毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
目指せ、センター試験!!
センター試験を目指すことにした。と言っても、大学を受け直そうというわけではない。先日開始したフランス語のお勉強も、ただ漫然と復習していくだけでは、きっと近いうちに嫌気がさしてくるだろう。そうならないためには、やはりモチベーションを常に維持できるだけの目標を持つことが肝要だと気付いた。ならば、と私が思いついたのが、センター試験のフランス語試験で、満点と言わないまでも、それに近い点数を取ることを目標に設定し、日々そのための努力を怠らないようにしよう、ということだった。
調べてみたら、今年のセンター試験の外国語科目をフランス語で受験した人が165人いたそうだ。その平均点は134.81で、英語の118.14よりも高いが、ドイツ語の150.12、中国語の138.03、韓国語の149.97と比べれば、少しばかり点数が取りにくい結果となっている。フランス語の受験者数は165人であるが、こんなにも多くの人がフランス語でセンター試験を受験したというのは驚きだ。思うに、フランス語圏で年少期を過ごし、英語よりもフランス語の方に慣れ親しんでいる日本人の若者が受験したのだろうが、そうした若者が165人もいるというのは、日本が国際化した顕著な表れのようで、フランス語でセンター試験を目指してみようという私の突拍子もない試みを後ろ支えしてくれるようで、何とも頼もしい数字である。(ちなみにドイツ語の受験者数は124人、中国語は364人、韓国語は167人)
しかし、実を言えばこのところフランス語の勉強は全くはかどっていなかった。その理由は至極簡単、仏和辞典を探しても見つからなかったのだ。さすがに昔取った杵柄、初級の文章なら難なく読めるが、少し難しめになるともういけない、まずは意味を忘れた単語がいくつもある。「何だったっけ・・」と思い出そうとしてみても、古錆びた頭では思いだすのは至難の業だ。諦めて辞書で調べようとするのだが、肝心の辞書が手元にないのではどうしようもない。結果、中途半端な理解で終わらせるしかないのだが、それでは何のために勉強を始めたのか分からない。なので、辞書を見つけるのがまず第一だ、とあちこち探し回ったら、運よく事務室にある本棚にぽつんと置かれていた「ロワイヤル仏和中辞典」を見つけ出した。これは大学時代に使っていた辞書で、私の持っている唯一の仏和辞典だ。思えば30年以上も前に買った辞書であるのに、装丁もしっかりしていて、まだまだ十分使える。これさえあれば鬼に金棒だ!などと少々大袈裟なことを思いながら、早速勉強を再開した。
Leçon2 EN AVION
Le haut-parleur :"Mesdames, Messieurs, dans quelques minutes nous arrivon à Paris."
Pierre :Regarde, Papa. On survole la Seine.
M. Mercier :Qu'est-ce que tu cherches?
Pierre :La Tous Eiffel.
M.Mericier :Voyons, l'avion évite la ville. Mais la Tour Eiffel est toujours là! Et demain nous visitons tous les monuments de Paris.
【単語】haut-parleur スピーカー survole / survoler ~の上空を飛ぶ
evite / eviter 避ける ville 都会
【解釈】 機内で
スピーカー「皆さま、数分後にパリに着きます」
ピエール :見て、パパ。セーヌ川の上空を飛んでるよ。
メルシエさん:お前は何を探してるんだい?
ピエール :エッフェル塔だよ。
メルシエさん:いいかい、飛行機は街を避けてるんだよ。でも、エッフェル塔はいつもそこにあるんだ。明日、私たちはパリの記念碑をみな訪れるんだよ。
しかし、教科書の文章ってのは、つまらないもんだなあ・・。でも、センター試験のためなら、がまん、がまん!!
動詞の活用のおさらい。(現在形)
「aimer型」
j'aime
tu aimes
il aime
nous aimons
vous aimez
ils aiment
調べてみたら、今年のセンター試験の外国語科目をフランス語で受験した人が165人いたそうだ。その平均点は134.81で、英語の118.14よりも高いが、ドイツ語の150.12、中国語の138.03、韓国語の149.97と比べれば、少しばかり点数が取りにくい結果となっている。フランス語の受験者数は165人であるが、こんなにも多くの人がフランス語でセンター試験を受験したというのは驚きだ。思うに、フランス語圏で年少期を過ごし、英語よりもフランス語の方に慣れ親しんでいる日本人の若者が受験したのだろうが、そうした若者が165人もいるというのは、日本が国際化した顕著な表れのようで、フランス語でセンター試験を目指してみようという私の突拍子もない試みを後ろ支えしてくれるようで、何とも頼もしい数字である。(ちなみにドイツ語の受験者数は124人、中国語は364人、韓国語は167人)
しかし、実を言えばこのところフランス語の勉強は全くはかどっていなかった。その理由は至極簡単、仏和辞典を探しても見つからなかったのだ。さすがに昔取った杵柄、初級の文章なら難なく読めるが、少し難しめになるともういけない、まずは意味を忘れた単語がいくつもある。「何だったっけ・・」と思い出そうとしてみても、古錆びた頭では思いだすのは至難の業だ。諦めて辞書で調べようとするのだが、肝心の辞書が手元にないのではどうしようもない。結果、中途半端な理解で終わらせるしかないのだが、それでは何のために勉強を始めたのか分からない。なので、辞書を見つけるのがまず第一だ、とあちこち探し回ったら、運よく事務室にある本棚にぽつんと置かれていた「ロワイヤル仏和中辞典」を見つけ出した。これは大学時代に使っていた辞書で、私の持っている唯一の仏和辞典だ。思えば30年以上も前に買った辞書であるのに、装丁もしっかりしていて、まだまだ十分使える。これさえあれば鬼に金棒だ!などと少々大袈裟なことを思いながら、早速勉強を再開した。
Leçon2 EN AVION
Le haut-parleur :"Mesdames, Messieurs, dans quelques minutes nous arrivon à Paris."
Pierre :Regarde, Papa. On survole la Seine.
M. Mercier :Qu'est-ce que tu cherches?
Pierre :La Tous Eiffel.
M.Mericier :Voyons, l'avion évite la ville. Mais la Tour Eiffel est toujours là! Et demain nous visitons tous les monuments de Paris.
【単語】haut-parleur スピーカー survole / survoler ~の上空を飛ぶ
evite / eviter 避ける ville 都会
【解釈】 機内で
スピーカー「皆さま、数分後にパリに着きます」
ピエール :見て、パパ。セーヌ川の上空を飛んでるよ。
メルシエさん:お前は何を探してるんだい?
ピエール :エッフェル塔だよ。
メルシエさん:いいかい、飛行機は街を避けてるんだよ。でも、エッフェル塔はいつもそこにあるんだ。明日、私たちはパリの記念碑をみな訪れるんだよ。
しかし、教科書の文章ってのは、つまらないもんだなあ・・。でも、センター試験のためなら、がまん、がまん!!
