共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

来たるべき日を待ちわびる山吹

2021年04月12日 18時05分10秒 | 
今日も一日の殆どを寝て過ごしていました。そのおかげか、昨日と比べると格段に具合が良くなってきました。

そんなこともあって、午後から外の空気を吸うためにちょっと散歩をしてみることにしました。すると道すがらのお宅の生け垣に



山吹の花が満開になっていました。

『七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだに無きぞ悲しき』

とは太田道灌の逸話に有名な和歌ですが、その歌の通りこの八重咲きタイプの山吹には実がなりません。しかし、実は一重咲きの山吹にはちゃんと実がなるのでややこしいところもあります。

八重咲きの山吹は、主に株分けか挿し木で増やしていく方法が一般的です。意外と簡単に出来るので、そうして増やしておられる方も多いやうです。

山吹の花言葉は『待ちわびる』。正にいつか現状が打破され、何の憂いも無く過ごせる世の中が来るのを待ちわびる気持ちを表しているかのようです。

さて、今は引き続き静養につとめて、また明日から子どもたちと憂い無く会えるように気をつけます。

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