数多くの古典的な今戸人形の中でも落語のネタにまでなっている定番の福助とお福。土いじりをはじめてはや二十数年になりますが、やっと漕ぎつけたという思いがあります。結構以前から手がけていたとはいえ、モデリングに紆余曲折があって、途中で長らく足踏み状態だったりで、また夫婦の組み物なので揃えなければならないことなど時間がかかりました。画像のように「両手を膝に」ポーズが基本ですが、扇を持ったり宝珠を持ったりとか大小いろいろなバリエーションがあるので今後そうしたものもやってみたいと思います。配色は天保年間以来の定番です。実際の伝世のものには色違いもありますが、画像のような配色が多いです。
お福の打掛に模様ですが、一番多いのは目玉焼のような形の菊模様なんですが、今回は姫小松風な模様のほうでやってみました。もう少し小さい型であれば群青色に「まがい砂子」(真鍮粉)を蒔くだけのもあります。
今戸焼の福助は肌色に塗るのがほとんどですね。一文人形サイズのものだと白い顔もあるような気がしますが、、。福助のほうの袖に模様を描き込んであるパターンはあまり観たことがないです。ベンガラ(酸化鉄)の袴にお正月飾りの「繭玉」を描いたのがありますね。袖に格子柄を描いたのは一度見ました。そういうのも今後やってみたいと思います。
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もしかして二人の結婚式ですか?こう見ると、今戸の赤と群青は本当に華やかですね。
ありがとうございます。
「磯野家の謎」みたいな本があったかと思いますが、福助周辺の相関関係というのも昔からああだこうだといわれる話のネタだったみたいです。福助は頭の形状から福禄寿の落とし胤だとかいう話を聞きました。それから画像のお福さんは正妻、おかめは2号さんだという話も聞きます。お福は大きなサイズの人形だと眉を描いたのもありますが、小さな人形だと眉を描きません。そのほうが正妻らしいのではないかとと思いますが、今回のは大きいサイズの部類なので眉を描いてバランスをとってます。
ありがとうございます。
火曜日の搬入には自分のブースは種類と数が多いのでスタッフの方と数やラベルつけなどの作業で一番遅くまでの作業になってしまいました。その際飾り終わった様子を画像に残してアップしたいと思っていたのですが、デジカメを忘れてしまいました。スタッフの方に画像を分けていたけないかお願いしていたのですがやっぱりひと様のふんどしを当てにしてもダメだと思うので開場後ですがデジカメを持って撮りに行こうかとも思っています。昨日今日と明治神宮の「人形感謝祭」の下準備のお手伝いがあって会場へは足を運べませんが、終わってから撮りに行こうと思います。お記しくださった様子では「どろめん」悪い出来ではなかったですか。ちょっと不安でした。ありがとうございます。
ありがとうございます。みそろぎの会場の様子の画像アップしました。