動詞の活用のおさらい。(現在形)
「aimer型」
j'aime
tu aimes
il aime
nous aimons
vous aimez
ils aiment
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Ordinary Miracle
スピードスケート500mで、長嶋圭一郎が銀メダル、加藤条冶が銅メダルを獲得した。ライブで彼らの走りを見ていた私は、久しぶりに熱い思いがこみ上げてきた。特に長島の力強い走りには圧倒された。1回目が6位だったと知った時はメダル圏外かな、と思っただけに、ゴールした時に表示されたRANK1には驚いた。その後惜しくも韓国選手に抜かれてしまったが、2位が確定した時の喜びようには私もついつい引き込まれて、「よくやった!!」と歓喜で心が満たされた。
上村愛子が惜しくも4位に終わってしまい、やはりオリンピックでメダルを獲得するのは至難の業なんだなと、痛感していただに、この二人のメダルは今後日本選手の活躍にも好影響をもたらすものだと信じている。
などと次第にオリンピック漬けになりつつある私だが、それも月曜日にラジオで聞いたサラ・マクラクランの清涼な歌声に心を動かされたことが少なからず影響しているように思う。バンクーバー在住の彼女は、開会式で歌ったそうだが(私は式を見ていない・・)、その歌声に合わせて日本人ダンサーも舞台で舞ったとTVでも話題になっていた。彼女が歌ったのは、「Ordinary Miracle」。車を運転しながらNHKラジオから流れてきた彼女のこの曲は、今まで一度も聞いたことがなかったが、私がその歌声に魅了されるのには、全く時間がかからなかった・・。
「奇跡」とは非日常的なものであり、めったに起こらないからこそ「奇跡」と呼ばれるはずだ。それなのに、Miracle に Ordinary(普通の)という形容詞がついているのだから、題名自体が矛盾を起こしているように思う。不思議な言葉ではあるが、ならば、彼女はいったい何を指して Ordinary Miracle と言っているのかが知りたくなって、歌詞を精読してみた。
It's not that unusual
When everything is beautiful
It's just another
Ordinairy miracle today
The sky knows when it's time to snow
Don't need to teach a seed to grow
It's just another
Ordinairy miracle today
Life is like a gift, they say
Wrapped up for you everyday
Open up, and find a way
To give some of your own
Isn't remarkable?
Like everytime a raindrop falls
It's just another
Ordinairy miracle today
The birds in winter have their fling
And always make it back by spring
It's just another
Ordinairy miracle today
When you wake up everyday
Please don't throw your dreams away
Hold them close to your heart
'Cause we are all a part
Of the ordinairy miracle
Ordinairy miracle
Do you want to see a miracle
It seems so exceptional
That things just turn out after all
It's just another
Ordinairy miracle today
The sun comes out and shines some bright
And disappears again at night
It's just another
Ordinairy miracle today
It's just another
Ordinairy miracle today
当たり前だと思って、誰も不思議に思わないことだが、実は稀有なもの、さらに言えば、当たり前すぎてその有り難さを忘れてしまっているもの、それらを「Ordinary Miracle」とサラ・マクラクランは呼んでいるのではないだろうか。
金子みすゞの詩「ふしぎ」にも通じているようで興味深い。
上村愛子が惜しくも4位に終わってしまい、やはりオリンピックでメダルを獲得するのは至難の業なんだなと、痛感していただに、この二人のメダルは今後日本選手の活躍にも好影響をもたらすものだと信じている。
などと次第にオリンピック漬けになりつつある私だが、それも月曜日にラジオで聞いたサラ・マクラクランの清涼な歌声に心を動かされたことが少なからず影響しているように思う。バンクーバー在住の彼女は、開会式で歌ったそうだが(私は式を見ていない・・)、その歌声に合わせて日本人ダンサーも舞台で舞ったとTVでも話題になっていた。彼女が歌ったのは、「Ordinary Miracle」。車を運転しながらNHKラジオから流れてきた彼女のこの曲は、今まで一度も聞いたことがなかったが、私がその歌声に魅了されるのには、全く時間がかからなかった・・。
「奇跡」とは非日常的なものであり、めったに起こらないからこそ「奇跡」と呼ばれるはずだ。それなのに、Miracle に Ordinary(普通の)という形容詞がついているのだから、題名自体が矛盾を起こしているように思う。不思議な言葉ではあるが、ならば、彼女はいったい何を指して Ordinary Miracle と言っているのかが知りたくなって、歌詞を精読してみた。
It's not that unusual
When everything is beautiful
It's just another
Ordinairy miracle today
The sky knows when it's time to snow
Don't need to teach a seed to grow
It's just another
Ordinairy miracle today
Life is like a gift, they say
Wrapped up for you everyday
Open up, and find a way
To give some of your own
Isn't remarkable?
Like everytime a raindrop falls
It's just another
Ordinairy miracle today
The birds in winter have their fling
And always make it back by spring
It's just another
Ordinairy miracle today
When you wake up everyday
Please don't throw your dreams away
Hold them close to your heart
'Cause we are all a part
Of the ordinairy miracle
Ordinairy miracle
Do you want to see a miracle
It seems so exceptional
That things just turn out after all
It's just another
Ordinairy miracle today
The sun comes out and shines some bright
And disappears again at night
It's just another
Ordinairy miracle today
It's just another
Ordinairy miracle today
当たり前だと思って、誰も不思議に思わないことだが、実は稀有なもの、さらに言えば、当たり前すぎてその有り難さを忘れてしまっているもの、それらを「Ordinary Miracle」とサラ・マクラクランは呼んでいるのではないだろうか。
金子みすゞの詩「ふしぎ」にも通じているようで興味深い。
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「けなげ組」
大好きな亀田の柿の種のことは以前記事にした。だが、柿の種の袋の裏側に印刷されている「けなげ組」のことは昨日まで全く知らなかった。ほぼ1週間に1パックの割合で食べている柿の種なのにどうして今まで気づかなかったのだろう。まったくもって不思議なことだし、迂闊にも程がある・・。
しかし、いったい「けなげ組」とは何だろう?まずは「けなげ」という言葉を広辞苑で調べてみた。
①勇ましいさま
②しっかりして強いさま
③殊勝
④(子供など弱い者が)けんめいに努めるさま
とある。今私の手元にある柿の種の袋に印刷してある文を読んでみると、どうも④の意味に当てはまる事物を集めたもののようだ。要するに「己としては職責を全うするために懸命になっているものの、傍から見れば大した役には立っていない物たちを慈しむ」というような意味にとらえればいいように思う。例えば、「食パンの耳」については、次のように書かれている、
「中のふっくら白いところの為に、ボクらはこんがりと焼かれてしまう。サンドイッチになる時たいがいボクら耳は切られてポイ!!せめて油で揚げておいしいおやつになれたら幸せ♡ ネェ‥パンの本当に旨いところは香ばしい耳のところだと思うけど」
なるほど、けなげな奴らが己のけなげさをアピールしてるんだな。う~~ん、なかなか面白い。
だが、「けなげ組」というだけあって、かなりの数の「けなげ」な物たちを集めて「組」と称しているのだろう。実際、「食パンの耳」は会員番号が40となっているから、全体の会員数はそれ以上なんだろう。じゃあ、いったい「けなげ組」の会員は何人いるんだろう?HPで調べてみたら、なんと会員番号が100まである!!ちょっとびっくりした。ちなみに会員番号10までのメンバーの名前を挙げてみると、
1.柿の種
2.なると
3.カニの細い足
4.スシの緑のビニール
5.やせたら使ってもらえるベルト
6.ストローの紙袋
7.ジーンズの先っぽ
8.パセリ
9.テレビのテストパターン
10.「ん」の字
ここまで書きながら、「本当にけなげな奴らだなあ!!」と思わずため息をついてしまった。HP上にも会員たちの呟きが載っているので、1~10までの会員のものを読んでみたら、パセリの呟きには「なるほどね」とちょっと感心した。
「いっしょに盛られたフライやハンバーグはおいしく食べてもらえるのに・・
どーして?!!
