曲がり角で 迷いながら

自分も家族も人生の曲がり角に。戸惑いの中の日々を迷いうろついています。

会議は踊る!「担当者会議」byBこさん

2014年04月21日 | 介護

要介護1を目指して(?)介護申請を再審査してもらったのに、要支援1から要支援2となっただけのBこさん。

なんでなんだあ?と不満を持ちつつ、一応、ケアマネさんと相談し、とりあえず、今の週1回月4回のデイの日を、週2日にして、本当は8回出来るところ、本人は月4回でいいと言うのを、なんとか、6回やりましょうとしたのですが。

ケアマネさんが帰った直後から、やはり週1回しか行かれないと言いだしたBこさん。

要介護だと、一回につきいくらとなり、行った回数だけの請求なんですけど、要支援1は週1回月4回まで3000円弱。要支援2は週2回月8回まで6000円弱で、一回でも限度の8回まで行っても同じ料金がとられてしまうんです。なので、要支援2となってしまったBこさんは、今のままだと、同じ回数デイに行って倍の料金が掛かってしまうので、もったいないですよと言う事なんです。

確かに今までも週1回で、ひいこひいこ言ってる姫なBこさんですから、いきなり週2回はきついだろうと思います。思いますが、申請し直した事が、逆に負担増になってしまうのですが、本人がそれでもいいというなら、まあそれこそ、お金の心配なんかしたことのないBこさんですから、その辺は鷹揚かと思っていましただ。

まあ、はっきり言って本人は家にいることに特別不満がある訳ではなく、言ってみれば、こっちが行ってほしいだけですからねえ。

で、目出度く「要支援2」となったBこさんの「担当者会議」なるものが、本日開催されました。

つい、2か月前にもやったんですけど、その時は地域包括センターのケアマネさんと、デイの責任者、それと、介護用品を借りているので、そこの会社の人と、本人と介護者であるわたくしの5人だったんです。

今回は、ケアマネさんは地域包括センターから、介護事業所所属のケアマネさんに変更になり(なかなか仕事も早く良いケアマネさんです)そのケアマネさんから、4月から民生委員の人も「担当者会議」に加わることになったんですが、どうしますか?と聞かれたので、自尊心の強いBこさんは民生委員の人に参加されるのは嫌だろうと、お断りしました。

と、ケアマネさん、わかりました。じゃあ地域包括の人に報告しておきます、と言っておりました。

今日は雨でして、午後の「担当者会議」に向けて、Bこさんは落ち着かず、いつにもまして、というか、最近穏やかだったBこさんにしては、ちょっとイライラしており、ちょっと嫌な予感。

デイの日を一日増やす件はずっと、断ってくれと言われてましたが、「料金の事もあるから、いいのよ、予定だけ入れてもらっておいて、行ける時だけ行けばね。ここでまた、週1回って言うと、また面倒な事になるから。今行っている水曜日だって、別に休んだっていいんだからね。週2日予約日があるからどっちか行こうかでもいいんじゃない?」なんぞ言って、事を納めようと思っていたんですが、そうも行かないかななんて覚悟もしながらおりました。

と、時間前にピンポンがなり、玄関に行くと、見たことのない人が、雨合羽の上下を挨拶そこそこに玄関に脱ぎ捨てようとしておりやす。

え?どなた?

デイの方?担当の方は今日は見えないんですか?

と訪ねても、「デイの人はまだですね?」とか言いながら、もう上がりかけ、手すりに手を掛けた手を私留めながらですね、再度「どちら様?」と訪ねておりましたら、介護用品の会社の人、続けてケアマネさんにデイの担当者と、一斉に見えまして、結局その人が誰かわからないまま、全員上がっていただくことに。

誰だ?

