共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

さよなら平成歌合戦

2019年04月30日 22時55分28秒 | 音楽

今日でいよいよ平成が幕を閉じます。

午前に宮中三殿賢所で行われた天皇陛下の譲位の儀式は、非常に厳粛な空気の中で行われました。長い天皇家の歴史の中でも、皇祖天照大御神に天皇の位を譲るということを報告する祭祀は今までに一度も無かったことということですから、ある意味我々は非常に貴重な瞬間を目撃した『時代の証人』となったのではないでしょうか。

皆さんにとって『平成』はどんな時代でしたか?

私は平成元年に音楽大学に入学して、そこから今日に至るまでの道をスタートさせました。一時はプロのオーケストラにも入団しましたし、退団後は音楽教室の講師となって、今日までその仕事を続けています。その合間に様々なオーケストラやアンサンブルと共演し、オペラや室内楽といった楽しい舞台にも立たせて頂きました。

一方で平成5年に母を亡くし、平成16年に祖父を亡くし、平成23年に父を亡くし、三年前には遂に祖母を亡くしました。その他にも、嘗て一緒にお仕事をさせて頂いた諸先輩方や、仕事を通して知己を得た方も何人か彼岸に発たれました。

そして私も、気づけば立派なアラフィフとなりました。

そして平成が終わる今日、私は愛川町在住のシンガソングライターみらいあいこさんと一緒に、相模原市にあるライブハウス《すずらんハウス》で開催された『さよなら平成歌合戦』に出演してきました。

生憎の雨模様でしたが、それでも沢山のシンガーが集まりました。我々も《みらいあいこ&吾輩は猫かも知れない楽団》で参加させて頂きました。

他にも



楽団のメンバーでもあるオサギさんがソロタイムを取ったりして、なかなか変化のあるステージとなりました。

一頻り一巡してからもう一度ステージに上がることになったので、



《みらいあいこ&吾輩は猫かも知れない楽団》に、たまたま客席にいらしたパーカッショニストが飛び入りしてのパフォーマンスとなりました。普段いないリズムセクションが入ると、またグルーブ感が変わって面白いものでした。

さて、このブログを書いているあと一時間程で『平成』が終わります。来たるべき『令和』がどんな時代になるのか、今から楽しみにしていましょう。

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