前々回からの続きです。
徒然なるままに・・、「音楽とオーディオに熱心になる理由」について今回は「その2」を。
2 自己実現の道具
これまでの人生を振り返ってみると、学問にしても、社会的な地位や名誉にしても、さらにはお金の稼ぎっぷりにしろ、何もかもが「中途半端」だったことは否めない。
つまり、「能力+運」に恵まれなかったことに尽きるが(笑)、せめて何か一つぐらい満足感を覚える状態で人生を終焉させたいものだ。
そこで50年以上一貫して取り組んできた大好きな「音楽&オーディオ」の登場となる。
もちろん、単なる自己満足に過ぎないし、それに終着駅の見えない世界だと自覚しているものの今のところ(道程の)「到達度」といえば、ようやく「9合目」に差し掛かったところぐらいかなあ・・。
ここまでくれば「もういっか」という考えもチラッと脳裡をよぎるところ(笑)。
そして、もう一つ忘れてならないのは「音楽とオーディオ」のおかげで「時間を持て余すことがない」、言い換えると「時間がいくらあっても足りない」ということで、この有難味は現役を引退した方には身に沁みてお分かりのことだろう。
「小人閑居して不善を為す」という言葉があるが、奥が深い「音楽とオーディオ」のおかげで大いに助かっている。
自分のような人間が暇を持て余すと碌なことにならないからね(笑)~。
そして3番目の理由は次のとおり。
3 「音楽&オーディオ」の魅力を広く世間に伝えたい
「要らん世話だ!」と言われたら身も蓋もないが(笑)、「音楽&オーディオ」の魅力を出来るだけ世に広めたいという願望を持っている。
衰退の一途を辿っているオーディオの行く末はいったいどうなるんだろうと考えると、ときどき夜も寝られなくなるくらい心配になる(笑)。
一介の「市井の徒」がそんなご大層なことを心配してもどうしようもないが、このブログを通じてオーディオの魅力に少しでも開眼され「音楽を自分の好きなサウンド」で親しむ人が増えれば、ささやかながら何だか潤いのある社会づくりのお役に立てているような気がする。まあ勝手な思い込みですけどね。
ちなみに、全国津々浦々からちょくちょくメールをいただくことがあるが、過去に「貴方のブログを読んで感化され、再びオーディオに熱心になりました」というのが実際にあった。
「オーディオは感染力の強い伝染病みたいなところがありますね。性質(たち)のいい感染源になれたらいいのですが(笑)」
このブログにしても内容について賛否両論あると思うが、肌合いが違うと思えば読まなくても結構だし、もし合うと思えば「ワン・オブ・ゼム」で参考にしてくれればそれで十分。
「この通りやれ!」と強制するつもりは毛頭ない。だってそれぞれ耳の形も違うし感性だって違うんだから無理に合わせる必要もないし己の個性を大切にしましょうね~。
で、もう一つブログで気になっているのは内容の勘違いやミス、そして前後する記事に矛盾があること、さらには奥の深いオーディオのこと「これは研究不足だ」と思っている読者も相当数いらっしゃるに違いない。
さらには、著名なエッセイストの山本夏彦氏からして「エッセイなんてどうせ自慢話に過ぎないんだから」と喝破されているほどだが、つい身びいきなことを書いてしまうことを自覚している。
そういう諸々の欠点を気持ちよく許容できる「懐の深い」方だけがこのブログを読む資格があると思っています(笑)。
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