24日(土)朝の散歩でとても珍しいトンボを見つけた。
今日はいつもと反対方向へコースを取ってCobbyの散歩に出た、少し遅い時間だったので土手は日陰もなく彼にはかわいそうかなとの配慮だった。
向かったのは地元の諏訪神社、ここに確か境内の横から散歩コースのようなものがあったのを初詣の時に見ていたので確かめに行ったのだ。
その場所は「雲居の龍」と名前が付けられていた、
こんもりした森の中はとても涼しく快適だ、ただし夏場は虫が多そうだ。
弁天様だったろうか(不明)、周りを池のように水場に囲まれたおしゃれな造りの祠があったり、歩いていてとにかく周りの喧騒から視界も音も遮断された一画になっている、これは散歩にはうってつけだ。
そんな森の中をしばらくCobbyと歩いていると目の前をヒラヒラと赤いものが飛んできた、けっこう昆虫にしては大きい感じだ。
トンボであった、とてもきれいな赤い翅は透けており見た目イトトンボを大きくしたような感じで胴体がとても細い。
昨日のキジといい今日のトンボといい持ち合わせたカメラの弱点をつく対象ばかりでなんともため息だった(今日はデジカメ:TG-2)。
目いっぱいのズームで画質もとても悪くなってしまう・・・、残念。
概要:
『ニホンカワトンボ』(以下Wikipediaより) |
日本ではカワトンボ科の5属7種が生息し、カワトンボ属には本種とアサヒナカワトンボの2種がある。従来東日本の個体群のヒガシワトンボ(Mnais pruinosa costalis Selys, 1869)と中部以西の個体群のオオカワトンボ(Mnais pruinosa nawai Yamamoto, 1956)と呼ばれていた種が、2004年にDNAのITS1領域の塩基配列と外部形態による解析が行われ、2006年に「日本蜻蛉学会和名検討委員会」で本種に統合された。従来ニシカワトンボやヒウラカワトンボと呼ばれていたアサヒナカワトンボと非常に似ていて、この種との雑種も知られている |
東京はもとより関東を含め全国11の都道府県では絶滅危惧種、それ以外でも学術重要種などになっているそうだ。
やはりこれはとても珍しいものを見たようだ、この個体の翅を見るとどうやら成熟したオスらしい。
こんな貴重なトンボを朝から見られたのは諏訪神社のご加護によるものか・・・。
調べれば調べるほどD700+300mm持っていけば良かったと後悔することしかり、まあこればかりはしかたないです、写真に収められただけでもラッキーと思いましょう。
諏訪神社に感謝・・・。