今日は放課後子ども教室のある日でした。今月は帰りの歌として《たき火》を歌っています。
先週は山茶花について聞いたのですが、今日は2番の歌詞に出てくる『しもやけ』について子どもたちに聞いてみることにしました。改めて言うまでもありませんが『しもやけ』とは「凍瘡(とうそう)」とも呼ばれるもので、
冬場に寒さと暖かさの刺激が繰り返されることによって血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こる症状で、特に手足など末梢の血管では血行のコントロールがしにくくなって、赤く腫れたりかゆくなったりという症状が起こります。
昭和世代の私もご多分に漏れず、幼少期には毎年冬になるとしもやけに悩まされていました。しかし、さすがに令和6年にもなってしもやけになるような子どももいないだろうと予測していました。
そこで子どもたちに
「この中でしもやけになったことがある人✋」
と聞いてみたのですが、そこそこの人数の手が挙がりました。これは予想外の展開だったので、一瞬二の句が継げなくなってしまいました(汗)。
しもやけは、主にビタミンEが不足することによって引き起こされます。それを防ぐためには
このようなビタミンEを多く含む食品を摂ることが推奨されています。
子どもたちに聞いてみると、卵やアーモンドといったものには食いつきがいいのですが、アボカドやウナギといったものにはあからさまなくらいに好き嫌いがありました。それでも、しもやけを防止するという意味でもビタミンEをバランスよく摂るようにと話をしてから、みんなで《たき火》を歌って終わりました。
令和といっても子どもは子ども、昭和世代の我々と同じように、今どきの子どもたちもしもやけを起こすものなのだな…と、妙に感心してしまったのでした。