共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

ガンバります!

2019年04月13日 20時55分10秒 | 音楽

今日は午前中にいろいろと用事を片付けて、昼からはもう最後になるであろう花見を洒落こみました。ひらひら舞い散る桜吹雪を愛でながらのみたらし団子は格別です(そっちかいっ!)。

さてそんな与太話はともかく、花見から帰ってから暫くは練習に勤しみました。と言うのも、六月十四日に都内でフルートカルテットの演奏会に出演することになり、先日PDFで送られて来ていたその楽譜製本したのです。

それまでは送られてきたスマホの画面を見ながら練習していたのです。しかし、コンビニのコピー機でプリントアウト出来るということを教えてもらってやってみたら、本当にプリントアウトできて驚きました。全く、どんだけローテクな人間なんだか…。

今回送って頂いた楽譜は二曲で、一つはフランソワ・ボーンの《『カルメン』のメロディによる華麗なる幻想曲》とロッシーニの《フルート四重奏曲第一番ト長調》です。

《カルメン幻想曲》は、言わずと知れたビゼーの《カルメン》の旋律を散りばめ、尚且つそれを変奏していくという難曲で、特にフルートパートは一体どこでブレスをとっているのかと思うくらいに音符がギッシリと詰まっています。伴奏はピアノだったりオーケストラだったりするようですが、今回はヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの弦楽三重奏バージョンで、こちらもなかなかの音符量があります。ページのギリギリまで音符が書かれているので、一体とこで譜めくりをすればいいのか検討中です。

ロッシーニの作品は如何にもイタリアオペラ作曲家らしい軽やかで爽やかなものです。フルートだけでなく各パートにソロがあるのですが、これがまた如何にもロッシーニらしい伸びやかな『歌』に満ちたものとなっています。

来週月曜日には第一回目のリハーサルがあります。他のメンバーの皆さんのご迷惑にならないようにガンバります!

コメント
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