観てきました~。
いろいろな人から、「すごくよかった。君の名は。を超えた・・」などと聞かされていたから。
はい、よかったです。
号泣・・とまではなりませんでしたが、ハンカチ無しでは見られない。
東日本大震災で被災した少女が主人公です。
監督自身、この震災が風化されていくような気がしていて、描くなら今・・といった気持ちだったそうです。
描くにあたっては、実際に被災された方々の記憶がフラッシュバックするかもしれない・・といったことを危惧されていたようですが、やはり描くしかない・・と。
今回、入場するにあたって、パンフレットのようなサッシが配られます。
見終わった後に読んで下さいね・・といった冊子。
それを見終わって読んだのですが、多分、今回、こういった冊子を配った背景には、被災された方々への配慮があったのではないでしょうか。
こういった気持ちで描いたんですよ~的な・・・?
そして、この映画を観て思ったこと!
先日読んだ、陰陽師の本と被る・・?
陰陽師といった言葉は出て来ませんが、神様を閉じ込める為に結界を張るといった内容や、要石、土地を神に返す・・といった言葉が、その本の内容とすごく似ていて・・。
陰陽師って安倍晴明の職業でしたが、その職業って、今もあるなんて知りませんでした。
その末裔たちが、今も結界を張って、日本を守っている・・という内容の本でした。
なので、なんとなく今回の映画がすごく私の中で腑に落ちた。
多分、新海監督は、日本の神道や古くから伝わる習わしなどにすごく造詣がある方なんでしょうね~。
君の名。越え?
軽いか重いかと聞かれると、今回の方が重いような気もするし・・。
違った意味で、それぞれいい作品だと思う。
「すずめの戸締まり」お勧めです。