☆ NHK「BS1」チャンネルと「BS3」チャンネルの統合
昨年(2023年)の12月1日からNHKのBS放送「BS1」と「BS3プレミアム」が統合して「BS1」になったのは周知のとおり。
「縮小するなんてこの情報化の時代におかしなことをするなあ・・、手抜きじゃないか、サボりじゃないか」と思われた方は、おそらく自分だけではあるまい。
ところが・・、月刊テレビ番組表によるといつのまにか従来の「BS4K」が「BSプレミアム4K」になっているんですよねえ。
ちなみに「4K」放送は画素数が「829万画素」、従来のハイビジョン放送は「207万画素」だから画面が4倍美しいとされており、たしか音質もいいはず。
なんだ、そんなことなら「ハイビジョンを1チャンネル減らした分をどうか4K放送でお楽しみください」とはっきり言えばいいものを・・。
で、ここから先はまったくの憶測になるが・・、実はまだ「4K」放送に対応できるテレビチューナーが全国津々浦々に行き渡っていないのではなかろうか、つまり一部のご家庭ではまだ「4K」放送を見れない・・。
ということは、NHKは公共放送の使命として電波の公正という観点から「4K放送を見てくださいと声を大にしては言えない」という引け目がある、と睨んでいるがどうだろうか。
もし、その辺の裏事情に詳しい方がおられましたら、どうかご教示ください。
ちなみに、現在「NHK BS8K」放送も細々とやっているが、「8K」が見れるテレビってメチャ高価なはず・・、しかし、そのうち廉価になって普及しだすと、画質、音質ともに「8K全盛時代」を迎えるはず。
もちろん、レコードは別にしてCDなどのデジタルソフトは早々に駆逐されて「8Kがあれば十分」という時代がいずれやってくるのだろう。
ただし、「8K」に対するニーズがどれだけ高まるかということにもよる・・、何しろ「現在の映りと音質でも十分」という方が相当数いるはずだから(笑)。
☆ トヨタの殿様商売
先月のこと、次のような文書が舞い込んできた。
要するに「リコール」である。所要時間が45分程度というからすぐに出かけて済ませてきたが、その待ち時間に担当さんと次のような会話を交わした。
「新型のクラウン・スポーツは売れてますか?」
「ハイ、上々の滑り出しですが、各販売店には1台の割り当てしかありません。今注文しても納車は2年後になります」
「え~っ、2年後ですか! いつからトヨタは殿様商売になったんですか」「・・」。
「殿様商売」とは・・、「商売上の売り手として、サービスや質の向上といった工夫や努力をせず、買いたければ買え、いやなら買うなと、顧客に対して上から目線の鷹揚な構え方で商売を行うさまを意味する表現。」だそうです(笑)。
とはいえ、トヨタは質の向上は日夜怠らず図っているのだろうから、厳密には「殿様商売」は当てはまらないが、「顧客に対して上から目線」という状況はまったくそのとおり。
そんなにお客を待たせていいものだろうか・・。
こういう循環になると、在庫を抱えることもなく計画どおり注文に応じて悠々と生産に取り組めるのでメーカーにとっては「いいことづくめ」だろう。
だがしかし・・、
日本のクルマ業界は正直いって「トヨタ 一強」である。この状況で納車もすぐに出来るとなると他のメーカーは売れ行きが落ちるばかりだろう。
「そんなに2年も待てない」というユーザーは必ずいるはずなので、他のメーカーに流れていく・・、そこに商機が見出せる。
つまり、トヨタの納車遅れは他のメーカーを救っていることになる。
となると、一概にトヨタを謗れない・・。
で、唯一の解決策となると・・、日産、ホンダ、マツダ、スバルさんたちよ、トヨタに負けない魅力的な車を早く作ってくれ~(笑)。
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