ビタミンいっぱいで鮮やかなグリーンも彩りに大切なのに、めったに食べてもらえない」
パセリが大嫌いな私に言わせれば、「まずいから仕方ない」と答えるしかないが、それでもパセリのことが「けなげ」に思え、できることなら食べてやりたいという気になった(そんな気がしただけで、絶対に食べないけど・・)。
「けなげ組」の絵本もできたという話だから、隠れたブームがあるのかもしれない。それだけ今の世の中、自分の努力に見合うだけの報いがない、という実感を持つ人が多いのかもしれない。対価を求めて努力するのは浅ましいことかもしれないが、やはり報われない努力を重ねるのは空しい。そんな時は己に向かって「けなげやなあ・・」と慰めるのが一番だ、とこの「けなげ組」のメンバーは教えてくれているのかもしれない。
「けなげ組」、なかなか奥が深いぞ!!
しかし、いったい「けなげ組」とは何だろう?まずは「けなげ」という言葉を広辞苑で調べてみた。
①勇ましいさま
②しっかりして強いさま
③殊勝
④(子供など弱い者が)けんめいに努めるさま
とある。今私の手元にある柿の種の袋に印刷してある文を読んでみると、どうも④の意味に当てはまる事物を集めたもののようだ。要するに「己としては職責を全うするために懸命になっているものの、傍から見れば大した役には立っていない物たちを慈しむ」というような意味にとらえればいいように思う。例えば、「食パンの耳」については、次のように書かれている、
「中のふっくら白いところの為に、ボクらはこんがりと焼かれてしまう。サンドイッチになる時たいがいボクら耳は切られてポイ!!せめて油で揚げておいしいおやつになれたら幸せ♡ ネェ‥パンの本当に旨いところは香ばしい耳のところだと思うけど」
なるほど、けなげな奴らが己のけなげさをアピールしてるんだな。う~~ん、なかなか面白い。
だが、「けなげ組」というだけあって、かなりの数の「けなげ」な物たちを集めて「組」と称しているのだろう。実際、「食パンの耳」は会員番号が40となっているから、全体の会員数はそれ以上なんだろう。じゃあ、いったい「けなげ組」の会員は何人いるんだろう?HPで調べてみたら、なんと会員番号が100まである!!ちょっとびっくりした。ちなみに会員番号10までのメンバーの名前を挙げてみると、
1.柿の種
2.なると
3.カニの細い足
4.スシの緑のビニール
5.やせたら使ってもらえるベルト
6.ストローの紙袋
7.ジーンズの先っぽ
8.パセリ
9.テレビのテストパターン
10.「ん」の字
ここまで書きながら、「本当にけなげな奴らだなあ!!」と思わずため息をついてしまった。HP上にも会員たちの呟きが載っているので、1~10までの会員のものを読んでみたら、パセリの呟きには「なるほどね」とちょっと感心した。
「いっしょに盛られたフライやハンバーグはおいしく食べてもらえるのに・・
どーして?!!
ビタミンいっぱいで鮮やかなグリーンも彩りに大切なのに、めったに食べてもらえない」
パセリが大嫌いな私に言わせれば、「まずいから仕方ない」と答えるしかないが、それでもパセリのことが「けなげ」に思え、できることなら食べてやりたいという気になった(そんな気がしただけで、絶対に食べないけど・・)。
「けなげ組」の絵本もできたという話だから、隠れたブームがあるのかもしれない。それだけ今の世の中、自分の努力に見合うだけの報いがない、という実感を持つ人が多いのかもしれない。対価を求めて努力するのは浅ましいことかもしれないが、やはり報われない努力を重ねるのは空しい。そんな時は己に向かって「けなげやなあ・・」と慰めるのが一番だ、とこの「けなげ組」のメンバーは教えてくれているのかもしれない。
「けなげ組」、なかなか奥が深いぞ!!
