つい先日、富士見市の鳥は『カワセミ』だと妻から聞いた。
私のエリアでよく出くわす鳥なのでなるほどとは思うが、まさか「市の鳥」になっているとは少し驚いた。
そんな富士見市の市役所の周りにはいま藤がきれいに咲きだしている、散歩がてら見に行ってみた。
役所脇の道なりにきれいに藤棚が並んでいる、まだ白い状態でこれからのものも多いのだがいたるところに藤紫の色を披露している花もたくさん咲いていた。
広場の中央にあるハナミズキを背景にするととても楽しめる景観となる。
赤、ピンク、藤紫ととても素敵な眺めである、市民の憩いの場所としてこの日もたくさんの人が訪れていた、
ハナミズキといい下のツツジといいとてもきれいに手入れされているのがわかる、なんとなく嬉しくなります。
横の公園には藤棚を盛り上げるようにたくさんのチューリップも植えられている、こちらは今が盛りという雰囲気で美しい姿を披露していた。
ピンク、(白が混じった)赤、オレンジと色合いも藤とのコントラストがとても良い。
子供が小さい時にはよくこの横にある図書館へ来ては本を借りていたものだが、こんなに花を色々植えているところがあるという認識はなかった、たまには来てみるものである・・・とつくづく思う。
こちらの藤はご覧のとおり見事に咲き誇っていた、左奥に道路沿いの藤棚が見えている。
このほかの花壇の色合いもとても素敵だった、車の往来が多いのであまりCobbyの散歩コースとしていなかったのだが、どうしてどうしてカメラ下げて歩くにはもってこいのコースとなりそうだ・・・。
帰り道病院の横を通ると消防訓練なのかはしご車が入り口に止まっていた。
これがまた良く整備された車両で、車体の赤がとても印象的だった、
どこか昔から見る消防車と少し違って見えたが、いかにもハイテクな感じになっているというところか。
パトカーなどと違って、なんか子供心を刺激されるというか「ワクワク」してしまうのは男の性分でしょうか(笑)、大事にされているのがよく分かる消防車だった。
このあとはいつもの散歩コース、ただ時間が6時前くらいでいい日の傾き加減だったので素敵な色の景色を見ながら散歩を楽しめる時間帯だった。
畑を耕すトラクターがのんびりした田園風景を演出している、
脇に広い幹線道路が走っているのだが、その騒音を消してしまうくらい長閑な景色である。
見慣れた景色も時間帯でこれほど違ったものを感じさせてくれるのかと小さな発見をする、My Home Town。
季節が変わってきたのが冬場に見ていた雲とかなり違うことでもはっきりわかる、きょうは優しい雲だった。
この夕日を背に受けて月夜のベンチの丘では伸びた菜の花が素敵なシルエットを作って目を楽しませてくれる、自然の造形とは二度とない形ゆえに美しさを感じさせてくれるのだろうか・・・。
帰り際に沈む夕日が見せてくれた菜の花の黄色を超える美しさの「黄金色」、伸びた草に僅かな時間だが素晴らしい色を見せてくれた。
Ai AF nikkor 50mm f/1.4D を最近は常用しているがとても素直な色合いと風味がとても気に入っている、完全に50mmのツボにはまってしまったようだ(笑)。
Zeissだけでなく50mmのバリエーションを増やしていきたくなった、しばらく抜け出せそうにない・・・。