今日、勤務先の小学校で『アウトリーチ』という時間がありました。『アウトリーチ(outreach)』とは直訳すると「外に手を伸ばす」という意味で、困難を抱えながらも支援の必要を自覚していない、相談意欲がない、支援拠点に足を運ばない人など、従来の施設型支援から取りこぼされることが多い人々への支援手法として開発されました。
『りんご🍎パイ』をオーダーすることにしました。
『りんごとカスタードのワッフル』を提供していることから、似通ってしまうアップルパイを今まで避けていらしたようです。しかし、
現在ではそこから派生して意味合いが多岐に渡っていて、『アウトリーチ』には次のような意味もあります。
①医療や福祉の分野では、病院や施設から地域に出て、患者や当事者のところで活動をすること。支援が必要な人に対して、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報や支援を届けるプロセスを指す。
②心理学用語としては、支援者が対象者のもとへ出向いて支援することであり、訪問支援とも言われる。
③芸術文化や教育、科学技術の分野では、出前講座や出張コンサート、施設公開やホームページの充実等を指す。
今日はこの中の③に相当するもので、子どもたちの前にプロの演奏者を招いての出張コンサートというものでした。
今日出勤した時に、主任が
「折角楽器持ってるんだったら、先生(私)も混ぜてもらったらどうですか?」
と軽口を叩いてきたのですが、私は嫌味の熨斗を貼り付けて丁重にお断りしました。出演者はこの日に向けてかなり前から子どもたちに向けてのプログラム構成などを考えているのですから、そこにたまたま楽器の弾ける人間がチョロチョロ出ていったりしたら、折角の彼らの前準備がブチ壊しになるのです。
こういうところからも、今の学校現場が芸術に対して深く考えていないことが分かります。どんなに予算を使って音楽家を外注しようが、彼らにしてみたら私らみたいな音楽稼業は河原乞食か何かに見えているのでしょう。
そんな小学校勤務を終えてから、横浜あざみ野の音楽教室に向かいました。そして、いつものように《雫ノ香珈琲》に立ち寄りました。
毎年11月は開店周年月間ということで、様々なプレミアムメニューが登場します。今回はその中から
『りんご🍎パイ』をオーダーすることにしました。
これから旬を迎えるりんごをコンポートにしたものが口当たりの軽いカスタードクリームと合わされて、サックサクに焼き上げられたパイに添えられています。バニラアイスにもりんごのすりおろしがあしらわれ、キャラメルソースが全体を彩っています。
こちらでは毎年12月に
『りんごとカスタードのワッフル』を提供していることから、似通ってしまうアップルパイを今まで避けていらしたようです。しかし、
「毎年11月にパイを提供しているからにはアップルパイは避けて通れない」
ということで、今回実現したとのことでした。
毎年12月のワッフルも勿論楽しみなのですが、今回のアップルパイはそれとはまた違った味わいと食感で、全く違うものとして味わうことができました。まだまだ周年記念特別メニューはいろいろとありますから、また改めて堪能しようと思います。