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「かわいい!!」
私立中学入試も終わり、塾としては大きな山を一つ越えることができた。今年ほど生徒の実力のほどが如実に結果に反映した年も珍しいが、全員4月から通える学校が全員にできたのは喜ばしい限りだ。
しかし、私はまだまだ楽にはなれない。公立高校の入試と国公立大学の入試に向けてラストスパートをかけなければならないし時期だし、さらには今月末の学年末試験に備えて中学・高校生と日曜日は勉強しなければならない。日程表を確かめたところ、3月の中旬まではとても息がつけない。体も心もかなり疲弊してきたが、そんな泣き言も言っていられない状況だ。塾生全員が芳しい結果を残すことができるよう、ひたすら頑張らねばならない。大変だけど・・。
そんな私の思いを知ってか知らずか、呑気な妻は土曜から香取慎吾の舞台「Talk Like Singing」を観に上京した。昨年ニューヨークで上演された時にはさすがに飛んで行くのを自粛したようだが、日本で上演されていたら我慢などできるはずもない。それでも私に気を使ってか、土・日と2日分チケットが取れたのに、土曜日1日だけの観劇にして日曜の夜遅く戻って来たのは、一応殊勝な心がけだと思うことにしよう・・。
だが、やっぱり日曜日に妻がいないと調子が狂う。少しは家事もこなさなくちゃいけないから、面倒で仕方がない。塾が終わってのんびり過ごしたいのに、やらなくちゃいけないことがあるのはかなりしんどい。
「もうまったく・・」
とか文句を言いながらも、やらねばならないことをやり終えると、今度は手持無沙汰になった。ビールを飲んで酔っ払ってしまえば同じことのように思えるが、そうとばかりは言えないところに妻の存在の確かさがある。25年も一緒に暮らしてきたんだから、傍にいなければやはり寂しい・・。
だが、今の私には太郎がいる。もういい加減大きくなってしまって、とても庭では飼えなくなったので、先週の金曜から弁慶が住んでいたところに移した。最初はクンクン鳴いていたものの、すぐに慣れたのか、塾の授業中も鳴き声が聞こえなかった。暖かくなる前に引越しできるとは思っていなかったが、思いの外気持ちが強い犬のようで、これなら番犬として大いに有望だ。
そんな太郎と夕方暗くなるまで遊んだ。
太郎くん、転居して塾生の目に触れる機会が多くなったため、現在人気沸騰中。女子中学生・高校生から、
「かわいい!!」
「ぬいぐるみみたい!!」
と絶賛の嵐。確かにもこもこして可愛らしいのは確かだが、よく見るとかなり薄汚れている。外で遊んでいれば泥んこになるのは仕方のないことなので、もう少し暖かくなったら一度洗ってやろうかと思っている。
でもさすがにバレンタインのチョコレートはもらえなかった。昨日の時点で3つももらった私の方が、一日の長ありってことかもしれない。
しかし、私はまだまだ楽にはなれない。公立高校の入試と国公立大学の入試に向けてラストスパートをかけなければならないし時期だし、さらには今月末の学年末試験に備えて中学・高校生と日曜日は勉強しなければならない。日程表を確かめたところ、3月の中旬まではとても息がつけない。体も心もかなり疲弊してきたが、そんな泣き言も言っていられない状況だ。塾生全員が芳しい結果を残すことができるよう、ひたすら頑張らねばならない。大変だけど・・。
そんな私の思いを知ってか知らずか、呑気な妻は土曜から香取慎吾の舞台「Talk Like Singing」を観に上京した。昨年ニューヨークで上演された時にはさすがに飛んで行くのを自粛したようだが、日本で上演されていたら我慢などできるはずもない。それでも私に気を使ってか、土・日と2日分チケットが取れたのに、土曜日1日だけの観劇にして日曜の夜遅く戻って来たのは、一応殊勝な心がけだと思うことにしよう・・。
だが、やっぱり日曜日に妻がいないと調子が狂う。少しは家事もこなさなくちゃいけないから、面倒で仕方がない。塾が終わってのんびり過ごしたいのに、やらなくちゃいけないことがあるのはかなりしんどい。
「もうまったく・・」
とか文句を言いながらも、やらねばならないことをやり終えると、今度は手持無沙汰になった。ビールを飲んで酔っ払ってしまえば同じことのように思えるが、そうとばかりは言えないところに妻の存在の確かさがある。25年も一緒に暮らしてきたんだから、傍にいなければやはり寂しい・・。
だが、今の私には太郎がいる。もういい加減大きくなってしまって、とても庭では飼えなくなったので、先週の金曜から弁慶が住んでいたところに移した。最初はクンクン鳴いていたものの、すぐに慣れたのか、塾の授業中も鳴き声が聞こえなかった。暖かくなる前に引越しできるとは思っていなかったが、思いの外気持ちが強い犬のようで、これなら番犬として大いに有望だ。
そんな太郎と夕方暗くなるまで遊んだ。
太郎くん、転居して塾生の目に触れる機会が多くなったため、現在人気沸騰中。女子中学生・高校生から、
「かわいい!!」
「ぬいぐるみみたい!!」
と絶賛の嵐。確かにもこもこして可愛らしいのは確かだが、よく見るとかなり薄汚れている。外で遊んでいれば泥んこになるのは仕方のないことなので、もう少し暖かくなったら一度洗ってやろうかと思っている。
でもさすがにバレンタインのチョコレートはもらえなかった。昨日の時点で3つももらった私の方が、一日の長ありってことかもしれない。
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バンクーバー五輪
冬季オリンピックが開幕した。バンクーバーが vancouver とスペルされるのを知ったのはわずか数日前だった。てっきり、bで始まるものだと思い込んでいた私は、意表をつかれた気がしたが、それはただ私が無知だったからに過ぎず、「ならばヴァンクーヴァーと日本語表記すべきだろう」などと思ったりしたのも、ただの負け惜しみに過ぎないだろう・・。
どうなんだろう、今度のオリンピックは。前回は安藤美姫に声援を送ったものの、思い通りの演技ができず、残念な結果に終わってしまったが、捲土重来今回のオリンピックでは大輪の花を咲かすことができるのだろうか。浅田真央とともに一番に注目する種目であるが、やはり韓国のキムヨナが難敵であるのは分りきったことであり、彼女が完璧な演技をしたなら、いくら素晴らしい運動能力の持ち主である日本の二人でも、太刀打ちできないような気がする。とすれば敵失を願うようになってしまうが、それはスポーツ応援の本義から逸脱する行為だろうから、とにかく皆が全力を出した上での決着がつくことを祈るしかない。
しかし、生まれてから一度もスキーやスケートをしたことがない私では、冬季種目のどれもが全く異次元の競技であり、何を見ても「すごいなあ」とため息をつくしかない。せめて一度でも、スキー靴やスケート靴を履いたことでもあれば、靴紐をぎゅっと締めることが肝要だとか、ひざの使い方が難しいんだよなあ、などとそれらしいことも言えるのだろうが、全くの門外漢ではそれも無理だ。ただただTVの前で手に汗握ることしかできない。一度もやったことがない競技でも、見ているうちに選手と一緒に体が動き始めるのは不思議な感覚だが、そんな時空を越えた自己移入がスポーツ観戦の醍醐味であり、オリンピックのような大きな大会では、一段と気持ちが入ってしまうのも無理のないことだろう。ただひたすら栄光を目指して長い間己が精進してきた成果を一刹那に吐き出す、そんな神業のようなことができるオリンピック選手に私ができることは、惜しみない声援を送り続けることしかない。
などと書きながらもスノーボードの国母選手のことを考えた。彼が競技者としてどれだけの力を持った選手なのか知らないが、あの風貌を一度見れば普段どんな服装をしている選手かくらいは容易に想像がつく。彼が日本選手団のスーツををどう着こなすかもちょっと考えれば分るはずだ。
