ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

フリカン ナビジャロン 2022

2022年01月07日 | エスペラント
ポポロ(Popolo)のみなさん 新年おめでとうございます!
本年もエスペラントでの初春のご挨拶を申し上げます。


Felican Novjaron Por vi !
(フリカン ナビジャロン ポー ヴィ=謹賀新年)

恒例となりますが国際語エスペラントの創始者ザメンホフ博士の詩『道』の一節です。


うまずたゆまず
種をまき、種をまく
のちの時代を考えながら・・・

百の種は滅びても
千の種は滅びても
いつもかわらず種をまき、種をまく

「おい、やめろ!」
といって人々は笑う
「やめるな、やめるな」
と心に聞こえる
「がんばって進め!」

孫たちが祝ってくれるのだ
しんぼう強く、しのいだならば・・


トラ年です。
今年こそ良い年になりタイガー?



春のセンバツ、21世紀枠出場校3校の発表が18日です。
群馬から太田高校が出場できるか注目しています。


夏には参院選。
連合の助言?干渉?を受け野党がどのように共闘を組んで行けるかどうか
こちらも目が離せません。


今回もどのような投票行動を国民が示すものなのか過度な期待はしないことにしています。『道』の詩のように、のちのちの時代を思いながら辛抱強く種をまき続けるのみです。とりわけ少数派には忍耐力、持久力が求めつづけられます。

『天声人語』(2022/1/5朝日新聞)からの以下引用です。

作家の野上弥生子(1885-1985)が1937年の新聞に「たつた1つのお願ひごとをしたい」「大地震や大噴火、コレラとペストが一緒に流行ってもよろしうございます。どうか戦争だけはございませんやうに」。
「核戦争に勝者なし」の共同声明が英米仏中ロ五か国から発せられました。「どうか戦争だけは」の願いをかなえるのは、いつの時代でも外交の力以外にない。

戦争は天災ではなく人災です。昨年のアフガニスタンの政変をみても戦争がどうのように人々(ポポロ)の生活に大きな影響を与えるかは誰もが知るところです。

今年もポポロのみなさんのお越しをお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

「15分でわかるエスペラント講座」
コメント (3)
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