Gオさんがいる時には、庭の手入れはGオさんのテレトリー。
そして、あまり花を生けたりするのを好まないように見えたBこさん。
本当は、玄関先を花でいっぱいにしたいけれども、庭の手入れもしたいけれども、手出しが出来ないまま30年以上。
2年ほど前にオットが小さな花壇を(私が自由に出来る花壇)作ってくれて、昨年初めてチューリップの花が綺麗に咲いた。
今年は水仙やクロッカスも綺麗に咲いて、4月に入ってチューリップも咲き始めた。
Gオさんが天国に急に旅立ってしまったあと、なぜか、「花が綺麗だね。」と言うようになったBこさん。
玄関の枯れたままのプランターが気になりだして、ここにも花を入れてほしいと言い出した。
即!(気が変わらないうちに)隙間に色々植えました。
何気に100均で買ってきた小人やウサギも入れて。
少し、にぎやかくなってきました。
ほったらかしてあったところが、色が入ると、こんどは、植え込みの方の空いている所が気になり、
どんどん、成長して行って、今では写真の倍ぐらいの花が咲いています。
今まで玄関先のちょっと残念な状態は、口にはしなかったけれど、Bこさんはずっと気になっていたようです。けれどもGオさんに言えなかったんですね。なんでもGオさんに言いたい事を言っているように見え、花は散った時に汚いからいやと言っていたのは、裏返しの気持ちだったのかしら。
庭の花が綺麗だね~。玄関の花が綺麗だね~と、お世辞ではなく喜ぶBこさん。
正直言って、めんどくさいことの多いBこさんとの暮らしも、こんなことが緩和剤になって気持ちが少しだけ優しくなれます。