街を見ればこんな恰好をした高校生はいっぱいいる。国母にしてみれば、普段どおりの自分であって、特段文句をつけられる筋合いのものでもないと簡単に考えたのが会見で出てしまい、世の顰蹙を買ってしまったのかもしれない。しかし、20歳を越えた人間としては軽率な行いであり、一国の代表選手としては恥ずべき態度だったように思うが、このニュースに接して私が残念だったのは、彼の周りにいる「大人たち」がなぜ事前にもっとチェックしておかなかったのかということだ。誰か一人でも、「もう君はハレの舞台に立つ人間だからそれなりの立ち居振る舞いをしなくちゃいけないよ」と諭していたならば、こんな騒動にはならず、国母も競技に集中できたのではないだろうか。そう思うと、周りにそうした「大人たち」がいなかった国母が可哀想な気がしてしまうのは私だけだろうか・・。
朝青龍の問題でもそうだったが、有望な若者の芽を伸ばすも潰すも、周りの指導者がどれだけ本気で彼らと接するかどうかだ。彼らのことを思えば、あえて苦言を呈することこそが指導者の重要な役割となる場合も多々あるはずだ。今の日本ではそうした当たり前とも言える指導システムが正しく機能していないとしか思えない。
子供たちと日々接し、指導者の末端に属する者として、自戒の念を新たにした出来事であった。
どうなんだろう、今度のオリンピックは。前回は安藤美姫に声援を送ったものの、思い通りの演技ができず、残念な結果に終わってしまったが、捲土重来今回のオリンピックでは大輪の花を咲かすことができるのだろうか。浅田真央とともに一番に注目する種目であるが、やはり韓国のキムヨナが難敵であるのは分りきったことであり、彼女が完璧な演技をしたなら、いくら素晴らしい運動能力の持ち主である日本の二人でも、太刀打ちできないような気がする。とすれば敵失を願うようになってしまうが、それはスポーツ応援の本義から逸脱する行為だろうから、とにかく皆が全力を出した上での決着がつくことを祈るしかない。
しかし、生まれてから一度もスキーやスケートをしたことがない私では、冬季種目のどれもが全く異次元の競技であり、何を見ても「すごいなあ」とため息をつくしかない。せめて一度でも、スキー靴やスケート靴を履いたことでもあれば、靴紐をぎゅっと締めることが肝要だとか、ひざの使い方が難しいんだよなあ、などとそれらしいことも言えるのだろうが、全くの門外漢ではそれも無理だ。ただただTVの前で手に汗握ることしかできない。一度もやったことがない競技でも、見ているうちに選手と一緒に体が動き始めるのは不思議な感覚だが、そんな時空を越えた自己移入がスポーツ観戦の醍醐味であり、オリンピックのような大きな大会では、一段と気持ちが入ってしまうのも無理のないことだろう。ただひたすら栄光を目指して長い間己が精進してきた成果を一刹那に吐き出す、そんな神業のようなことができるオリンピック選手に私ができることは、惜しみない声援を送り続けることしかない。
などと書きながらもスノーボードの国母選手のことを考えた。彼が競技者としてどれだけの力を持った選手なのか知らないが、あの風貌を一度見れば普段どんな服装をしている選手かくらいは容易に想像がつく。彼が日本選手団のスーツををどう着こなすかもちょっと考えれば分るはずだ。
街を見ればこんな恰好をした高校生はいっぱいいる。国母にしてみれば、普段どおりの自分であって、特段文句をつけられる筋合いのものでもないと簡単に考えたのが会見で出てしまい、世の顰蹙を買ってしまったのかもしれない。しかし、20歳を越えた人間としては軽率な行いであり、一国の代表選手としては恥ずべき態度だったように思うが、このニュースに接して私が残念だったのは、彼の周りにいる「大人たち」がなぜ事前にもっとチェックしておかなかったのかということだ。誰か一人でも、「もう君はハレの舞台に立つ人間だからそれなりの立ち居振る舞いをしなくちゃいけないよ」と諭していたならば、こんな騒動にはならず、国母も競技に集中できたのではないだろうか。そう思うと、周りにそうした「大人たち」がいなかった国母が可哀想な気がしてしまうのは私だけだろうか・・。
朝青龍の問題でもそうだったが、有望な若者の芽を伸ばすも潰すも、周りの指導者がどれだけ本気で彼らと接するかどうかだ。彼らのことを思えば、あえて苦言を呈することこそが指導者の重要な役割となる場合も多々あるはずだ。今の日本ではそうした当たり前とも言える指導システムが正しく機能していないとしか思えない。
子供たちと日々接し、指導者の末端に属する者として、自戒の念を新たにした出来事であった。
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ジオラマ(6)
この前ジオラマの記事を載せたのは1月17日。その後も毎週本屋さんが持って来てくれたが、とてもそんなことをやっている暇がなく4号分がまるで手つかずとなってしまっていた。これ以上溜まると作る気がしなくなるかも、と危惧していたので、ちょっと手のあいた昨日、4号分をまとめて作ってみた。
21号と22号は線路が付録となっていた。しかし、ジオラマ作りは全く別のことで、まずはずっと以前付録として配布されていたプラスターを使って、崖周りをそれらしく形作る作業をしなければならなかった。プラスターに水と木工用ボンドを少量入れてかき混ぜ、それを割りばしで塗っていったのだが、水を多く入れすぎたようで軟らかくなってしまい、少しばかり見本とは様子が違ってしまった。これでいいんだろうか・・。
プラスターが乾くには3時間ほどかかるそうだが、時間に余裕がなかったので、次の作業を進めることにした。21・22号の線路と、それ以前に配られていた線路と鉄橋を組み合わせる作業だが、やっとここまで来たか、と少しばかり感慨を催させるものである。説明書通りに楕円状になるよう組み合わせるだけの簡単な作業ではあったが、胸がワクワクしながらできたので、順調に完成した。
これで線路は開通したわけだ。すると23・24号では、コントローラーキットが付録となっていて、いよいよ線路の上を電車が走る日も近くなってきた。
コントローラーと線路をコードで繋がなくては電気が流れない。本当は単3電池を4本用意して、コントローラーが正常に作動するかどうかを確かめなければならないのだが、あいにく乾電池がなかったので、それはまた暇なときに試してみることにした。
この4号分でジオラマもかなり進んだように思う。嬉しくなって、電車を持ってきて線路の上に置いてみた。
来週号には動力ユニットが付録となる予定だから、いよいよ電車が走り始める。楽しみだなあ・・。
21号と22号は線路が付録となっていた。しかし、ジオラマ作りは全く別のことで、まずはずっと以前付録として配布されていたプラスターを使って、崖周りをそれらしく形作る作業をしなければならなかった。プラスターに水と木工用ボンドを少量入れてかき混ぜ、それを割りばしで塗っていったのだが、水を多く入れすぎたようで軟らかくなってしまい、少しばかり見本とは様子が違ってしまった。これでいいんだろうか・・。
プラスターが乾くには3時間ほどかかるそうだが、時間に余裕がなかったので、次の作業を進めることにした。21・22号の線路と、それ以前に配られていた線路と鉄橋を組み合わせる作業だが、やっとここまで来たか、と少しばかり感慨を催させるものである。説明書通りに楕円状になるよう組み合わせるだけの簡単な作業ではあったが、胸がワクワクしながらできたので、順調に完成した。
これで線路は開通したわけだ。すると23・24号では、コントローラーキットが付録となっていて、いよいよ線路の上を電車が走る日も近くなってきた。
コントローラーと線路をコードで繋がなくては電気が流れない。本当は単3電池を4本用意して、コントローラーが正常に作動するかどうかを確かめなければならないのだが、あいにく乾電池がなかったので、それはまた暇なときに試してみることにした。
