今日はまた暖かな陽気となりました。以前から暖冬だとは言われていますが、こうも暖房に頼らずにいられる冬もどうなのかと思います。
今日は12月29日なので、正月の準備は一切しませんでした。先日用意した松飾りも
昨日のうちに玄関横に飾り付けておいたので、今日は買い出しも含めて何もしていません。
12月29日に正月準備をすると『二重苦』につながると考えられていて、よろしくないという言い伝えがあります。他にもある12月29日のタブーとしては
●松飾りを飾らない
●餅つきをしない
●煮物を作らない
というものがあります。
松飾りは12月29日の他に12月31日に飾ると『一夜飾り』と言われて、やはり縁起が悪いとされています。餅つきは『二重苦』のタブーにつながり、煮物は煮込んでいる時に出る灰汁(あく)が『悪』に通ずるとして忌み嫌われています。
こうしたことを、私は明治生まれの祖母からいろいろと聞いて学びました。今、こういう古来からの風習を伝えてくれる人がどれだけいるのでしょうか…。