お正月をとっくに過ぎたというのに今頃干支云々しているのも阿呆らしいかもしれませんが、、、。5番目の馬のもの「馬乗り火事装束侍」をアップしました。実をいえばもっと先に色を塗ってお送りした先もあったのですが、色の配色について、もとのお手本には色が残っていないこともあり、あくまで想定塗っているものでもあり、決定番というものもないのでいくらか試し塗り風に違う配色でやってみた最新版です。
ぱっと見であまり今戸焼の土人形という色合いに見えないかもしれませんね。形としてはこういう出土品があるのです。
配色に関しては群青色と朱色あるいは赤系統の色をたっぷりと対比させて塗れば、いくらか今戸風という感じになるとは思うのですが群青色は天保以降に使われはじめた色と言われているので、群青が使われる以前のベロ藍、鉛丹、緑青(酸化銅)、石黄、ベンガラ(酸化鉄)、紫土ベンガラ、+キハダ(黄柏)の煮出しなどで塗られていたであろう時期を勝手に想定して塗ってみたのですが、、、。素直に群青を使うパターンも一度試してみようとは思っています。
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