この4号分でジオラマもかなり進んだように思う。嬉しくなって、電車を持ってきて線路の上に置いてみた。
来週号には動力ユニットが付録となる予定だから、いよいよ電車が走り始める。楽しみだなあ・・。
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携帯電話
携帯電話を変えた。10日前の記事に書いたように、いくら充電してもすぐに電池切れになってしまい、使いにくくてしかたなかったから、思い切って変えてみた。P-10Aという機種。調べてみたら、2006年の10月24日の記事に、前の携帯に変えたことが書いてあったから、3年半ぶりに変えたことになる。私としてはずいぶん長く使ったような気がする。
近頃の携帯電話は電話機が高くなってしまい、いくら分割できると言ってもおいそれと買いかえることはなかなか難しい。私が買い変えるのを躊躇していたのもそれが原因だ。だが、少し前に新聞の折り込み広告で、「P-3AがMNPなら新規で1円、機種変更なら価格は店頭で」というのを見つけたので、これなら安く買いかえることができるんじゃないかと、時間が少しあった昨日出かけてみた。だが・・、
「その機種は新規のお客様だけに限らさせていただいております」
と全く予想外の答えが返ってきた。「それじゃあ、詐欺だ」、と思わず言いたくなったが、せっかくここまで来たんだから、もう一気に買い変えちゃった方がいい、と思いなおして、
「じゃあ、パナソニックの携帯で一番安いのはどれですか」
と尋ねてみた。
「パナソニックならP-10Aですね。防水携帯です」
「別に防水機能はいらないんですけど。それとTVも要らないなあ」
と私が訴えても、若い女性店員さんはニコニコしているだけで、取り合ってくれない。まあ、こんなところでゴネてみても仕方ないから、
「じゃあ、これにします」
と簡単に決めてしまった。形もシンプルで、手に取ってちょっと操作してみても、前のとほとんど同じ感じだったので、これなら使いやすいだろうと思って、即決したのだった。
それ以後は事務手続きやデータの移しかえにもさほどの時間がかからず、思いの外短時間で家に帰ってくることができた。
それからの方が面倒だった。一番厄介だったのは、着信音の設定だった。新しく着メロを取り込んで、それを着信音に設定しなければならなかったのだ。久しぶりのことなので、どうやったらいいのか勝手が思いだせず、予想以上に時間がかかってしまった。電話の着信音は前と同じ、「天空のラピュタ」から「月光の雲海」、そしてメールの着信音は「スナフキンのテーマソング」・・。やっぱり私の携帯はこの音でなくちゃいけない。
いくらTVは見ないと強がりを言っても、どうしても見なくてはいけない時が来るかもしれない。その時に備えて、せめて一通りの見方ぐらいは心得ておく必要があるだろう。そこでまず画面を開いてみた。
簡単には開かなかったが、あれこれ頭をひねってなんとか開けることができた・・。よかった。(だが、まだTVは見ていない・・)
それと写真を撮ってみた。この携帯のカメラは320万画素なんだそうだ。それが今までの携帯と比べてどれだけの違いがあるものなのか、実際に撮ってみるに如くはない。そこで・・、
今にも開きそうなほど膨らんだシンビジュウムの蕾を撮ってみた。だけど、これだけじゃよく分からんなぁ・・。
近頃の携帯電話は電話機が高くなってしまい、いくら分割できると言ってもおいそれと買いかえることはなかなか難しい。私が買い変えるのを躊躇していたのもそれが原因だ。だが、少し前に新聞の折り込み広告で、「P-3AがMNPなら新規で1円、機種変更なら価格は店頭で」というのを見つけたので、これなら安く買いかえることができるんじゃないかと、時間が少しあった昨日出かけてみた。だが・・、
「その機種は新規のお客様だけに限らさせていただいております」
と全く予想外の答えが返ってきた。「それじゃあ、詐欺だ」、と思わず言いたくなったが、せっかくここまで来たんだから、もう一気に買い変えちゃった方がいい、と思いなおして、
「じゃあ、パナソニックの携帯で一番安いのはどれですか」
と尋ねてみた。
「パナソニックならP-10Aですね。防水携帯です」
「別に防水機能はいらないんですけど。それとTVも要らないなあ」
と私が訴えても、若い女性店員さんはニコニコしているだけで、取り合ってくれない。まあ、こんなところでゴネてみても仕方ないから、
「じゃあ、これにします」
と簡単に決めてしまった。形もシンプルで、手に取ってちょっと操作してみても、前のとほとんど同じ感じだったので、これなら使いやすいだろうと思って、即決したのだった。
それ以後は事務手続きやデータの移しかえにもさほどの時間がかからず、思いの外短時間で家に帰ってくることができた。
それからの方が面倒だった。一番厄介だったのは、着信音の設定だった。新しく着メロを取り込んで、それを着信音に設定しなければならなかったのだ。久しぶりのことなので、どうやったらいいのか勝手が思いだせず、予想以上に時間がかかってしまった。電話の着信音は前と同じ、「天空のラピュタ」から「月光の雲海」、そしてメールの着信音は「スナフキンのテーマソング」・・。やっぱり私の携帯はこの音でなくちゃいけない。
いくらTVは見ないと強がりを言っても、どうしても見なくてはいけない時が来るかもしれない。その時に備えて、せめて一通りの見方ぐらいは心得ておく必要があるだろう。そこでまず画面を開いてみた。
簡単には開かなかったが、あれこれ頭をひねってなんとか開けることができた・・。よかった。(だが、まだTVは見ていない・・)
それと写真を撮ってみた。この携帯のカメラは320万画素なんだそうだ。それが今までの携帯と比べてどれだけの違いがあるものなのか、実際に撮ってみるに如くはない。そこで・・、
今にも開きそうなほど膨らんだシンビジュウムの蕾を撮ってみた。だけど、これだけじゃよく分からんなぁ・・。
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丸×16
昨年末から今年の初めにかけて私が腰痛に苦しんでいたことは、1月7日の記事にしたが、さまざまな薬効のお陰か、その後は鎮静化していた。が、あろうことか先週になってまた痛みがぶり返してきた。と言っても、前回は腰全体が痛かったのに、今回は右腰だけが集中的に痛んで、ちょっと症状が違うように感じた。腰が痛み始めたきっかけが何だったのか、まるで思いつくことができず、ひょっとしたら何か体の中で異変が起こっているのか、などとちょっとばかりいやな気もした。とりあえずはシップを貼ってコルセットで腰を固めて様子を見ようと思った。もちろん前回の時に服用した薬も定期的に飲むようにした・・。
だが、ちっとも楽にならなかった。「腰が痛い・・」とばかり愚痴をこぼす私に嫌気がさしたのだろう、妻が新しい薬を買ってきてくれた。その名も「腰専門」・・。効きそうだ。
早速飲んでみようと用法・用量を読んでみたところ、
「大人1回に15丸。15才以下8才までは大人の1/2量。7才以下5才までは大人の1/3量。いずれも1日3回白湯又は清水にて服用してください」
と書いてあった。
「15粒も飲むのか!」
とちょっと驚いたが、言いつけの通りにしなければ、効果が期待できないかもしれない。大人しく手に小さな丸薬を出して、15粒数えて飲んでみた。
だが、いかにも面倒くさい。これではすぐに嫌になってしまうかも、とナマグサな私は思ってしまったが、実はこの薬を作った製薬会社はそんなことはとうにお見通しだったのだろう。ものすごい道具がこの薬には同封されていたのだ。これ・・、
小さな丸いくぼみが16個ある。これを薬瓶の中に入れて掬い上げれば16個の丸薬がこのくぼみの中に収まっている、という仕組みなんだろうが、果たしてそんなに上手くいくものだろうか。ちょっと信じられない気持ちで実際に試してみた。
おおお!!!なんてすごい!!完璧に16個の丸薬が収まっている!!すごすぎる!!
