【帰国】パース⇒バンコック⇒福岡
最後の日になりました。部屋をかたづけ、使った食器を洗い、すべて元の位置に戻しました。10時までに、チェックアウトします。
「チェックアウトを」
「サンキュー」
「バイバイ」
ということで、追加料金なしで、チェックアウト完了です。
ホテルの前にバス停があり、380系統が停まるのは確認済みです。こっちのバスは、タクシーのように手を上げないと、バス停といえど、停まってくれません。それは、多くの系統のバスが通るため、人がいるからといっても、いちいち停まらないのです。
15分ほど待ちで、380系統が来ました。手を挙げて合図します。あ、べローンとステップを出してくれます。大きなスーツケースを持っていたからですね。
↓スマートライダーの残額が7ドルくらいあるので、タグオンして乗り込みます。
無事に、空港第一ターミナルに到着です。降りるときは、タグオフして降ります。スマートライダーの残高は、約2ドルということで、まあまあ上手く使ったというところです。
バンコク行きのタイ航空TG482便は16:30発なので、かなり時間に余裕はありますが、空港の待合所でゆっくりしましょうかね。
カンガルーとも、おさらばです。
TG482は、ほぼ定刻で出発です。到着が若干遅れ気味だったので、乗客が乗り込むと同時にトーイング車で押し出す、という慌てぶりです。なので、動き始めてもまだ着席していない客もいます。
機材は、A330-300型です。満席ではなく、若干余裕はあります。
離陸後、すぐにお酒主体のサービスが始まります。あまり飲めないN村は、アップルジュースをオーダー。お代わりも聞きにきましたが、飛行機の中のトイレは極力行きたくないので断ります。
そして、続けて食事の提供です。水やジュースも付いている。さらに、コーヒーサービスも、あったりして。
⇒我慢できず、トイレへ。飛行機のトイレって、行列なんだよね。それに狭い。なかなか出てこないな、と思ったら、おばちゃんが歯ブラシ持って出て来た。念入りに、歯を磨いていたのか。
バンコック到着前には、アイスの提供があります。これは、美味い。
TG482は、定刻通りにバンコック国際空港に到着です。
↓これは、優れものインフォメーションだ。航空券のバーコードを読み込ませると、乗り場などの案内をしてくれる。
バンコック⇒福岡は、G1Aのゲートです。機材は、先ほどと同じの、A330-300です。こちらも、満席ではなく若干の余裕あり。
タイ航空TG648便は、定刻通り午前1時に、福岡に向けて出発です。ANAとの共同運航便なので、日本人のキャビンアテンダントも乗務しています。
深夜便なので、すぐに軽食が出ます。
朝方、到着前に朝食が出ます。チキンか、オムレツの選択可。
↓オムレツです。
TG648は、定刻どおり福岡空港に到着。夏のオーストラリアから冬の福岡に帰ったら、外気温は4℃だった。さみ~
おしまい
[編集後記]
最後まで、読んでいただいた方、有難うございます。今回は、ユナイテッド航空のマイルを使用した旅なので、すべて自力でやらないとなりませんでした。ホテル・レンタカーの予約はネットで事前に済ませ、観光地へは自力で行く。さらに、ホテルで自炊と、なかなか厳しい旅でしたが、それもまた楽しであります。
編集なんかしたんか?と思われた方。あまり時間もかけずに書いているので、誤字・脱字等、文章のおかしなところが多々あります。一度、ざっと書いてからそのあたりを編集します。ただ、見逃しも多いので、公開後に気が付いた点は修正してます。なので、数時間たったら、ちょっと違う文書になったなということはあります。
スピード違反には厳しいといわれているオーストラリアでの運転は気を使い、トラップにかかることなく安全運転で終えることができました。スピード取締りも頻繁に行われており、交差点の信号には信号無視取締り用のカメラが設置されていることもあります。レンタカーの場合は、レンタカー会社を通じて、違反金の納付連絡が来ると聞いています。
スピード以外では、後部座席もシートベルト必須。また、子供が乗車する場合は、チャイルドシート必須となり、交通違反の対象となるので注意しましょう。
