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趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

九州旅行4日目(3月14日 湯布院編その2)ほてい屋へ

2008年04月01日 | 01. ドライブ・旅行記

宿(ほてい屋)露天風呂~夕食

 

昼前から湯布院を散策&ショッピングすること5時間、お昼は食べなかったが

3時のお茶や買い食い、試食でつないでしまった。

でも歩いたおかげで夕食にはちょうどいいくらい。

 

4時過ぎに宿に到着。といっても狭い町のこと歩いてもいける距離。

ほてい屋に着くとまず玄関先で矮鶏(ちゃぼ?)のお出迎え。

最近ヒナがかえり大家族になったとか・・・。

 

チェックインを済ませ、部屋に案内される。

って、その前にほんとはさつま芋や温泉卵を食べるのでは・・・忘れた!

ほかにお客がいなかったのですぐに手続きが終わり案内だった。

 

 

露天の場所を教えてもらいながら部屋へ、離れの2階である。

といってもけっこう離れ同士は近かった。

なんか昔懐かしいような引き戸をガラガラと開け、これまた見覚えのある玄関。

すぐに階段を上がり2階へ。

 

 

2階へ上がるとなが~い廊下が。

 

三方廊下で囲まれる部屋

 

部屋自体は八畳+八畳なのだが、奥の廊下に椅子があり、

別室のようになっているためさらに広く感じる。

 

 

手前の部屋から見る様子。

 

奥の椅子も洒落てます。

 

部屋の窓からは母屋と茅葺きの「ほていの間」が見えます。

なんか田舎に来たようでうれしいですね。

その手前は家族風呂です。

 

 

外は雨はもうやんでいるのですが相変わらずの曇り空。

星は期待できそうもありません。

 

 

こちらは洗面所、窓がいい味出してます。

板の使い方も凝ってます。

部屋をひとまわりして思いあたったのはそう「昭和」の匂いだ!

子どもの頃を思い出してしまいました。

 

 

それでこちらが部屋の檜・露天風呂。

いい感じです。

 

 

そしてこれが「絶景露天風呂」の由縁。

以前は上の透明の屋根がなくもっと展望が良かったようだが、

いい天気の日ばかりじゃないですものね。

ちなみに壁の2段目は開閉式でした。

 

 

今は由布岳も見えないので、二人で宿の露天風呂へ。

女湯(左)には入り口に扉がついてましたが、男湯には長めの暖簾のみでした。

 

 

脱衣所から露天風呂までは写真のように階段を少し下りていくようになっている。

これもまた一興です。

 

 

こちらがその湯船(左側)、大きな岩でくびれをつくり瓢箪のような形になっている。

 

 

こちらが右側で「ぬるい」となっていた(左側が「あつい」)。

でも入ってみるとどういうわけか熱さは変わらず、どちらもちょっと「ぬるめ」だった。

露天を囲む景色は開けており、天気が惜しまれました。

 

 

入ったときは私一人だったのだが、あとから韓国の方が二人入ってきました。

温泉のマナーは知らないようで、ちょっとがっかり。

後で食事のときに仲居さんに聞いたが、部屋から風呂場までどうゆうかっこでいったらいいか

聞かれたそうで「ヌードはだめ」とまじめに答えたそうだ(笑)。

聞けば浴衣のまま風呂に入る外国人もいたそうだ。

 

風呂から出ると目の前に休憩所が。

 

 

いろんな飲み物が氷でいい感じに冷えてました。

お茶とジャスミン茶は無料となっていたのでさっそくいただきました。

湯上りのため非常においしく感じおかわりをしてしまった。

 

 

またそばには自由に使える六角堂もあり、夏場などここで昼寝などもokのようです。

茶室のような感じです。

 

 

風呂が済めばさあ食事。

どちらの部屋で食事しますかと聞かれたので、せっかくだから床の間のあるほうを選ぶ。

コタツもあるしエアコンもあるのですがこの日は両方つけてました。

そのくらい涼しいというか寒かったですね。

 

部屋の窓から見ていたのですが、ここは離れがほとんどで食事の際仲居さんが一品ずつ

調理場から各離れまで小走りに運んでおりました、それは大変そう。

この姿を見てしまって、私たちの部屋は加えて2階ですので用意した「心付」を開けて

もう一枚足しました(笑)。

 

さあ準備も調い「いただきます」。

目の前にはすでに一の膳のようになっております。

柚子蜜の食前酒、先付け5種、イカの塩辛、お刺身に練り物、そして土瓶蒸し。

 

 

松茸の入った土瓶蒸し、いい香りでいい出汁もでてとても美味しかった。

 

 

椀物は地取れのお野菜を使ったもの。たけのこがこれまたいい味と歯ごたえ。

 

 

一番下になっていたかぼちゃ。これがまた柔らかくて甘くておいしかった。

 

 

そして特別に料理長から「銀婚式記念」にとサービスされたローストビーフです。

もちろんいいお味。

 

 

次が確か鯛を使ったもち米の料理、名前は忘れてしまった。

食感が良く、色も春らしくて見た目もとてもきれいでした。

 

 

続いて洋風で出てきた、蛸壺を模した入れ物に入ったグラタン。

和洋折衷もなかなかいいですねえ。

 

 

そしてこちらがほてい屋さんお得意の「豊後牛の朴葉焼」。

 

 

中はこうなってます。自家製の秘伝味噌の上にのせて火にかけます。

味噌の味が牛肉にとてもよく合って美味しくいただけました。

お味噌は後でご飯と一緒にいただいたが、おかわりできちゃいます。

 

 

天ぷらには雪ノ下も。

 

 

こちらはアワビ、歯ごたえ・お味ともに最高。

おなかの具合もそろそろいっぱいです。

 

 

そしていいタイミングでご飯、香の物、汁物。

ピンク色したものは山芋、サクサクと美味しい。

 

 

赤だしも仲居さんが一生懸命走ってくれたのか、とても温かかった。

ご飯では先ほどの「朴葉焼」の味噌もいっしょに美味しくいただきました。

 

 

最後のデザートはフルーツと苺のムース。

 

 

この旅行の中で一番美味しく、適量にいただけた夕食ではなかったでしょうか。

仲居さんもとても気さくでお話の上手な方で食事も楽しくいただけました。

 

食事が済むと、仲居さんから「お布団の用意をいたしますのでお散歩にでも」とすすめられ、

確かこちらのほてい屋さんでは夜はロビーで囲炉裏を囲んであられを自由に作って食べたり

焼酎の無料サービスがあるのを思い出した。

 

でも私には夜の由布院駅界隈を散策してみたいという計画があったのです。

8時過ぎで少し寒いかと思いまししたが、

妻も賛同してくれたのでしっかり着込んで外出しました。

 

と、夜の湯布院へ・・・つづく。

「ほてい屋」地図



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