共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

入梅にエリック・サティ 〜 グノシエンヌ第2番

2020年06月11日 21時10分10秒 | 音楽
今日、関東甲信に梅雨入りが宣言されました。いよいよ本格的な雨の季節の到来です。

一応毎年覚悟しているとは言え、やはりこの時期の湿気には悩まされます。特にヴァイオリンやヴィオラといった弦楽器は湿気にすこぶる弱く、弾く部屋の湿度がちょっと高かったりすると忽ち御機嫌が悪くなるので大変なのです。

これから暫くは、我が家のエアコンは除湿で回しっ放しにします。過去2年間の実験で、エアコンは点けたり消したりするよりも弱く点けっ放しにしておいた方がトータルの電気代が安くて済むということが実証されているので、今年もそのようにするつもりです。

ところで、雨が降ると私はよくピアノでエリック・サティの《グノシエンヌ》を弾きます。しかも全6曲あるうちの第2番をよく演奏します。サティ特有の小節線の無い楽譜に音をひとつずつとつとつと置いていくような曲の構成が、何ともしっとりしていて素敵です。

短い作品ですが、雨のそぼ降る夜に世紀末パリのエスプリの一端を垣間見せるようなピアノの小品をお楽しみ下さい。




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