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またかよ・・。

 小沢一郎が民主党代表を辞任したところで何も感じない私だが、昨日の試合、松井の第2打席に代打を送られたのには憤慨した。
 「何故だ!ふざけるな、ジラルディ。いくら第一打席のサードゴロがボテボテでハラデーをとても打てそうな気配がしなかったからと言っても、すぐに代える必要はないだろう。松井を舐めるのもいい加減にしろ!!」
と無茶苦茶腹が立った。しかし、一瞬後にひょっとして松井に何か異変が?とイヤな予感がした私は、知り合いのブログをいくつか訪ねてみた。すると、1塁へ全力で走りこんだ際に、右足太ももに違和感を感じ、大事をとって交代したらしい、という情報を得た。「またかよ・・・」思わず私は絶句してしまったが、同時に体中が言いようのない脱力感でいっぱいになってしまった。いくら松井が打てなくても、今シーズンは「松井愛」を前面に押し出して最後まで応援し続けようと誓っている私ではあるが、これだけ次から次へと体に故障が出てくるようでは、松井の選手生命も風前の灯なのかな・・、そんな言いようのない寂しさに襲われてしまった。しばらく呆然としてしまったが、昨日はお稲荷さんに参拝する予定にしていたため、いつまでもボーとしているわけには行かない。
 「そうだ、お稲荷さんで松井の無事を祈願してこよう!!」
そう気持ちを奮い立たせて、家を出た。

 週の半ばの水曜日だけあって、さすがのお千代保稲荷も参拝客は多くなかった。参道に並ぶ店もシャッターを下ろした所がちらほらあって、どことなく寂しい。だが、いちばん驚いたのは、お稲荷さんの鳥居をくぐったすぐの店、いつもはお供えの油揚げとろうそくをセットにして30円で売っている店の1つが戸を閉じていたことだ。

 

 お千代保稲荷に毎月詣でるようになって、もう2年以上になるが、この店が閉まっているのを見たのは初めてだった。年中無休とばかり思っていたので、本当にびっくりした。「こんなこともあるんだねえ・・」一緒に行った伯母も驚いていたが、その店の前にある手洗い場の水が止められていたのには、もっとびっくりした。その手洗いはお稲荷さんのものだと当たり前のように思っていたが、状況から判断すると、閉店している店のものとしか思えない。だが、いくら自分の店が休みだからと言っても、水くらいケチケチせずに出しておけばいいのに・・と文句を言いたくなった。お稲荷さんの目の前で商売している者が、参拝する人の便宜を図るだけの度量をどうして持てないのか、不思議でたまらなかった。
 釈然としない思いは消えなかったが、いつまでも拘泥しているわけにはいかない。気を取り直して、隣の店でお供えとろうそくを買い、いつものように塾の無事と家族の健康、交通安全などを本殿に向かって祈願した。さらには別の社で、50円玉と5円玉1つずつを賽銭として、松井がケガから速やかに回復できるように願った。
 
 一通り参拝を済ましたら12時を回っていた。お腹もいい感じに空いてきたので、例のうどん屋「ちょぼ蔵」で昼食を食べることにした。私が注文したのは、今年初の「冷やし中華そば」。


山菜を中心とした具は麺の下に隠れている。「かき混ぜてから食べてくださいね」と店主が気を遣ってくれたが、「和風だしの冷たい中華そば」といった趣があって、なかなかおいしかった。この冷やし中華には、マヨネーズは不要だ。中華スープの冷麺にはマヨネーズはよくあうが、和風だしにマヨネーズはミスマッチな気がする・・。

 松井、もう大丈夫だ、安心してくれ。お千代保さんの霊験はまことにあらたかだから、きっとすぐによくなる。
 でも、決して無理はするなよ。

 

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