パース周辺はFWYが発達しており、車線も多いので頻繁に車線変更が行われます。ウインカーを出したと思ったら、短い車間距離でも入ってきますので、注意しましょう。ラウンドアバウトは、日本では馴染みが薄いので、しっかりとルールを理解しましょう。特に、ラウンドアバウト内が優先ということを理解しないと、事故につながります。
たまに、車のリアウインドウに「L」とか「P」とかのステッカーが貼っている車があります。免許取得のための練習中なので、初心者マークと同じと見て、思いやり運転を心がけましょう。
パースは、いい所です。世界一、美しい街と聞いており、古い建物が多く趣があります。また、近代的なビルと、アンティークな教会とのコントラストもいいですね。ごみも少なくいいのですが、落書きなどはあります。(日本でもよく見る、へんな飾り文字など) 治安は良く(といってもどこでも注意は必要)、親切な人が多く、困っていると積極的に助けてくれます。
ただ、ホームレスもおり、道端では物乞いも見ます。特に、週末から現れるようです。喧嘩もたまに見ることがありますが、たいていは口喧嘩であり、警察沙汰になるような殴り合いは見ませんでした。
物価は、ガソリンを除き、日本と比べると概して高いです。価格は、すべて消費税込みで表示されています。硬貨は、5/10/20/50セントのシルバーコインと1ドル、2ドルのゴールドコインがあります。1セント硬貨は無いので、合計が5セント以下の端数になると、切り上げられます。紙幣は、5/10/20/50/100ドルがあり、両替するなら、50ドル以下の紙幣にするのがお勧めです。カードがほぼどこでも使えるので、VISAやMASTERがあればいいでしょう。ファーストフード店などでは、現金のみの所もあります。
オーストラリアのお札は、プラスチック製です。何年か前にデザインが変更されましたが、旧デザインのお札でも問題なく使えます。
ま、基本的に日本と同様のサービスや、常識の範囲内ではあるのですが、細かい所が異なる場合が多々あり、困ることがあります。前の人の行動を見ろ、というのは問題解決のいい方法なのですが、聞けば親切に教えてくれます。
食べ物は、異国の味なので、それを楽しむ余裕が必要ですね。美味しいものもありますが、これはないやろう、という味もあります。それでも、日々食べていると慣れていくものですが。
西オーストラリア州には、野生のコアラはいない。コアラは、オーストラリア東部に生息しているので、国立公園や動物園にいるコアラは、連れてこられたもの。または、園で繁殖したもの。
移民が多く、多くの民族が働いたり暮らしている。アジア系やインド系、それにイスラム系も良く目にする。旅行者は、東南アジアが近いせいか、アジア系の人が多いように感じる。旅行者は、日本人は少なく中華系が目につく。ただし、台湾や、シンガポールなどから来ている中華系も多いので、話してみないと分からない。欧米系も多いのだが、オーストラリア東部からの旅行者も多そうだ。一見して見分けがつかないが、現地のツアーなどで、ガイドさんが「どこから?」とか聞くので分かる場合がある。どこから?と聞くのは、英語のレベルを確かめる意味もあるのかも。
バッセルトンで、日本に行ったことがあるというインドネシア人家族に会いました。日本の印象は「とっても綺麗(CLEAN)」とのことです。ただ、道を聞いたり話しかけたりしても、全く英語が通じなかったと言っていました。N村も、達者ではないけれど、何とか意思の疎通は図ろうかなと努力はします。簡単なあいさつや、道案内くらいはできるようにしたいですね。その中で、「インドネシアは、行ったことあるよ」と言ったら、「ジャカルタ?」と聞かれ、「いや、バリ」と答えると、「バリは、インドネシアじゃないよ、ははは」と言われました。ん~、あそこは、同じ国でも宗教は違うし、別格なんだなと。
それと、フリーマントルで会った米国人夫妻も、「日本はCLEAN」という表現を使いました。そういう印象なんですね。
もう一度パースに行くか?と言われると、多分行かない。いい所だけど、もう一度オーストラリアに行けるとなったら、シドニーとかアデレード、タスマニア、ノーザンテリトリー、ゴールドコーストとか行ってみたい所は数多くあるから。
事故なしで帰れたのが、一番でした。
最後に、この旅行記がパースを訪れたい人の、少しでも役に立てばと思います。
おしまい