じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

酒の失敗

2019-05-14 14:28:53 | Weblog
★ 「酒は飲んでも飲まれるな」と言われるが、酔うと歯止めがなくなるから困ったものだ。翌日の二日酔いに頭を痛める分には自業自得だが、それで済まない時もある。

★ 維新(除名になるというが)の国会議員が北方領土をめぐり随分と乱暴な発言をした。いったい何が言いたかったのかわからないが、「戦争して取り返せ」と「誤解(あるいは本心)」されても仕方がない。

★ どうやらご本人は泥酔している様子。国後島を訪問後、元島民との懇親会のようだが、こんな人物が国会議員になっているのかと耳を疑いたくなるような発言だった。

★ この議員、かつて橋下氏の逆鱗に触れたことがあったと思う。あの時は党内の問題で済んだが、今回はそれではおさまらない。

★ 国会議員としての資質、それに彼を国政に送り出した政党の質に問題を感じる。大阪では盛り返した「維新」人気。衆議院選挙を見越して公明党も方針を転換し、都構想に賛成に回ると聞く。そうしたことにも影響が及ぶかも。
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「コブシ型の思想」「テノヒラ型の思想」

2019-05-14 10:51:30 | Weblog
★ 中間テストが迫ってきて忙しくなってきました。日々の授業、父親の介護、諸々の支払いと余裕なく動き回っていますが、ちょっと立ち止まって一息つける時間をつくりたいものです。

★ 「大丈夫、心配するな、何とかなる」(一休禅師)

★ 「どうしても咲けない時もあります。その代わりに、根を下へ下へと降ろして根を張るのです」(渡辺和子)

★ 買い物帰りに近所のおばさんと雑談。ポンと肩を叩いて「そのうちいいこともあるよ」と言ってくれました。励みになります。

★ 大学院生の時、国語の授業で大河原忠蔵先生のご指導を受けた。その授業で「コブシ型の思想」「テノヒラ型の思想」を学びました。

★ 「コブシ型の思想」について次のように説明されている。「コブシは、テーブルをたたいて叱咤激励し、苦しみに堪えたり、決意を固めたりするときに、ぎゅっとにぎりしめる。馬のたずなをしっかりつかむのもコブシだ。それと同じように、コブシ型の思想は、人生の指標、行動に指針、生活のあらゆる場面における判断の基準になって、わたしたちを、たたき、はげます。また、それによって、それまでばらばらにしかとらえられなかった個々の事実が、一つの視点でまとめられ、そこで、馬のたずなのように統一的に握られる。コブシ型思想は、たたく思想であり、にぎる思想である。」(「状況認識の文学教育」有精堂、1982年、69頁)

★ それに対して「テノヒラ型思想」について次のように説明されている。「わたしたちは、真っ暗な洞窟のなかを手さぐりで歩くとき、テノヒラをひろげて、指先に注意を集中する。けっして、コブシを前につき出して進んだりしない。五本の指は、柔らかく広げられ、すこしずつちがった箇所をさぐり、状況探知機のように、それぞれの指先に触れる岩の表面を吟味していく。もし、岩がぬれていたら水が近いことに気付く。岩と指は、何度もちがった場所で触れ合う。岩の表面には、かぞえきれない指先のあとがついていく。テノヒラ型思想は、主体と状況との具体的な緊張関係のなかに、コトバのかたちをとって、成り立っている」(前著、73頁)

★ 人を動かすのは、イデオロギーや「べき論」ではなく、テノヒラで包み込むような包容力なのかも知れません。
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