しかも、なんだかちと、ずうずうしいいんですわ。

ソファーの数が足りないので、Bこさんの横に体の大きな男性ケアマネさんが、

「すみませんね、Bこさん、横に座っていいですか?一緒に座りましょう。」

Bこさん、顔ひきつって、「よしこさん、椅子!椅子!」叫んでますけど、わたいは、フロアに座ればいいので、「大丈夫大丈夫、座れますよ。」と押し切り、Bこさんの顔がこわばっているのはわかっていたけれど、仕方ありません。

もちろん、皆その辺は感じ取っておりまして。

ケアマネさんが上手に明るく「自己紹介しましょうか?まず、Bこさん、よろしく~。」

いつになく、はっきり大きな声で自分の名前を言いました。

で、やっと、誰?の正体がわかりました。

地域包括センターのこの地区の担当者だそうです。

担当者会議自身は、前回と同じで、デイの日数が少し増えただけで、あとはほとんど変わりはなかったんですが、ちょいちょい、その、地域包括センターの人が、口をはさむんですな。

その、物言いがちょいっと、気に障るというか、なんというかなんです。はっきり言うと、Bこさんの嫌いなタイプな御方。

前回市役所に物申した時に、ケアマネさんを通して、情報開示をしてもらったらどうですか?と言われたのですが、ケアマネさんが言うのに、地域包括支援センターに情報が行っているので、それを見せてもらうようになると、聞いてはいたんですが、この人の手の中にありました\(◎o◎)/!

え?

地域包括センターには、こういう情報が行っているの??

見せてはもらえなかったんですが、どうも、それを見ながら、ごちゃごちゃ言っているんです。ちらちら、こちらには見えないようにしながら、ケアマネさんに見せて、「これはどうして?これってないよね。この判断はどこから出た?」とか、「1ヶ月に3回も転倒しているのにこれはおかしいよね。1だよ。1」とか…。

あ~~ん?

評価がおかしいって事?

しかも、持っているファイルを段々こちらに見えないように自分の顔にかぶせるようにして、何か言っているんですよ。こちらは、???ですけど???

と、ケアマネさん「Bこさんって、体重60kgもあります?」

はあ?

誰が?

60kg?

そんなわけないでしょ?

もしかしてそれ、Gオさんの資料じゃないですか?と聞いたら、地域包括の人は答えず、ケアマネさんが

「いえ、Bこさんのなんですよ。(新たに診断書を書いてくれた整形外科の)○○先生が60kgって書いているんですけど…。」

「……ありえないでしょ?まさか、誰かと間違って書いてません?(抗議だ!抗議!再審決定か!)」と血と気色ばんだら、地域包括のオバサマ。まだ、ろくにBこさん、喋ってないのに(名前を言っただけ)

「Bこさんは、頭がしっかりしてらっしゃるから、良い方に考えましょう。」だって!

いいのか?それでいいのか?どう考えてもおかしいだろ?他にもおかしいところがあったんだろ?

と、わたくし、抗議しようかと思った気配を感じたんだろうね、やたら、Bこさんをほめるんですわ。

「まあ、洋裁ってどんなことをやってらっしゃるんですかあ?そうですか、すごいですねえ。なかなか出来ないですよ。どれを作ったんですか?」と言ったら、デイの担当者が「今履いてらっしゃるおズボンもそうですよ。」と言ってくれたんですよ。そうしたら、体の大きなケアマネさん、飛び越えて、手を伸ばしてズボンを引っ張ったあ~~ん?

いや、別に触ったっていいですけど、やり方ってもんが。

ケアマネさん、若い男性ですからねえ、それこそ、ケアマネさんに抱きつくようにして手を伸ばしたんですよ。セクハラじゃ!そんなにして、ズボン、ひっぱらでもって感じで、ケアマネさんも思わずのけぞってましたわ

そうなると、Bこさんもめんどくさくなったんでしょうね、土曜日にもデイに行くっていくって話も、やけに強い言い方で、「行ける日ばっかりじゃないですけどね、いいですよ。土曜日も月に2回行くように予定して下さい。でも今月は用事があるので、5月から。」とそれこそ、「しっかり」した言い方で言いました。

デイの担当者も、「ここ、1ヶ月で随分しっかりなさいましたね。デイでも運動も参加されますし、しっかりいろいろやってらっしゃって、問題はありません。とても良いと思いますから、今の調子で体を動かしましょうね。」

