ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

高校野球は爽快、政治は偽善

2018年08月22日 | 研究・書籍

正直な大阪桐蔭・金足農戦結果

「あきたこまち」で栄養補給していても最後は、食べ過ぎで消化不良だったのでしょうか。金足農高、悲願の全国制覇はかないませんでした。でも公立農業高校が決勝戦まで進んだことは、痛快な甲子園となり明るい話題を提供してくれました。それにしてもデータは正直。大阪桐蔭は王者にふさわしい総合力をもっていましたね。

ウソ充満の偽善政治

さて、最近の政治状況に目を転じてみます。
安倍一強政治の閉塞感は何とかならないかと『フェイクの時代に隠されていること』を読んでみました。著者は斎藤環福山哲郎。精神科医と野党(立憲民主党)政治家の対話と著述です。

当初のタイトル案は『なぜ政治家は馬鹿になるか』。一つの政権がこれほど高頻度にデタラメをやらかしたことは、おそらく前例が無く歴史に残る汚点では・・

どうしょうもないフェイク(fake=偽物、ペテン)な時代を精神科医からは、注目の精神療法「オープン・ダイアローグ」の手法を用いて新しい民主主義の意思決定のありかたを「処方」する。政治家福山氏からは「前代未聞のフェイク国会、安倍内閣は国会で真実を語らない。安保法制強行採決、すべてはここから始まった」と。

一冊の本から「隠されている」すべてはつかみきれませんでしたが、解決のヒントはいくつか感じ取ることはできました。

 

 

フェイクの時代に隠されていること
斎藤環 福山哲郎
太田出版

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

コメント
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