こりんの遊び部屋

愛知県新城市の’こりん’の道草日誌
好きなテニス・釣り・登山・山野草などの話題を不定期に!!

豊根村の新豊根ダムの見学

2016-12-13 17:38:30 | 風景
豊根村の天竜川水系大入川にある新豊根ダムを、10年ほど前に見学することが出来ました。
その時の貴重な体験の様子を紹介します。

新豊根ダムの位置です。佐久間ダム湖との間で揚水発電を行っています。

新豊根ダムの詳しい情報はこちらから
高さ116.5m、総貯水量5350万m3
この時は、運良く??キャットウォークを歩くことが出来ました。
見えているダム堤体の前面に付いている通路です。
国土交通省の管理している職員に案内されて降りていきました。

いよいよキャットウォーク部に向かいます。正面の横に走る通路がそうです。

3段の通路があり、今回は上の2つを歩くことが出来ました。
ここで高さ90mほどでしょうか。



下を覗いてみました。高所恐怖症の方は絶対に歩けませんね。
このダムは、自流水を流していませんね。(下流の自然保護のために水を流すこと)

真ん中に近づきました。一段と高さを感じました。
手すりの状況も良くわかると思います。簡単にすりぬけられます。

歩いてきたキャットウォークを振り返ります。緑色の縦に走る屋根の所がダム下部までのエレベーターがあります。

2段めの通路に来ました。見えているのは土砂吐けゲートのある部屋です。

近づきました。

そこからのダム下流、副ダムが見えます。緊急時などに放流した時に水の力で川の岸辺が掘られるのを防ぐためにあります。


ゲート室に降りていきます。

ゲート室内部、ダムの普段使うことが出来ない水域(縦方向)の死に水と溜まった土砂を排出することが出来ます。


同行した職員が私の見学模様をダム上部から撮影してくれました。
米粒のように見えます。

アップしてみました。キャットウォークがダム堤体に付けられている様子がわかります。
この日は、私を含め3名で説明者2名の予定でしたが、同行の2名は余りの恐怖に上で待つことになりました。
現在では、見学会を申し込むことが出来るそうです。
興味のある方は、リンクからどうぞ!!!!!


設楽町の話題

2016-12-12 20:01:31 | 風景
今日は、設楽町をうろうろと散策
歴史と展望、設楽ダムの状況といろいろと紹介します。

国道257号、設楽警察署の横の石段を登ると古刹福田寺があります。

福田寺

境内を東海自然歩道が通っています。

境内の一角にこんな場所があります。

武田信玄公の墓所です。
徳川家康を三方原の戦いで破り、新城の野田城を落とした後、病で重体となり甲斐に戻る途中にここ福田寺に逗留したようです。
寺の言い伝えでは、ここで亡くなり埋葬したとのことが説明されています。

武田信玄公墓所、一般的には長野県根羽村駒場で亡くなったのが通説ですが・・・真相は今でも闇の中です。

何故か直ぐ横に重臣の馬場美濃守の墓所がありますが、これはおかしいですね。馬場美濃守は設楽が原の戦いで戦死しています。
長篠や有海にお墓があります。



福田寺の東海自然歩道から見た設楽町田口の町並みと、その向こうに大鈴山・鹿島山・平山明神山・鞍掛山が見えます。

東海自然歩道の道標が新しくなっていました。
昼休みの散歩でここを東に歩きます。

鹿島山の後ろに、すっかり葉を落とした大鈴山山頂が見えました。

岩古谷山、和市駐車場には3台の車が停まっていました。今頃は山頂で昼食でしょうか?

真ん中ドーム状の山が平山明神山
今日も設楽町からは、東海自然歩道の通る山が良く見えました。登りに行きたくなりますね。

豊川の設楽ダム建設予定地です。旧河川名は、寒狭川です。

ダム建設地点で調査をしていました。設楽町内では、関連工事を沢山行っています。

豊川左岸のダム地点で小さなトンネルが掘られていました。

設楽ダムは、重力式ダムで堤高129m・総貯水容量9800万m3
ダムの出来る両岸の山には、大きな力が掛かりますので、それを受ける岩盤の強度などを調べています。
こんな狭いトンネルは、入るのは遠慮したく思います。(少し閉所恐怖症?)

三岳山(467.2m)に登りました。

2016-12-11 10:24:18 | 登山
浅間山・弓張山・城山から降りてきた時間が12時でした。
まだたっぷりと時間があるので、近場の山に行くことに城山から見えていた三岳山(467.2m)に。
ここは、来年の大河ドラマ『井伊直虎』の舞台の一つです。

