映画『新聞記者』の中で女性記者、吉岡エリカが発した言葉。
このままでいいんですか!!
厳しい覚悟を迫る場面です。 それぞれが持つ個人の至福の生活と、それを失ってまでも社会正義を貫くかどうか・・。
物語は、東京新聞の望月衣塑子記者の同名の本にピントを得たフィクションだという。 ですがドラマの内容は、きわめて今日的でリアルに満ちたものばかりでした。
館内を見回すと若い人の姿もチラホラ。 大人でも問題意識の高い人でないと難解に感じる映画だと思いました。しかし高校生や大学生、若いビジネスパーソンたちが、こうした社会性のある映画にふれ民主主義、政治、報道のあり方を考え、未来につなげていただければと願うばかりです。
内調(内閣情報調査室)の官僚役に松坂桃季、記者吉岡役がシム・ウンギョン。まさか 韓国の女優さんだとは思いませんでした。当を得た起用でしたね。
映画『新聞記者』6.28(金)公開/予告編[内調 ver.]
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。