つくばから牛久に向けての車窓から突然大きな大仏様の姿が見えてきた。
これが牛久の大仏さまだ!
「牛久大仏」は台座を含めて高さ120メートル
総重量4000トン、青銅(ブロンズ)像としては世界最大としてギネスに登録されている。顔の長さが20メートル、耳の長さ10メートル・・
すべてがデカい!
このお盆期間中に拝観できたことは感激でした。
ところでこの大仏様、どこの宗派なのだろうか・・
「浄土真宗東本願寺派 本山東本願寺」
おお東本願寺!それなら真宗大谷派かと思いきや、ノーノーノー。
ウィキペディアに「浄土真宗東本願寺派」の詳細が書かれていました。
なんと真宗大谷派から独立したのが「牛久大仏」の本山東本願寺派。
「南無阿弥陀仏」が大谷派では「なむあみだぶつ」本願寺派では「なもあみだぶつ」。焼香の回数が本願寺派は1回、大谷派は2回・・。
なぜに分裂したのだろうか、部外者には経緯を読んでもさっぱりわかりません。
大仏様の大きな姿には圧倒されながらも宗派内の分裂騒動があったことを知ると何とも血なまぐさい俗物的なものを強く感じてしまいます。
宗教集団にかかわらず、一般に組織に分裂はつきもの。しかし政治党派や企業にも言えることですが大同団結して醜い内部抗争を克服、和解・統一の方向に力を合わせてほしいと願います・・ 合掌。
牛久大仏 茨城県牛久市