「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

日本の「夏の風物詩」

2022年08月03日 | 独り言
いやあ、暑いですねえ! 連日の猛暑でもう息も絶え絶えです(笑)。

さて、日本の「夏の風物詩」
ともいえるのが高校野球。

今年で104年という長い伝統を誇り、猛暑のグランドで繰り広がられる「一球入魂」のひたむきなプレイに熱心なファンが沢山いるが、各地で展開されていた地方大会もすべて代表校が決まったようだ。

本県も例外ではない。



公園でのウォーキングのときにいつも利用している駐車場の前の市役所の建物に掲げられた「祝 明豊高校 甲子園出場」の横断幕。

明豊高校(別府市:私立)はプロ野球ではソフトバンクの遊撃手「今宮」、ヤクルトの「濱田」などを輩出しているが、このところ甲子園の常連校になっている。

で、チームのメンバーの出身地を見ると地元出身はわずかで、遠くは大阪など多岐にわたっており、高校野球といえども、まるでプロ野球並みの「スカウト網」に驚いてしまう。

そして、相変わらず「右投げ」「左打ち」が多い。

このことに関して、野球に詳しい方から次のようなメールをいただいたことがある。
 
「高校野球に左利きが多いというのは、右投げ左打ちが多いということでしょうか。
 
ご指摘のとおり、左ボックスは右ボックスに比べて一塁までの距離が近い分、安打の確立が上がります。これを求めて右投げ左打ちにする場合が多いようです。
 
一方、利き目に合わせてどちらの打ち方にするかが必然的に決まる(利き目を投手側にする)・・・という解説者もいましたが、そういうケースは少数でしょうね。もしそうなら、スイッチヒッターはありえなくなります。やはりヒットの出る確率を求めての”左打ち”だと思います。
 
昔々町内の子供会のソフトボールを世話していたころ、右投げ左打ちの子が二人いました。左打ちに換えた理由はわかりませんが、掛布(阪神)の影響はあったと思います。今は、イチローや松井(秀喜)、大谷の影響でしょう。
 
右投げ左打ちができるという選手は運動センスが高いので、左打ちをそつなくこなしていました。しかし私は、利き腕が後の方(利き手打ち)がミートの押しが強くなると思っています。したがって、右投げ左打ちの選手はホームランバッターよりも好打者が多かったと思います。
 
これを破ったのが掛布です。甲子園の浜風(レフト向きの風)に乗せてホームランを量産しました。ただ、掛布も好打者のホームランバッターでした。飛距離は出ていません。
 
その後、右投げ左打ちの強打者松井秀喜が出てきました。間違いなく長距離砲でした。しかし、固め打ちの少ない打者でした。

私は、固め打ちが少ないのは”利き腕前”=右投げ左打ち打者の特徴だと思っています。松井が右打ちだったらもっと成功していたと思います。(ほんとに偉そうなことをいって申し訳ありません)
 
で、何が言いたいのかというと、「利き腕の強打者出てこい」ということです。球史でいえば王・門田(南海)・大杉(阪急)です。また、見たことはありませんが、中西・大下でしょうか。
 
日本プロ野球選手で、最高レベルのメジャーリーグで強打者として活躍してほしいと思う打者は何人かいます。

が、すべて右投げ左打ちです。
 
 なぜ、利き腕の強打者が少ないのか。私見です。
 
① 右利きのセンスのある選手ほど、子供のうちに”左打ちに”に換わってしまう。
 
② 左利きのセンスのある選手は、”まず投手”として育てられる。打者としてはそのあとになる。
 
③ 甲子園の高校野球が目標になってしまっていて結果バカリが求められる。
 
このような理由が背景にあるように思います。
 
参考に、メジャーのホームランバッターは”利き手打ち”がほとんどです。右投げ左打ちでは、メジャーの投手に力負けしてしまうからだと、私は考えています。 
 
高校野球は、成長期の健康管理がほとんど配慮されていないことと、とても日本の新聞とは思えない新聞社が後援をしているという理由で、TV放送をほとんど観ません。
 
以前は将来のプロ選手を探すのが楽しみでよく観ていました。しかし、当方の眼の不確かさを証明するものとして、私が、「これはと思った選手」が、ほとんど大成しないことです。伸び代が、素人にわかるほど、簡単な世界ではないということですね。
 
家内やテニス仲間にこんな話をしても、だーれも関心を示しません(涙)
 
巨人ファンでいらっしゃる奥様いかがでしょうか!(私はソフトバンクファンです)」

以上のような内容だったが、流石に38歳まで野球をされていた方なのでとてもお詳しい。

「伸び代が素人にわかるほど簡単な世界ではない」ことはたしかで、自分がこれは凄いと思った打者で大成した試しがないのが残念。

今年の開幕は8月6日(土)だが、はたしてどのチームが優勝するか?

興味のある選手といえば、ヤクルトの4番打者でセ・リーグの目下のホームラン王「村上」選手の弟が「九州学院」(熊本県)の選手として出場する。

体格も良く、兄と負けず劣らずのバッターだそうで楽しみ~。

ちなみに、兄の方は弱冠22歳ながら華々しい活躍で、本格的なホームラン打者として将来MLBでも大いに活躍が期待できそうだ。



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