山頂直下に三岳神社があり、そこまで舗装道路が付いています。

神社前の石段の横に駐車して登っていきます。

石段を登ると三岳神社です。車はここまで上がることが出来ます。

説明板が設置されています。

登っていくと二の城との分岐、ここを左に

一の城舛形門跡、防衛のための門でしょうか。

切り通しでしょうか?右は土塁?左は何もありませんが。
ここを通ると一の城、本丸ですね。

本丸に出ました。大きく開けています。

三岳山山頂467.2mです。ここへは5年ぶりでしょうか?前回は、山頂から富士山が見えましたが・・・

富士山方向ですが、今日の天気では無理ですね。


三岳城案内と石碑

東方から西方にかけて展望があります。新東名高速道路の浜松SAと風力発電風車

浜松SAをズームアップします。

三方原台地と中央遠くに浜松駅アクトタワー

浜松駅アクトタワー

左奥が遠州灘と浜名湖が続く今切口、右に見える橋が東名高速道路

一番奥の橋が国道1号、浜名バイパスの今切口に掛かる橋

東名高速道路の浜名湖を渡る橋

前面が以前より開けていました。森林組合の作業員が伐採をしていて話を聞くと大河ドラマのため浜松市が整備をするそうです。
井伊谷(いいのや)が一望できるように見えている木々も12月中に伐採するそうです。
ありがたいですね。

40分ほど山頂でゆっくりして神社まで降りてくると銀杏が黄色く傾いた陽に輝いていました。




暖かい遠州地方では、まだ花々が咲いていました。
遠州は、我が家からも近く手軽に行くことが出来る山が多く、冬にかけて楽しめます。


浅間山・弓張山・城山を縦走しました。(その2)

2016-12-10 09:15:46 | 登山
浅間山・弓張山・城山を縦走しました。(その2)

弓張山を後にして城山へ向かいます。
山の標高は、全て国土地理院の地図より表記しています。現地の表示とは少し違いがありますが、これは国土地理院が新しいデーターで修正をしているからです。
尾根道を歩けば問題なく行くことが出来ますが、林道と交差があり少し迷いますがどちらでも城山へ行くことが出来ます。

尾根道を歩きます。赤テープを追っていけば良いですが、道から外れても尾根をたどれば山頂へ行けます。

横を走っていた林道に出ました。右に行けばすぐに山頂です。


城山、遠くからも目立つアンテナが2本。南北朝時代の城だった場所です。
それよりも黄金伝説が気になります。

ここが城山山頂657.2mです。木々の中で展望はありません。

鉄塔付近から南に三岳山467.2mが見えています。

遠くに浜松駅のアクトタワーを見えます。
山頂広場では、木材の搬出をしており休む場所がないので林道を戻ります。

林道は、舗装されていて車で上がって来ることが出来ます。

林道の木々の間から富幕山が見えました。
この後、展望地で昼食をとりましたが、やはり今日は雲が多く近場の山のみが見えました。

リンドウがまだありますが咲かないでしょうか?

フユイチゴが沢山あります。食べられるようですが味は?

林道は数度交差がありますので、地図とナビで確認して駐車場方面へ向かいます。
ここを左に入ります。

交差点には、こんな手作りのプレートがありました。

そして12時前には駐車場へ到着
こんな歩数と距離でした。
今回3つの山を縦走しましたが、浅間の名前のとおり昔は富士山が見えた信仰の山でした。



浅間山・弓張山・城山を縦走しました。(その1)

2016-12-09 17:45:15 | 登山
浅間山・弓張山・城山を縦走しました。(その1)
今日は、愛知県と静岡県の県境のマイナーな山たちを登ってきました。
新城市大野から県道渋川鳳来線を走り巣山で県道鳳来佐久間線へ1kmほどで左の林道に入ります。
三遠南信道路の渋川寺野ICへの案内看板がありますので、それに従って行きます。

赤線が車で走ったルート

途中でシカに遭遇、すぐに山に入っていきました。

ここを右折し

ここも右折、浅間神社と案内看板があります。

ここが登山口、駐車スペースがあります。


今回歩いた軌跡図、反時計回りで歩いています。(往路は尾根道、復路は林道)

浅間山山頂には浅間神社がありますのでしめ縄があります。

たった6分で浅間山山頂644mです。ここから富士山を拝んでいたのですね。

現在は、富士山を見ることも、周りの展望もほとんどありません。
南東方向に観音山575mが僅かに見えました。

すぐに尾根を弓張山方向に歩きます。道はヒノキ・スギ林と雑木
思いの外、明るい道です。落葉しているおかげかな。

15分ほどで弓張山山頂679mに到着、国土地理院の地図では山頂名がありませんが、愛知の100山には紹介されています。

林間から本宮山が見えました。

南東方向には、城山のアンテナが見えています。

今回、唯一道を迷った場所。弓張山山頂から城山へ向かう50mほどの所で、はっきりと跡があるのは右ですが、それを進むと西に行ってしまいます。
少し進み『おかしいな??』とナビと地図で確認して戻ると左に細い道がありました。

そこには、この看板がありましたが目につきにくい。

花は期待していませんでしたが、コウヤボウキの綿毛がありました。

尾根を上下すること35分ほどで舗装された林道に合流して東方の展望があります。


ここからは、天気が良ければ富士山を見ることが出来ます。

北東には、鳶ノ巣山706mでしょうか?その奥に登気野911m

南東には、観音山575mが見えます。
富士山は今日の天気では、期待できませんので城山へ向かいます。