ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

公私金銭感覚(鴻池議員vsモナ議員)

2009年05月17日 | 経済
「週刊新潮」は朝日襲撃犯の虚報では、なんとも失態でありましたが、
編集長も交代し連休明けの発行号では鴻池官房副長官の女性問題+JR
無料パスの私的流用の疑いを写真入ですっぱ抜いた。
新潮よ、週刊誌ジャーナリスト気概をここらで挽回せよ。

しかし鴻池翁、可愛らしいほど素直に、自分の浮気、性癖を伝来のDNAの
なせるわざと白状し自分でもそのDNAとやらをもてあましている感じ。
隠さず、素直にぺらぺらと認めているのは苦笑してしまいます。
失敗しても率直な人物が好きな私は、なんか憎めないかんじもしました(笑)

しかし鴻池氏は、麻生総理の側近。まして良識の府、参議院の議員。
わたしはこの事件を聞き、すぐにスウェーデンの次期首相とまで言われた
女性議員の失脚を思い出していました。ベビー服を(日本円で数百円?)で
公務のカードで買った、という記憶でした。詳細を思い出そうとしていましたら、
ちょうど、わが「老人党」から
詳しいメルマガが届きました。

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1996 年、スウェーデン社会民主労働党内閣の副総理だったモナ・サリーヌ議員
(女性。当時39才?)は、次の総理大臣に指名されていた。
そして総理大臣就任まであと1週間というある日、モナさんは菓子屋でチョコ
レートを買った。
現金を持ってなかったので公務員公用カードで買った。その金額2000円。
翌日新聞に「次期総理、モナ・サリーヌ副総理、公私混同の買い物?」と
報じられた。そこでモナさんは「不注意でこうなったのはまことに申し訳ない。
伝統あるスウェーデンの総理大臣の職を汚すことにもなるし、スウェーデン
民主政治を作った国会に対しても失礼な行為をしたのだから、今晩記者会見を
やって内閣副総理大臣を辞職し、政界を引退する」と言って辞めた。
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日本の国会議員も公私の区別は、しっかり持っていただきたい。

ちなみに国会議員にはJRの無料パス、文書交通通信費は月額100万円、
航空券も支給される。日本経済が苦しい中でもこの厚遇です。
有効に使っていただかないと。

女性の“研究・調査”のための出張旅費は自前でやってくださいな


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