本当に感動したが、次の瞬間、この道具はこの薬にしか使えないのか?という疑問がわいてきた。何か他のものにも利用できないか、と考えてみた。しかし、はかばかしいアイデアは浮かんでこず、結局、これを大きさの違う丸薬にも応用できるのかどうかを試してみよう、などという大して面白みのないことでお茶を濁すことぐらいしか思い浮かばなかった・・。
それで、百草丸で試してみた。(百草丸も一度に大量に飲まなくちゃいけないから・・)
見事にできた!。ただ、百草丸の方が粒が小さいだけあって、くぼみの中には若干隙間ができてしまっている。かと言って2粒入ったくぼみはなかったので、百草丸でも十分に利用できるのだろう・・。
でも、この道具、名前が付いているのかなあ・・。で、私が頭をひねって命名してみた。 「丸×16」(ガンバツ16)・・。カッコいいじゃん。
だが、ちっとも楽にならなかった。「腰が痛い・・」とばかり愚痴をこぼす私に嫌気がさしたのだろう、妻が新しい薬を買ってきてくれた。その名も「腰専門」・・。効きそうだ。
早速飲んでみようと用法・用量を読んでみたところ、
「大人1回に15丸。15才以下8才までは大人の1/2量。7才以下5才までは大人の1/3量。いずれも1日3回白湯又は清水にて服用してください」
と書いてあった。
「15粒も飲むのか!」
とちょっと驚いたが、言いつけの通りにしなければ、効果が期待できないかもしれない。大人しく手に小さな丸薬を出して、15粒数えて飲んでみた。
だが、いかにも面倒くさい。これではすぐに嫌になってしまうかも、とナマグサな私は思ってしまったが、実はこの薬を作った製薬会社はそんなことはとうにお見通しだったのだろう。ものすごい道具がこの薬には同封されていたのだ。これ・・、
小さな丸いくぼみが16個ある。これを薬瓶の中に入れて掬い上げれば16個の丸薬がこのくぼみの中に収まっている、という仕組みなんだろうが、果たしてそんなに上手くいくものだろうか。ちょっと信じられない気持ちで実際に試してみた。
おおお!!!なんてすごい!!完璧に16個の丸薬が収まっている!!すごすぎる!!
本当に感動したが、次の瞬間、この道具はこの薬にしか使えないのか?という疑問がわいてきた。何か他のものにも利用できないか、と考えてみた。しかし、はかばかしいアイデアは浮かんでこず、結局、これを大きさの違う丸薬にも応用できるのかどうかを試してみよう、などという大して面白みのないことでお茶を濁すことぐらいしか思い浮かばなかった・・。
それで、百草丸で試してみた。(百草丸も一度に大量に飲まなくちゃいけないから・・)
見事にできた!。ただ、百草丸の方が粒が小さいだけあって、くぼみの中には若干隙間ができてしまっている。かと言って2粒入ったくぼみはなかったので、百草丸でも十分に利用できるのだろう・・。
でも、この道具、名前が付いているのかなあ・・。で、私が頭をひねって命名してみた。 「丸×16」(ガンバツ16)・・。カッコいいじゃん。
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MARIE
妻のお供で行ったスーパーでこんなものを見つけた。
「マリービスケットサンドアイス」。箱の絵柄から想像するに、マリー2枚でバニラアイスを挟んだもののようだ。私はマリーの大ファンだ。今でこそずいぶん食べたことがないが、高校生から大学生のころにはよく食べた。大学生のときなど、一箱買ってきて、食事の代わりにしたことさえある。口の中がいくらパサパサニなっても、食べることが止められず、あっという間に一箱を食べてしまったものだ。そのマリーがアイスになっているとは全く知らなかった。大ファンである以上、どうしたって食べなきゃいけない。すぐに手にとって妻の買い物かごに入れた。
家に帰るとすぐに封を開けてみた。
おお!マリーだ。昔懐かしいマリーだ。ちょっと調べたところ、このマリーは1923年からずっと作られているそうだから、私などマリーファンとしては青っちょろい方かもしれない。
で、食べてみた。うん、実にマリーだ。アイスと一緒に食べると、少しばかり軟らかい気もしたが、まぎれもなくマリーだ。美味しい!!一箱に6個入っていたから、もう少し陽気がよくなれば、6個くらい一気に食べられそうだ。本当にうまい!!
と、ここまで書いてきて、先日食べたアイスクリームのことを思い出した。これだ。
少し前に流行った「白いたいやき」のアイスクリーム・・。白いタイ焼きはブームが始まったころに食べてみたが、かわのモチモチっとした食感があまり気持ちのいいものでなく、これなら普通のタイ焼きの方が美味しい、と残念に思った。が、一度しか食べたことがないので、逆に物珍しさも手伝って、アイスならどうだろうかと試すつもりで買ってみた。
確かに白い。白いタイ焼きを上手に真似てある。では、では、味の方は?
