今日もなかなか寒い一日となりました。今日は普段勤務しているところとは違う学校の放課後子ども教室があったのですが、使用する部屋のあまりの寒さに速攻で暖房をいれたほどでした。
宿題をしたり工作をしたりして思い思いに過ごした子どもたちを送り出して、ミーティングを済ませて解散しました。そして帰りにいつも寄っている無人販売所に行って
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/f1/480746a4e60d0e0697137de1913bb50f.jpg?1674116404)
みかんを買って駅に向かおうとしました。
料金箱にお金を入れて、無事にみかんをGETできました。ひとつひとつがL玉くらいある大きさのみかんがこれだけギッシリ入って300円ですから、かなりお買い得ということができると思います。
網入りみかんをぶら下げて駅へ向かおうとしたら、後ろから
「おぉ〜い」
と野太い男声が聞こえてきました。振り向くと、農園主と思われる初老の男性が私を手招きしています。
『え、まさか無賃で持っていったと思われた?』
と思った私は
「あ、あの、お金ならちゃんと料金箱に入れましたけど…」
とドギマギしながら答えました。しかし農園主さんは
「違う違う ヾノ(*´∀`*)」
と手を振りながら笑って近づいてきたのです。
なおも
『何だろう?』
と思っていたら
「ちょっと出来過ぎたり傷しちゃったやつだけど、よかったら持ってきな。」
と言って
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/c3/ff359a17fe4d553460b31c60a2dba4ba.jpg?1674116997)
おまけとしてこれを手渡してくださったのです。一瞬受け取っていいものかどうか躊躇したのですが、有り難くご好意に甘えることにしました。
何でしょう…ものの数十秒間の些細なやり取りだったのですが、ちょっと涙が出そうになりました。長閑な小田原という地であればこそ、こんな人との暖かなふれあいもあるというものでしょう。
農園主さんのご好意を噛み締めながら、美味しくみかんを堪能しました。ただ、ウッカリするととジャンジャン食べてしまってあっという間に無くなってしまうので、それだけは気をつけようと思います(汗)。