1週間に一度くらいのペースでメールをいただく横浜在住の「K」さん。低音重視の堂々たるシステムをお持ちである。
もう3年以上にもなる長いお付き合いだが、21日(木)に次のようなメールをいただいた。
「芋焼酎ですが、アマゾンにあったので発注しました。柑橘系で割るとおいしいのですね、たのしみ~。感想は馬鹿舌ですが、後日。
(晩酌はほぼワイン(白がすき)、たまにビール、日本酒は正月だけの偏った嗜好です)」
この画像を見て注文されたようだが、ご期待に添えるといいのですが・・(笑)。
で、「味覚」の面で信用していただいたとなると「聴覚」の方も同様の可能性が大いにあり・・、ありがたいことです。
さらに、別のメールでは「AXIOM80」の「ARUの入れ替え」の記事を御覧になって、「ぜひともオーディオ仲間のYさんのご試聴をお願いします。」とあった。
いやあ~、望むところです。
「(音が)いいね、いいね」ばかりでは「ドラマ」になりませんからね~、やはり物事には「対立軸」が必要だと思います。
ほら、映画でも「主役と敵(かたき)役」が必ず出てくるでしょう・・、その点Yさんは「歯に衣を着せない」勢いでズバズバと感じたことを指摘されるので素敵な「敵役」~、いや、「プレイヤーは審判を兼ねてはいけない」の審判役といった方が正確かもしれないですね。
さっそく土曜日(23日)午後1時半からの予約を取り付けたところ、その日の午前中にとんでもないハプニングが起こった。
何と、注文していた「SMSL」のDAコンバーター(以下「DAC」)がいきなり届いたのである。
「アマゾン」の特別セール期間(全商品15%引き)の最終日「12月1日」付で注文していたDACがようやく3週間後に・・。
つい先日のメールでは「2024年1月28日到着予定」とあったので、すっかりその気でいたのだが、いったいどうなっていることやら~。
いずれにしても、早くなったのはいいことには違いない。
それからは「AXIOM80」の試聴なんか吹っ飛ぶ思いで、デジタル・ケーブル(光とRCA)などの接続におおわらわ。
既存の2台の「DAC」も外して、残したのは「エルガー プラス」(英国:dCS)だけとなった。エージングも兼ねて向こう半年ばかりは専用として使い込んでやろうという魂胆である。
で、この「DAC」の購入の決め手だが、まず何よりも実際に聴いてみて気に入ったことが第一で、Yさん曰く「旭化成のチップ4499もたしかにいいのですが、少しデジタルっぽいところがあります。その点、このDACに使ってあるローム(国産)のチップは癖が無くてヴォーカルや弦楽器が自然です」。
なるほどねえ~、Yさんの耳を信用することにしよう・・(笑)。
ただし、リモコンの扱い方がイマイチ「?」なのでYさんに教えてもらうことにしよう。
で、待望のYさんが定刻通りご到着。
かくかくしかじかと、申し上げるとまずは「リモコンの使い方」が氷解、次に「ヒューズを交換しましょうよ」、と既存のDAC「A22」(GUSTARD)から「黄金ヒューズ」を取り出して付け替えてもらった。その間5分程度。
さあ、それからいよいよ「AXIOM80」の試聴となったが、「DAC」は「プリアンプ」ほどには音質の支配権を持っていないと思うけど、それでもシステムの大切な要素であることは間違いない。
おそらくアンプやスピーカーとの相性も変わってくることだろう・・。
そして、結局この日はとうとう我が家の5系統のシステムを順次聴いてもらう羽目になった。
以下、続く。