6/13日夕方より15日の夕方までまる二日間を角館で過ごしてきた。
朝・昼・夜の角館を見てきて、やはり一番印象深いのは「早朝」でした。
写真を撮っていても一番「画になる」時間帯なんです。
14日(金)と15日(土)の2日朝の様子を振り返ってみる。
まずは14日朝4:30日の出とともに目覚める、
空がとてもきれいだった。
まだベッドで寝ている妻に「ちょっと写真撮ってくる」といってホテルを出た、
もう少し日が高くなるのを待ちたかったので、まずは桧木内川桜堤へ向かった。
桜堤をこうして見ると「北」の方角なので、太陽は右手から昇ってくる。
そのせいもあり、桜の木々が日陰の角度になるのでさらに緑が濃く見える。
こちらは桜堤の歩道(桜のトンネル)、横から光が射し始めている(5:11)、
とても清々しい気分だ。
これを待って武家屋敷通りへ向かった。
Title:“武家屋敷の朝”
雲があるせいか、残念ながら武家屋敷に着いた時は日が差していなかった(5:19)。
既に武家屋敷のそちこちで清掃が始まっていた、聞いてはいたがびっくりです。
武家屋敷のお店なども冬以外は8:00より開店して、早いなあと思ったが、その3時間前である。
地域のボランティアの方もいるとか・・・、それで人が住んでいない屋敷前も綺麗なんですねえ、
ほんとにゴミひとつ落ちてないです。
上の写真はまさに「角館」武家屋敷の朝にふさわしい景色なんですね。
Title:“非公開の美”
日が差すのを待ったのはこちらの写真を撮りたかったからなのです、まだ雲があり残念でした。
「医薬門」や「冠木門」ほど特徴はありませんが、こちらのお屋敷にはなぜか魅せられてしまい
二日間で4回ほど写真を撮りに来てしまうほど。
下の写真はこのあと9時少し前に後藤さんと散策中に訪ねた時のもの、
9時にはこれだけ日が差していたのですが、これでは日が高くなり過ぎなのです。
6~7時台だと庭の奥から低い太陽がこの門を道路の中ほどまで貫いてくるはずです。
その一瞬を撮りたかったのですが・・・、二日間の滞在では撮れませんでした。
それでも上の写真でわかりますが、門が切り取る四角形の中に庭石と植木が素晴らしいバランスで
配置され、とても美しかったのです。
Title:“滑川家の松”
こちらはそのおとなりの滑川家(猫グッスの店)の素敵な松の木。
この時間写真を撮ると光の具合から、冠木門や黒塀が真っ黒になりその松が俄然存在感を増します。
下の秋田蕗も素敵なアクセントですね。
そして待ちに待った「角館・武家屋敷」といえば・・・、
Title:“巨木の町”
これですね、シダレザクラを中心に大きな木々が12間(約11m)ある道路を覆いかぶさるように
せり出してくる迫力、まさに深緑の角館。
場所によっては中央で枝が交差している所もあります、すごいですよね。
時間が早いのでまだ人がほとんど歩いていないのもこの時間の「お得」なところ(笑)。
こちらは石黒家の大きな樅の木ですが、こんな大きな木が黒塀のすぐ脇に植えられています。
母屋の茅葺き屋根と合わせいい眺めです。
上を見あげれば・・・、
Title:“天駆ける樅の木”
和製「ジャックと豆の木」ではないが、天をも貫く勢いで高くそびえている。
そのさまはとても力強く、周りの木を超えたあたりから大きく枝を伸ばし葉を広げており、
石黒家の勢いを象徴しているかのごとくですね。
Title:“静かなる門”
まだまだ公開には時間が早く、閉まっている門(石黒家)。
この姿はこの時間でならでは、門に施された5つの丸い鋲、多分裏側の止め木を支える金具だと思うが・・・、
昼にはみられない、朝の静けさを際立たせているような佇まいである。
静寂の中、小一時間ゆっくり写真を撮りながらファインダー越しに見る武家屋敷はまさに別世界でした。
二日目に続く・・・、
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