契約も自分でサインして、捺印だけわたし。

何枚もありますね、とか言いながらも、日付もちゃんと間違えずにさっさとやってました。

おお!これは「自立じゃ!」

と、ここで、一旦会議は閉幕。ケアマネさんだけ残って、残務整理です。

ケアマネさんにM医院に掛かった事も報告し、ケアマネさん「良かったですね。これで、Bこさんが安心して暮らせますね。心配の種は無くなった方がいいですからね。そうですか、僕もそんな検査初めて聞きました。よかったですね。」

ここで、初めてBこさん、笑顔になっておりました。

まあまあ、懸案(デイには週1日しか行かないと言いだすのでは)は無くなったのですが、料金の説明(3月1日から要支援Ⅱになったので、3月分から3000円弱から6000円弱になってしまった)があり、その時はそのままやり過ごしたのですが、ケアマネさんが帰ってから、明細書を見ながら険しくなってしまいました。

確かに同じように通っていて要支援1から2になったら、倍になってしまったというのは納得いきませんよねえ。じゃあ、8回行けば良いじゃないかと言っても、そこに、8回分食事代実費が掛かるので、軽~~く1万円超えに、なってしまうんですよね。

だから、「デイにどうしても行かないといけないのか?」と言い出しまして。

「そうだよね。納得行かないよね。いくら1割負担と言っても、Bこさんは大丈夫だけど、年金が少ない人じゃあ大変だよね。だから介護を受けないって言う人もいるよ。」

「じゃあ、なんで介護保険の認定を受けたの?何の利益があるの?」

「介護用品が1割負担で借りれるよね。ウチだったら1万円掛かるところが1000円でしょ?それに、介護用品のお風呂の道具も5万円のところ、5000円で買えたし、手すりだって、Gオさんと合わせて、36万円帰ってきてるからね。ウチは随分助かったんじゃない?」

「そうかあ。でも…。」

「じゃあさ、デイをやめたら?デイをやめれば月1000円で済むよ。そのかわり、1日も行けないけどね。でも、別に困らないでしょ?やることが無いならだけど、いろいろやりたい事があるんだし。一応契約しちゃったから、5月だけ行って、後止めるか、1ヶ月まるまる休んじゃってどっちがいいか考えてもいいし。」

「止めてやっぱり行きたいって言ったら行かせてくれるかね?」

「定員が空いていれば大丈夫だと思うよ。休んでいる間に一杯になっちゃうと、今の曜日はいけないかもしれないけど、戻るのを駄目とは言わないよ。まあ、ひまわりさんにこだわる事もないから、別のところを探してもいいしね。」

介護保険のなんだか不思議な設定に、振り回されている、Bこさん、及び主たる介護者1でごぜいますだあ。

 ちなみに、昨年のまだ、Gオさん、存命のおりにも、介護保険の不思議に???だった時の記事は

こちら


Bこさん、検査がお好き③

2014年04月21日 | 医療

きっと足の血流が悪いからに違いない。だって右足は足は冷たいし、血が通ってないんだ。だから血流の検査をしてもらいたい(具体的にABI検査をしてほしいと思った訳ではないですが)と思っていたら、やってくれた。

一応そこには、満足ですが、薬が出なかった事には大層ご不満ですが、それはわたくし想定内でございますよ。

そして、そこの看護師さんが「お風呂に早く入ったら?」と強く勧めてくれたのは、わたしにとっては、とっても都合がよかったのです。

毎晩9時過ぎにお風呂に入り、その入るまでに小1時間掛かり、お風呂場を占拠してしまい、遅い時には10時過ぎるBこさんの入浴…。もちろん、一人で入れる訳ではないので、オットも私も、それから、その間お風呂に入れない家族はひじょ~~に迷惑なんですわ。

だから、出来れば早くは行ってくれればありがたいけれども、「湯ざめするから寝る直前に入りたい」Bこさんは夕飯前には入らないだろうなとは思っていました。

なので、せめて、「8時に入ろうか?」と、提案し、夫と二人なんとか、せかして、やっと、8時半に入浴。その後9時から3人どどっと入り、久しぶりに10時までには入浴全員完了!(*^^)v

が!がが!

