毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
北野天満宮
今日からセンター試験が始まる。私の塾からも数名が受験する。12月の初めに「大学受験なんて・・」と息切れしかけた生徒も何とか気を取り直して受験する。まずはここまでたどり着けただけでもよかった。後は自分の力を信じて悔いのないように全力を尽くしてくれることを祈るのみである。
昨年のセンター試験は息子が受験したため、やはり尋常の心持ではいられなかった。自分の子供の受験には、塾長としての客観的な視点の中に、どうしても主観が入り込む。自己採点した息子から、惨憺たる結果を知らされた一年前の夜はかなりきつかった。あんな夜は二度とごめんだと思うが、それでも今となっては色々教訓を私に与えてくれる。大学受験では、子供自身が自分の意志をはっきりさせ、どんなことがあっても最後まで挫けずやり遂げようとする気持ちを持ち続けることがいかに大切かを改めて学んだ。親は子供の志望をサポートする役割に徹し、応援するしかない。結果がどうあれ、子供が全力を尽くしたのなら、その努力に対しては最大限の評価をしてやるべきだ、などと偉そうなことを言えるのも息子が無事大学生になったからだが・・。
しかし、いくら今年は客観視できるとは言え、塾長として傍観はしていられない。できうる限りの力添えは生徒たちにしてやりたい。そこで、例年通り、京都・北野天満宮の神梅を食べさせ、芽が出るようにその種を試験場に持って行かせることにした。去年は元日に息子の合格祈願に行ったときに買ってきたが、さすがに今年はそこまでのエネルギーはなかった。頼りの娘も、卒論のための実験でてんてこ舞いしているようでとても天神さんまで行く時間はないと言う。言うまでもなく私にもそんな時間の余裕は全くない。
「ならば私が行って来るわ」と妻が嬉しそうに手を挙げた。忙しい娘にご飯を作ったり、部屋の掃除もしてやりたいと思っていたから一石二鳥だ、と上手なことを言う。私にとっては渡りに船だから、「よろしく」と頼むしかなかったが、京都に行けるなんてちょっとうらやましい気がした。ああ、冬の京都はいいよなあ、しっとりして・・・。
「ああ、寒かった」
娘の部屋で一泊して帰ってきた妻は雪がちらつくほど凍てついた京都の様子を話してくれた。
「そのおかげかなあ、天神さんは人が少なかった・・」
と言って、買ってきた一式を渡してくれた。

破魔矢とお札と神梅、それと神社には「塾生全員、志望校合格」と書いた絵馬を飾ってきてくれたそうだ。早速センター試験に挑む塾生に神梅を分けた。生徒の多くが中学受験や高校受験の時に一度はこの神梅を食べたことがあるので、その霊験あらたかなことは自ら体験しているので、受け取る顔つきも神妙そのものだった。さすがにここまで来ると顔つきも引き締まって皆受験生らしい顔になっている。きっとうまく行く。
さらに妻がこんなものを取り出した。

「天神さんの本殿近くの庭を箒で掃いているおばあさんがいたから、軽く会釈をしたの。そしたら、こちらに来いと呼ばれたから近づいて行って、塾生のために合格祈願に来たんだと話したら、ポケットからこの金色の包みを出して私にくれたの。修学旅行生なんかにあげるためにいつも持っているんだって」
よく見れば五円玉が一つずつ金の紙に包んである。いかにも天神さんのご利益がありそうなので、高校生と小学生の受験生に謂れを話しながら、一つずつ手渡した。さすがに中学生の分まではなかったので残念だったが、彼らには神梅を多めに分けてやろう。
これでもう私のできることは区切りが付いた。後は生徒一人一人が実力を、いや実力以上のものを発揮できるよう祈るばかりだ。
「みんな頑張れ!!」
昨年のセンター試験は息子が受験したため、やはり尋常の心持ではいられなかった。自分の子供の受験には、塾長としての客観的な視点の中に、どうしても主観が入り込む。自己採点した息子から、惨憺たる結果を知らされた一年前の夜はかなりきつかった。あんな夜は二度とごめんだと思うが、それでも今となっては色々教訓を私に与えてくれる。大学受験では、子供自身が自分の意志をはっきりさせ、どんなことがあっても最後まで挫けずやり遂げようとする気持ちを持ち続けることがいかに大切かを改めて学んだ。親は子供の志望をサポートする役割に徹し、応援するしかない。結果がどうあれ、子供が全力を尽くしたのなら、その努力に対しては最大限の評価をしてやるべきだ、などと偉そうなことを言えるのも息子が無事大学生になったからだが・・。
しかし、いくら今年は客観視できるとは言え、塾長として傍観はしていられない。できうる限りの力添えは生徒たちにしてやりたい。そこで、例年通り、京都・北野天満宮の神梅を食べさせ、芽が出るようにその種を試験場に持って行かせることにした。去年は元日に息子の合格祈願に行ったときに買ってきたが、さすがに今年はそこまでのエネルギーはなかった。頼りの娘も、卒論のための実験でてんてこ舞いしているようでとても天神さんまで行く時間はないと言う。言うまでもなく私にもそんな時間の余裕は全くない。
「ならば私が行って来るわ」と妻が嬉しそうに手を挙げた。忙しい娘にご飯を作ったり、部屋の掃除もしてやりたいと思っていたから一石二鳥だ、と上手なことを言う。私にとっては渡りに船だから、「よろしく」と頼むしかなかったが、京都に行けるなんてちょっとうらやましい気がした。ああ、冬の京都はいいよなあ、しっとりして・・・。
「ああ、寒かった」
娘の部屋で一泊して帰ってきた妻は雪がちらつくほど凍てついた京都の様子を話してくれた。
「そのおかげかなあ、天神さんは人が少なかった・・」
と言って、買ってきた一式を渡してくれた。

破魔矢とお札と神梅、それと神社には「塾生全員、志望校合格」と書いた絵馬を飾ってきてくれたそうだ。早速センター試験に挑む塾生に神梅を分けた。生徒の多くが中学受験や高校受験の時に一度はこの神梅を食べたことがあるので、その霊験あらたかなことは自ら体験しているので、受け取る顔つきも神妙そのものだった。さすがにここまで来ると顔つきも引き締まって皆受験生らしい顔になっている。きっとうまく行く。
さらに妻がこんなものを取り出した。

「天神さんの本殿近くの庭を箒で掃いているおばあさんがいたから、軽く会釈をしたの。そしたら、こちらに来いと呼ばれたから近づいて行って、塾生のために合格祈願に来たんだと話したら、ポケットからこの金色の包みを出して私にくれたの。修学旅行生なんかにあげるためにいつも持っているんだって」
よく見れば五円玉が一つずつ金の紙に包んである。いかにも天神さんのご利益がありそうなので、高校生と小学生の受験生に謂れを話しながら、一つずつ手渡した。さすがに中学生の分まではなかったので残念だったが、彼らには神梅を多めに分けてやろう。
これでもう私のできることは区切りが付いた。後は生徒一人一人が実力を、いや実力以上のものを発揮できるよう祈るばかりだ。
「みんな頑張れ!!」
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