならないか不安でなり
ません。
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第二回合併説明会(大泉町)

2008年05月26日 | 地域・合併問題
きょうの説明会にも参加してみました。

長谷川町長からは、「急であった」ことのわび挨拶から始まりました。

3月17日、清水太田市長が合併願いの文書を持って来町。その時、町長は「次期衆院選挙に清水市長が立候補するようでは、合併の中心人物が変わってしまうので話はできない」と伝えたといいます。

大泉町議会は定数18人のうち、合併協議に賛成議員は12人。1人病欠、引き算で、反対批判系はわずか5人ということになります。
町民の意識は、議員の賛否のこの構成の、またく逆ではないでしょうか。
きょうの説明会の質問の雰囲気からも、合併に積極的に賛同する意見は聞かれなかった。

「住民アンケート」の実施を求めた意見に対しても、町長からは「実施はない」との回答でした。おそらく住民アンケートを行えば、合併に賛同を得られないと察知しているのではないでしょうか。
どうも合併の進め方が、「先に合併協議ありき」でいただけません。
4年前の邑楽町、千代田町との3町合併の動きの時は、抽出アンケート、公民館ごとの座談会を先に実施しました。今回は、なぜにそんなに合併を急いでいるのでしょう
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合併の住民説明会(大泉町)

2008年05月25日 | 地域・合併問題
きょう、大泉町役場で太田市との合併に関しての説明会がありました。

わたしの想像以上の参加者の数にまず驚きました。

質問者の多くは、わたしの感じ方と同じだった。「なぜ急に」「町の基幹産業が回復し、新規工場の増産もされるというのに」「合併によりメリット、デメリットの対比一覧を」など町民の意識の高さが随所に表れています。税制に対しての具体的な質問もありました。

30万人の政令都市になることを、石原信雄氏が先の講演で勧めたようですが、今度の合併が実現しても27万人のようで、その辺を指摘した人もいました。

それにしても出席した町民の感覚は頼もしい。
住民の知的レベルは高い。活発な議論が続くことを、またそれこそが「順序」と思います

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STOP!大泉・太田合併 (町広報表紙に驚き)

2008年05月11日 | 地域・合併問題
今回発行の大泉町広報紙「おおいずみ」の表紙には長谷川町長と清水太田市長が、確認書を取り交わしたとがっちり握手=写真。

大泉町民は、「あっ、もうここまで来ているのか!」と驚きをかくせません。
私ばかりでなく、身近の町民は、大半がびっくりしています。
いま、もし大泉町で住民投票を行ったら過半数が合併に批判的と思われます。
ただ町議会の議員は逆に多数が合併に賛成なのではないでしょうか。

長谷川町長は太田市との合併には慎重であったから、前回の町長選では信頼し
投票した有権者も決して少なくなかったと思います。

町長の心変りはなんだったのでしょうか。何か裏の理由があるのではないでしょうか。
いずれにしろ町民は戸惑いをもっていることは確かです。

25日から始まる住民説明会に注目したい
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STOP!大泉町&太田市の合併

2008年04月26日 | 地域・合併問題
公明党の町議の緊急動議(3/18)に端を発した群馬県大泉町と
太田市の合併が異常な速さで進行しています。昨日は両首長
の間で確認書の調印まで大泉町役場で行われた=写真。

上毛新聞4/25の記事中
「大泉町の住民の間には、30年以上の間、普通交付税不交付
団体なのに合併を急ぐ必要があるのか、といった疑問の声が・・」
にはまったく同感です。

町民不在で急浮上の合併協議、なんかへんです。裏がありそう
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郡部が消える

2006年09月24日 | 地域・合併問題
最近の市町村合併で今、群馬県内の「郡」は7つになってしまった。つい先ごろまでは11の郡があったのに。
消えたのは「勢多郡」「群馬郡」「新田郡」「山田郡」。

現在あるのは「北群馬郡」「多野郡」「吾妻郡」「甘楽郡」「利根郡」「佐波郡」「邑楽郡」の7郡。

郡部の縮小によって、県議選の定数が見直され議員たちには影響がでそうだ。郡がなくなり町村が市に変更してなにが変化するのだろうか。都市志向の若い世代には単純に町村郡部より区、市の方がスマートに感じるかもしれない。しかし実際のところ、市町村合併っていったいほんとにメリットがあるのか、あったのか検証が必要だと思います。
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