う~~ん、もち米粉入りとはいうものの、あまりそれが感じられない。だが、美味しくないわけでもない。はっきり言えるのは、同じあんこ入りのアイスなら、「アイス最中」の方が何倍もおいしい、ということだ。「白いタイ焼き」自体もかなり下火になってきたようだから、この「白いタイ焼き」アイスも、早晩製造中止になるかもしれない・・。
いずれにしても、早くアイスのおいしい季節になって欲しいものだ。
「マリービスケットサンドアイス」。箱の絵柄から想像するに、マリー2枚でバニラアイスを挟んだもののようだ。私はマリーの大ファンだ。今でこそずいぶん食べたことがないが、高校生から大学生のころにはよく食べた。大学生のときなど、一箱買ってきて、食事の代わりにしたことさえある。口の中がいくらパサパサニなっても、食べることが止められず、あっという間に一箱を食べてしまったものだ。そのマリーがアイスになっているとは全く知らなかった。大ファンである以上、どうしたって食べなきゃいけない。すぐに手にとって妻の買い物かごに入れた。
家に帰るとすぐに封を開けてみた。
おお!マリーだ。昔懐かしいマリーだ。ちょっと調べたところ、このマリーは1923年からずっと作られているそうだから、私などマリーファンとしては青っちょろい方かもしれない。
で、食べてみた。うん、実にマリーだ。アイスと一緒に食べると、少しばかり軟らかい気もしたが、まぎれもなくマリーだ。美味しい!!一箱に6個入っていたから、もう少し陽気がよくなれば、6個くらい一気に食べられそうだ。本当にうまい!!
と、ここまで書いてきて、先日食べたアイスクリームのことを思い出した。これだ。
少し前に流行った「白いたいやき」のアイスクリーム・・。白いタイ焼きはブームが始まったころに食べてみたが、かわのモチモチっとした食感があまり気持ちのいいものでなく、これなら普通のタイ焼きの方が美味しい、と残念に思った。が、一度しか食べたことがないので、逆に物珍しさも手伝って、アイスならどうだろうかと試すつもりで買ってみた。
確かに白い。白いタイ焼きを上手に真似てある。では、では、味の方は?
う~~ん、もち米粉入りとはいうものの、あまりそれが感じられない。だが、美味しくないわけでもない。はっきり言えるのは、同じあんこ入りのアイスなら、「アイス最中」の方が何倍もおいしい、ということだ。「白いタイ焼き」自体もかなり下火になってきたようだから、この「白いタイ焼き」アイスも、早晩製造中止になるかもしれない・・。
いずれにしても、早くアイスのおいしい季節になって欲しいものだ。
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鷹
先週の土曜日、塾の教室から窓の外を見たら、腕を回しながら派手な動作をしている男性がいた。野球帽をかぶってグローブをはめているように見えたから、キャッチボールでもやりながら歩いているのかなと思ったが、その人のほかに人影は見えない。変な人だな、と訝しんだが、その後も怪しい動きをする。橋を渡って、ガードレールを乗り越え、川の向こうに向かって、また腕を振り上げている。何をしているのだろう・・。
どうも何かに向かって合図をしているようだ。しかも彼の視線は中空を向いている。そんなところに何がいるというのだろう・・。私も彼が向く方向にじっと目を凝らしてみた。すると・・、
川の向こうのアパートの屋根に何かがいる。何だろう?・・・鳥だ。鳥がいるんだ。その鳥に向かって、その男の人は盛んに身振り手振りを繰り返している。ということは・・、あの鳥は鷹なのか?あの男性はひょっとしたら鷹匠なのか?
俄然面白くなって、事務室からカメラをもって来た。その男性がどうやって屋根の上にいる鷹を手元に引き寄せるか、その様子を写真に収めようと思ったのだ。さすがに窓を開けて体を乗り出すようにして撮影するのは憚られたので、ガラス窓越しにこっそりと写真を撮ってみた。
グローブだと思ったのは、鷹を載せるための手袋のようだ。鋭い爪に止まられても大丈夫な作りになっているのだろう。年配の鷹匠が鷹を片手に止まらせて、近くを散歩をしているのは何度も見たことがあるが、今日の男性はその人よりもかなり若い。ひょっとしたら、跡継ぎなのだろうか・・。一緒懸命鷹に向かって信号を送るが、鷹はまるで知らぬ顔をしている。このまま戻ってこないなんてこともあるのだろうか・・。
見ていたら、その男性も少しずつ焦り始めた様子がうかがえたが、それでも辛抱強く待つ姿はさすがにプロだと思わせるものだった。禽獣を馴れさせるには忍耐強さが不可欠なんだろうな、と彼の姿を感心しながら見ていたら、屋根の上の鷹が大きく翼を広げたと思った次の瞬間、一気に男性の差し出していた腕に舞い戻ってきた。
空中を羽ばたく姿を写真に収められなかったのは残念だが、辛抱強く待った甲斐あって、鷹を呼び戻すことができた男性のホッとした後ろ姿が印象的だった・・。あのままずっと戻ってこなかったら、どうするつもりだったんだろう。などと無責任なことを思ったのは、私が傍観者だからだろう。当人にしてみれば必死の思いの数分間だったはずだ。
私としては、珍しいものが見られただけ儲けものだったが・・。
どうも何かに向かって合図をしているようだ。しかも彼の視線は中空を向いている。そんなところに何がいるというのだろう・・。私も彼が向く方向にじっと目を凝らしてみた。すると・・、
川の向こうのアパートの屋根に何かがいる。何だろう?・・・鳥だ。鳥がいるんだ。その鳥に向かって、その男の人は盛んに身振り手振りを繰り返している。ということは・・、あの鳥は鷹なのか?あの男性はひょっとしたら鷹匠なのか?
俄然面白くなって、事務室からカメラをもって来た。その男性がどうやって屋根の上にいる鷹を手元に引き寄せるか、その様子を写真に収めようと思ったのだ。さすがに窓を開けて体を乗り出すようにして撮影するのは憚られたので、ガラス窓越しにこっそりと写真を撮ってみた。
グローブだと思ったのは、鷹を載せるための手袋のようだ。鋭い爪に止まられても大丈夫な作りになっているのだろう。年配の鷹匠が鷹を片手に止まらせて、近くを散歩をしているのは何度も見たことがあるが、今日の男性はその人よりもかなり若い。ひょっとしたら、跡継ぎなのだろうか・・。一緒懸命鷹に向かって信号を送るが、鷹はまるで知らぬ顔をしている。このまま戻ってこないなんてこともあるのだろうか・・。
見ていたら、その男性も少しずつ焦り始めた様子がうかがえたが、それでも辛抱強く待つ姿はさすがにプロだと思わせるものだった。禽獣を馴れさせるには忍耐強さが不可欠なんだろうな、と彼の姿を感心しながら見ていたら、屋根の上の鷹が大きく翼を広げたと思った次の瞬間、一気に男性の差し出していた腕に舞い戻ってきた。
空中を羽ばたく姿を写真に収められなかったのは残念だが、辛抱強く待った甲斐あって、鷹を呼び戻すことができた男性のホッとした後ろ姿が印象的だった・・。あのままずっと戻ってこなかったら、どうするつもりだったんだろう。などと無責任なことを思ったのは、私が傍観者だからだろう。当人にしてみれば必死の思いの数分間だったはずだ。
私としては、珍しいものが見られただけ儲けものだったが・・。
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