「海水注入 実は継続 現場の所長独断 報告せず」
東電の閉鎖的な体質が浮き彫りになるニュース。工場と本社、戦地と本国司令部、出先と本部、等々の対立は組織としては宿命的な面があります。古くは満州事変も現地の関東軍が独断主導で行われたとも。今回の福島第一原発の場合は、現場の吉田昌郎所長の英断で原子炉への注水は続行されていた。結果は、前者は失策の例、後者は良策のケースといえるだろう。それにしても、原発関連の情報隠ぺいは日常茶飯事なことがまた明るみになってしまった。
ところでシニアで編成する「原発暴発阻止行動隊」の募集が始めったという。元プラント技術者の山田恭暉さん(住友金属工業OB、72歳)が提唱。すでに小出助教も含め165人の応募があったといいます。若い世代と異なり放射能の影響を受けにくい60歳以上が発つ。
いざ!福島へ!!
3つの炉心が溶解している状況で、今もひたすら水をかけて鎮まってくれと願うだけのありさま。その中にシニアの「阻止隊」が突入か・・。
しかし意気はきわめて立派です。見習いたい。
これこそ究極のボランティア
【写真】きょうは、雨どい下で測定してみました。
0.26μSv/h (大泉町 自宅)