しばらく前に所沢の店舗にて駐車場の清掃を行った。
その際に道路との境界線に生えているお茶の木(いかにも所沢らしい)を枝打ちして整理していたら、こんもりした枝の中央にに鳥の巣があったのだった。
これには参った、人が触ったりすると親が育児放棄をするだろうし、今まで隠れていたお茶の枝や葉を払っちゃうと害敵に見つかり易くなってしまうし・・・困ったあげく、枝などでなんとか隠してあげて見つかりにくくしてあげたのだった。
問題はヒナの方で、しばらく間を置いて様子を見ていたがなんとなく弱ってしまっているような・・・、親はどこへ・・・状態だった。
ところが何日か経ったある日、電線にとまる親鳥らしき姿と巣立って近くの大きめの木の中でたぶん「食べるものくれ~」と親鳥に訴えている小鳥の声が複数聞こえるようになってきた。
これには掃除して枝を払ってしまった女性スタッフたちも安心したようで、こぞって「よかった~!」と叫んでいた。
遠目でこの親鳥がなんの種類なのか気になっていたがなかなか分からず、今日バードウォッチング用のグラスと望遠レンズつけたカメラを持って出かけた。
お昼前くらいにようやく親鳥が姿を見せたので、窓越しに双眼鏡で見てみたがなんと「モズ」だった、ついでにカメラを構えシャッターを切る。
ちょうどこの時も3羽ほどのオナガがやってきていたのだが、近くに子どもたちがいるせいかこの比較的小いさなモズが3羽のオナガたちをけちらいしていた、親というのは強いですね。
まだ小鳥たちも一人前になるまでもう少し時間がかかるだろうから、もうしばらくはこのモズたちの育児の様子が見られそうだ・・・。