共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

新年度の風物詩

2021年04月13日 18時38分28秒 | 日記
今朝はかなり体調が回復してきたので、検温をして平熱であることを確認してから小学校に出勤しました。まだ鼻詰まりが抜けませんが、これは風をひいた時に毎回最後まで残ることなので、特に不安はありません。

今日もいろいろとあった一日でした。特に今日は支援級の子どもたちではなく、交流に行った先の一般級でのことが気になって仕方ありませんでした。

中学年の子の交流で行ったのですが、この行った先の担任の先生が実はかなり昭和型の方で、子どもたちに対して威圧的な言動で恐怖政治を布いてしまう方なのです。子どもたちのちょっとした失敗や聞き逃しに対しても物凄く大きな声で叱責されるので、傍目に見ても子どもたちが萎縮してしまっているのが分かります。

勿論、ちゃんと話を聞いていなかったりした場合にはきちんと指導しなければならないと思います。ただ、申し訳ないのですがその先生は若干発音不明瞭なところがあり、私が聞いていてもたまに聞き取りにくく感じる瞬間もあるので何とも言い難いのです。

しかも叱責する時の言葉のチョイスがかなりキツめなので、男の子でも泣いてしまうことがあるのです。それでなくとも男の子の方がメンタル面が脆弱なのに、まるで傷口に塩を塗りこむような棘のある言葉がグサグサ刺さっているのを見ていると、他人事ながら居たたまれない気持ちになるのです。

今日も、一人の男の子が必要以上に叱責されて半泣きになってしまいました。詳しいことは伏せますが、私が個人的によくよく話を聞いてみると本人には如何ともし難い事情だったので、必要以上に気にし過ぎないように慰めた上で、差し出がましいこととは知りながら先生に事情を説明して落ち着いてもらいました。

本来なら私はあくまでも支援級の子のサポートなので、そんなことをするのは越権行為であろうことは重々承知しています。でも、理不尽とも思えるような叱責を受けて打ちひしがれている子を見て、ついお節介オジサンが顔を出してしまいました。

子どもたちを送り出して明日の準備を済ませ、帰りの電車に乗って帰宅している最中にも、半泣きになっていた男の子のことが頭から離れませんでした。だからといって私に何かできるのかというと…それは分かりません。

さて本厚木駅に到着すると、中央改札の横に



今年も通勤・通学定期券の交付がスタートしていて、窓口には交付を待つ人の長い列ができていました。昨今の事情を反映して、交付を待つ列は



ソーシャルディスタンスを保てるように工夫されていました。

さて、明日も小学校勤務がありますが、当然『あの先生』ともまた対峙することになるわけです。

はぁ…

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