父の診断結果は、一過性の脳梗塞ではないか・・ということでした。
一時的に、脳の血流が止まり、痴呆のような症状がでたのではないか・・ということです。
母から詳しく聞くと、その日の父の様子はやはり尋常ではなかったそうです。
まず、テレビを見ていて、「終らん。終らん。」というので、テレビ番組が終らないのかと思って聞くと、テレビの消し方がわからなかったそうです。
母が、リモコンボタンを押して、「ここを押したら消えるやろ？」と言うと、「うん。」と・・。
次に、ベルトのを指して、「これはどうやって外すとか？」と聞くので、一緒に外してあげたそうです。ちょっとおかしいな～と思ったようですが、「お風呂に入ったら？」と言ってお風呂に行かせる。
その間、近くに住む姉を呼ぶ。
すると、お風呂から、ばちゃばちゃと音がするので、お風呂のお湯がもったいないな～と思ったそうですが、いつもとは何か違う・・？
姉がお風呂へ行ってみると、浴槽の中に座ったまま、「風呂から上がれん。」という父が・・。
「足あげて上がればいいいやん。」と言うと、浴槽の中で足だけをあげようとする。
一旦、膝をついて立ち上がる・・という行為ができなかったそうです。
何度言っても、「わからん。」と言うので、姉と甥っ子で引き上げたのだそうです。
その後、やはりおかしいので、病院へ行こう・・となり、「着替えといて！」と言って病院へ行く準備をしていると・・。
タンスの中のシャツを全部出して、「無い、無い。シャツがない・・。」と言っていたそうです。
もう、完全に壊れたな・・と母は思ったそうです。
そして、病院へ連れて行くと・・。
足腰はしっかりしているし、きちんと歩ける。
ただ、先生との会話は少しおかしかったそうです。
その後、CT,MRI検査となりました。
次の日には、何事もなかったかのように普通に戻ったそうです。
一過性の・・で済んでよかったのですが、また同じ事が起こる可能性は高いです。
私も、母から聞いて、愕然としました。
とうとう、来るべき日がきたのか・・と。
こういう時には、姉が近くにいてくれてよかった・・と心底思います。
昨日の夕ご飯。
鶏肉チャーシュー、豚肉とにらもやしの炒め物、根菜のさつま汁、キャベツの胡麻和え。