今日は、先週ゲネプロをした墨田区交響楽団のウィンターコンサートの本番の日です。ということで、会場の江東区文化センターにやって来ました。
いつもは錦糸町にある大きなすみだトリフォニーホールで夏と冬の2回定期公演している墨田区交響楽団ですが、ここでも新型コロナウィルスの影響は避けられず、昨年の夏冬と今年夏の三度に渡って定期演奏会が中止を余儀なくされてしまいました。今回は定期演奏会とは違った小規模の演奏会ということで、いつもとちょっと違ったプログラムのコンサートとなりました。
今回はメインのプログラムもモーツァルトの交響曲ということもあり、またコロナ対策で通常二人一組で使う弦楽器群の譜面台を一人一台ずつ使うことになったため、狭いスペースを有効活用するために
通常なら管楽器やティンパニが乗るために組み立てる雛段を組まず、全員が平土間状態に並ぶこととなりました。また、客席もコロナ対策で
通常なら管楽器やティンパニが乗るために組み立てる雛段を組まず、全員が平土間状態に並ぶこととなりました。また、客席もコロナ対策で
一席ずつ互い違いに座るように指定されて、通常の半分くらいのキャパシティになっていました。
リハーサルは全体合奏で演奏する《ドン・ジョヴァンニ》序曲と
メインの交響曲《パリ》から始まりました。その後、弦楽合奏のレスピーギ《リュートのための古典舞曲とアリア第3組曲》のリハーサルとなり、更にその後に
オープニングで演奏される管楽九重奏版のブラームス《ハイドンの主題による変奏曲》のリハーサルとなりました。この管楽九重奏版のブラームスは初めて聴きましたが、馴染み深いオーケストラ版とは違ったシンプルな響きが心地良いものでした。
リハーサルの後、先週メンデルスゾーンの《結婚行進曲》をサプライズ演奏して結婚をお祝いした指揮者氏から差し入れを頂きました。それが
この『たわわ』というお菓子です。
これは指揮者氏の出身地である青森の銘菓だそうで、しっかりめに焼かれたアップルパイでした。私も御相伴にあずかりましたが、大変美味しいお菓子でした。
本番は、これまで練習してきた成果を遺憾なく発揮したいいステージとなりました。私もしばらくぶりのオーケストラのコンサートだったので、楽しみながら演奏することができました。
厚木に戻ると、風が一段と冷たくなっていました。明日は朝からかなり冷え込む予報が出ていますので、寝冷えして風邪をひいてしまわないように気をつけようと思います。