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疲れたときには・・

 ここ数日、体がだるい・・。地球の重力に引き付けられたように足は重いし、大気圧に上体が抑え付けられたような感覚が抜けない。昼過ぎからは少し楽になるが、午前中は体全体が重く感じられ、動くのも億劫になるほどだ。梅雨が近づくと毎年こんな感じになってしまう。季節の変わり目は調子が今ひとつなのはいつものことなので、特にどこかが悪いわけではないだろう(たぶん・・)。だが、連休後に、中間試験が各学校で始まり、土・日はその対策授業でずっと忙しいかったから、かなり疲れてしまったのは確かだ。この前の土曜など、最後の授業時間になる前にヘトヘトに疲れきってしまった。さすがにもう年だな、と実感せざるをえない・・。
 なので、ユンケルの世話になる回数が多くなった。今週など一日おきに飲んでいる。夏休みや冬休みの忙しい時期でもそれほど飲んだことはあまりないから、ちょっと飲みすぎたなと反省している。ユンケルに頼ってばかりいてはいけない、と思いはするが、なにせ意志薄弱な私であるから、ついつい手を伸ばしてしまう。だが、近頃はユンケルを飲んでも以前ほどの効果はないように思えるから、体の疲弊具合が年とともにだんだん増しているのかもしれない。くわばらくわばら・・。
 少し前から、パソコンで私立中を受験する生徒向けの問題集を作っているのも疲れがなかなか抜けない原因かもしれない。ブログで好き勝手なことを書き散らす分にはさほど疲れを感じないが、型にはまった問題をレイアウトも考えながら作成していくのは、自由度が少ない分だけストレスが溜まってしまうようだ。30分くらいパソコンに向かっているとイライラし始め、1時間近くになるともう限界だ。入力間違いも多くなってくるので、この辺りが潮時だと思ってその日の作業は終了する。以前はもう少し長いあいだ問題集作りができたのに、これでは思い通りに進まず、完成までしばらくかかってしまいそうだ。もうちょっと集中力を切らさないようにしなくては、と意気込みだけはあるが、なかなか実行が伴わない。こうなったら、たとえ短時間でもいいから、何度かに分けてPCに向かうようにした方がいいのかもしれない。

 この年になると、疲れが溜まるのはもうどうしようもない。簡単に疲れが抜けないのも仕方ない。ならばたとえだましだましでも、一時凌ぎであっても、少しでも体が楽になる方法を考えた出した方がいいのかもしれない。それにはまず・・、
 「甘いものを食べることだ!!」
なんて短絡的な考えだろう。でもやっぱり甘いものを食べればパワーが戻ってくるような気がするから不思議だ。そこで、久しぶり(1年ぶり以上かなあ・・)に見つけた寒天に、あんこを混ぜて食べてみようと思った。その時妻が、
 「あんこじゃなくてこれにしたら」
と渡してくれたのが、伯母からもらったという花園万頭の「ぬれ甘なつと」。なるほどそれはいい考えかもしれない。


 残念なことに、デジカメが近くになかったため携帯で撮った写真だから、あまりおいしそうに見えない。だが、一口食べてみたら、「甘なつと」の上品で控えめな甘みが口の中に広がった。おいしい・・。寒天とのバランスもちょうどいい。いつもなら、甘い甘いあんこをたっぷりと入れて食べるものだから、食べ終わる頃には少々くどくてムネヤケすることさえある。物足りないかな、と思うくらいが多分ちょうどいいのだろう。
 果たして疲れた私の体に十分な糖分が行き渡っただろうか。すぐに成果が現れるはずもないが、食べ終わってしばらくしたらだるさが少し減ったように感じられたから、それなりの効果はあったのかもしれない。

 まあ、もう少し早く寝て睡眠時間を多くとるようにするのが一番の疲労回復策であるのは十分分かっている。でも、ついつい寝るのが遅くなっちゃって・・。
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