毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
予防のために
政府が、新型インフルエンザに対する新たな「基本的対処方針」を正式に決めた。その中でも私が知っておかねばならないのは、学校に関する対処法であるため、以下にその要旨をまとめておく。
全国一律の対応から、感染拡大の度合いに応じて地域ごとに二つの分類で対応する方針に転換する。
まず、患者が少数の地域では感染拡大防止に重点を置き、従来の対策を踏襲し、学校・保育施設などの休校要請は市区町村単位とする。
これに対し、急激に患者が増えている地域では、休校も効果が薄いとして、患者がいる学校・保育施設単位で設置者が判断するとし、学級閉鎖も認める。
なお、個別の自治体をどちらの地域に区分するかは、都道府県などが厚労省と協議し、判断する。
現段階で、新型インフルエンザの患者が見つかっていない愛知県は、「患者が小数の地域」にあたるわけだから、「学校・保育施設などの休校要請は市区町村単位とする」ということになるであろう。今まで塾の生徒に色々聞いてみたところ、愛知県内で患者が一人でも見つかれば即休校、ということになっていたようだから、これによって対処法が変わるかもしれない。だが、生徒の住居がひとつの地域に固まっている公立の小中高では市単位の対応で済むかもしれないが、生徒が様々な地域から通学してくる私立中学や高校では、県単位の対応になるかもしれない。そうすれば、同じ愛知県でも患者が見つかった地域が私の住む市から離れた所だった場合、小中学校はいつもどおり学校があるが、高校や私立中学は休校、ということになる場合もあるだろう。一律の対応には違和感を持っていた私から見れば、当然のことだと思える。冷静かつ迅速な対応をするためには、各市町村にある程度の裁量権を持たせたほうがいいはずだ。
ただ、住んでいる地域は限定されるものの、通学している学校の所在地が広範な地域に渡っている塾生が集まっている私の塾の場合、一段と対処法が難しくなるような気がする。全県下一斉に休校となってしまうなら、判断もしやすかっただろうが、生徒によって平常どおり通学している者と休校となった者とが混在する状況では、どちらの生徒も納得できるような判断をしなければならない。これがなかなか難しい。生徒の健康を第一に考え、しかも塾としての責務も十分果たすため、このところ色んな場合を想定してあれこれ考えてきたが、これだという妙案を思いつくことはできなかった。状況は刻々と変わるものだ。愛知県内ではこのまま一人も患者が見つからないことだってあるだろうし、一両日中にわが市で見つかる可能性だってある。いくら考えても私の想像を超える事態だっていつ何時起こるかもしれない。結局は堂々巡りを繰り返してしまうだけだから、この際シュミレーションなどしないで、そのときの状況に応じた的確な対応ができるよう、できるだけ正確な情報を集め、それによって冷静に判断するのが一番いいだろうと考えるに至った。
生徒たちには、
「学校が休校になっても、一応塾はやることにしている。でも、市内で患者が見つかったり、塾生やその家族に患者が出たりした場合などは、休まなくちゃいけないだろうから、その時は塾から電話する。要するに電話がない限りは、いつも通り塾はあるってことだよ」
と、伝えることにした。
それと同時に、数日前から始めている、教室に入ってきた生徒に消毒液で手指を消毒させるのを徹底していこうと決めた。もちろん状況に応じては、マスクを付けるなど、予防措置としてできるだけのことはしていかねばならないと思っている。
「はい、消毒!」
と言って、霧吹きに詰め替えた消毒液を、シュッ、シュッ広げた手に掛けてやると、皆おとなしく手にすり込んでいる。「こんなことしても効果があるの?」と憎まれ口を叩く者もいるが、「予防のため!」ときつく言ってやると素直に従う。
願わくは、このまま終息せんことを・・。
全国一律の対応から、感染拡大の度合いに応じて地域ごとに二つの分類で対応する方針に転換する。
まず、患者が少数の地域では感染拡大防止に重点を置き、従来の対策を踏襲し、学校・保育施設などの休校要請は市区町村単位とする。
これに対し、急激に患者が増えている地域では、休校も効果が薄いとして、患者がいる学校・保育施設単位で設置者が判断するとし、学級閉鎖も認める。
なお、個別の自治体をどちらの地域に区分するかは、都道府県などが厚労省と協議し、判断する。
現段階で、新型インフルエンザの患者が見つかっていない愛知県は、「患者が小数の地域」にあたるわけだから、「学校・保育施設などの休校要請は市区町村単位とする」ということになるであろう。今まで塾の生徒に色々聞いてみたところ、愛知県内で患者が一人でも見つかれば即休校、ということになっていたようだから、これによって対処法が変わるかもしれない。だが、生徒の住居がひとつの地域に固まっている公立の小中高では市単位の対応で済むかもしれないが、生徒が様々な地域から通学してくる私立中学や高校では、県単位の対応になるかもしれない。そうすれば、同じ愛知県でも患者が見つかった地域が私の住む市から離れた所だった場合、小中学校はいつもどおり学校があるが、高校や私立中学は休校、ということになる場合もあるだろう。一律の対応には違和感を持っていた私から見れば、当然のことだと思える。冷静かつ迅速な対応をするためには、各市町村にある程度の裁量権を持たせたほうがいいはずだ。
ただ、住んでいる地域は限定されるものの、通学している学校の所在地が広範な地域に渡っている塾生が集まっている私の塾の場合、一段と対処法が難しくなるような気がする。全県下一斉に休校となってしまうなら、判断もしやすかっただろうが、生徒によって平常どおり通学している者と休校となった者とが混在する状況では、どちらの生徒も納得できるような判断をしなければならない。これがなかなか難しい。生徒の健康を第一に考え、しかも塾としての責務も十分果たすため、このところ色んな場合を想定してあれこれ考えてきたが、これだという妙案を思いつくことはできなかった。状況は刻々と変わるものだ。愛知県内ではこのまま一人も患者が見つからないことだってあるだろうし、一両日中にわが市で見つかる可能性だってある。いくら考えても私の想像を超える事態だっていつ何時起こるかもしれない。結局は堂々巡りを繰り返してしまうだけだから、この際シュミレーションなどしないで、そのときの状況に応じた的確な対応ができるよう、できるだけ正確な情報を集め、それによって冷静に判断するのが一番いいだろうと考えるに至った。
生徒たちには、
「学校が休校になっても、一応塾はやることにしている。でも、市内で患者が見つかったり、塾生やその家族に患者が出たりした場合などは、休まなくちゃいけないだろうから、その時は塾から電話する。要するに電話がない限りは、いつも通り塾はあるってことだよ」
と、伝えることにした。
それと同時に、数日前から始めている、教室に入ってきた生徒に消毒液で手指を消毒させるのを徹底していこうと決めた。もちろん状況に応じては、マスクを付けるなど、予防措置としてできるだけのことはしていかねばならないと思っている。
「はい、消毒!」
と言って、霧吹きに詰め替えた消毒液を、シュッ、シュッ広げた手に掛けてやると、皆おとなしく手にすり込んでいる。「こんなことしても効果があるの?」と憎まれ口を叩く者もいるが、「予防のため!」ときつく言ってやると素直に従う。
願わくは、このまま終息せんことを・・。
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