もう次の日からぐずぐず言って、結局元通り。3日目なんぞ、入浴10時過ぎ

もう、Bこさんを先に入れるのはあきらめ、先に皆入っちまえ作戦決行。

なにしろ、自分の入浴前に最低でも30分は洗面所を占拠してしまうので、その前に間髪いれず、ムスコまでは入ってしまう。ということで、Bこさん自身は入浴時間は変わらずですが、こっちは、どんどん入ってしまう事で、今までよりは早く入浴できるようになりました。つうても、10時台ですけどね。以前は11時でしたから。まあ少しはましですわな。

デイで足浴もあるんですが、拒否しておりまして、そりゃ、むくみは改善しないだろって!

食べる方は毎回なんでもお召し上がりになり、しかも間食もようお食べになります。

1週間後、前日オットは休みで、私は仕事だったので、Bこさんを診察に連れて行ってほしかったのですが、結局よしこさんと行くなんぞ言いまして(いいんだよ、とどに連れて行ってもらえば~~?

仕方ありやせん。次の日午前中はM医院の付き添い。実家Yこさん宅に、Bこさんのご送迎でございましてね。これがまた実にやっかいな…。まあ、またこれは別記事で(すんません、いつもいつも)

話はM医院の診察に戻りまして。

雨の中、血液検査の結果を聞きに参りましたです。

大概、こういうのって、結果 よい悪いでおしまいじゃありません?

結論からいいますと、「良い」でございました。

「普通」ではなく、「良い」でございますよ。

栄養状態もその他の結果も「良好」でございます。(あれだけしっかり食べればね~。コルステロールなんか私よりも状態はよろしいおます。)

ただ、多少、肝機能腎機能が低下してますが、正常範囲内です。むしろ、同年代から見ればとても良い状態。足のむくみもまあ治まり気味(?)。ただ、動かないとか感覚が無いとかいう、右足ではなく、反対の左足の静脈瘤があるのですが、そっちのレーザー治療が出来るかどうか、紹介しましょうか?なんぞM医師は言い出し、(反対の脚だし、いらんだろと私は思うが)Bこさん、身を乗り出している。

先生も「いや、出来るかどうかは、僕にはわかりませんよ。わかりませんけど、紹介だけでもしましょか?(M医師は関西弁です)」

「で?次何調べます?」と来ました!

はい?何調べます?って?

「じゃあ、エコーでもかけて、中に何か悪いもんでもないか、確認しましょか?やっときます?やるなら予約とってね。(オイオイ!必要か?何も出てないのに必要か?)」

はあ

薬は出さんけど、検査漬けだね

まあ、相変わらずBこさんは、検査をしてくれる事に喜び、そして、薬がないが…とノタマッテおりますが、来週にエコーの予約を入れて帰りましたです

来週は今のところ週3日の病院ですわ。M医院の検査と掛かり付け医の外科(フォルテオを出してもらう)と内科の1ヶ月の予約日が入っている…。

そして、まだ、Gオさんの遺産相続の話があって、義弟がやってくるし(たぶん泊まりだな

それにしてもM医院、Bこさんの持って行ったデータ全部スキャンしてあった!頭部CT画像も!

血液検査の結果も事こまかに説明してくれた。

心臓の具合もよろしいそうで、「もっと自信を持って。健康で長生きできます。」

と、末恐ろしい事を言っておりましたです。

Bこさん、「そんな事言われても困っちゃう。良いって言われてもねえ…。」

だから、言ったりましたぜ。「いいじゃないですか。私よりずっといいですよ。心臓もいいってことだから、私よりも長生きできるんじゃないですかねえ。」

と、言いながらも、なんか腹立たしくて仕方のない、よしこでごせえますだ

こうやって医療費の無駄遣いは行われているんですな