県は、小中学校の校庭や公共施設など92か所の放射線を測定。結果は「安心して生活できる数値」としている。新聞の見出しは「すべて安心」を強調。以前も福島市内の校庭汚染報道で「専門家『神経質になりすぎ』」の見出しに「科学的には健康に問題ない」と“御用専門家”のコメント付き(4/27読売新聞夕刊)。毎度、大新聞社の見出しの付け方に違和感を覚えます。
きょうの記事も細かく読んでいくと最大値は、沼田市の「21世紀の森」の芝生上(地表)で毎時0・768マイクロ・シーベルト。文部科学省が示した校庭の暫定基準値(毎時3・8マイクロ・シーベルト)の5分の1程度、と記述している。
ちょっと待って下さい。毎時0・768マイクロ・シーベルトといったら結構な数字ではないですか。年換算すれば6ミリ・シーベルトを超える。そもそも文科省の基準値自体が問題視されている時なのに・・。だいだいこのような測定を実施することからして、日に日に健康被害が迫ってきている危機感の表れ。それだけに「すべて安心」の解釈見出しはいただけません。
放射線測定器、購入しました!! 性能、価格面等での希望条件を満たす製品ではありませんでしたが、1台選びました。
さっそく、大泉町の自宅で測定。屋内0.10=写真。屋外0.12マイクロ・シーベルト/時でした。新聞紙上では昨日の線量が前橋0.031、小山0.07、水戸0.098・・。つまり自宅は水戸市並みとは・・思っていたより高めな数値でした。
放射線測定器はいずれ一人一台になりそうです。移動簡易電話(PHS、ケータイ)の普及始めの頃をちょと思い出します。線量計など不要になるクリーンな社会は、もう来ないのでしょうか。
日本語版ソフト付き 米RAEsystems社製 X γ 放射線線量計 DoseRAE2 (PRM-1200) | |
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