じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

危険な閉塞感

2019-12-27 22:10:29 | Weblog
☆ 冬期講座4日目。そろそろ疲労が蓄積してきた。

☆ 朝8時から11時45分までが午前の部。13時から16時までが午後の部。17時30分からはレギュラーのクラス。授業の合間を縫ってドリルの丸つけ。翌日の教材の準備。1日何時間ぐらい仕事をしているのかもわからない。

☆ オーナーシェフではなくてオーナーティーチャー。「働き方改革」は労働者がメイン。経営者はすべて自己責任。「隣の芝生は青く見える」というけれど、サラリーマンがうらやましい。

☆ 新聞を読む時間もないくらいだが、世の中は慌ただしく動いている。

☆ 「桜」問題で内閣不支持率が増えたとか、統合リゾート(早い話が「カジノ」「ギャンブル」「賭博」「ばくち」)をめぐり自民党の国会議員が汚職で特捜に逮捕されたとか、かんぽ生命をめぐり郵政の社長が引責辞任したり、そういえば総務省の事務次官が情報を漏らしたということで更迭されたね。モラルよりも「天下り」って感じかな。

☆ さらに自衛隊を中東に派遣するとか。理屈はさまざまあれど、要するにアメリカへの義理立てだね。自衛官の皆様が無事に帰還されることを祈るばかりだ。

☆ 通常国会は荒れそうだ。公明党の代表はオリンピック前の総選挙はないようなことを言っていたけれど、逆を言えばオリンピック後に総選挙だ。後継不在のポスト安倍。自民党内では「菅ー二階ライン」への風当たりが強まり、有力と言われる岸田氏や石破氏もパッとしない。野党はと言えば煮え切らない男女のような体たらく。理念よりも数、要するに自分が選挙に勝つかどうか。既成政党離れも無理はない。

☆ NHKオンデマンドで「映像の世紀」(1995年)を観ている。第4回(全11回)でヒトラーを取り上げていた。経済的な疲弊、権力争いに明け暮れる政治。いら立つ大衆は閉塞感の出口をナチスに求めた。

☆ 今から見ればなぜあのチョビ髭男があれほどまでにカリスマ性をもったのか不思議だが(そう言えばオウム事件のグルもなぜあれほどまで若者を引きつけたのか実に不思議だ)、演説は確かに迫力がある。ナルシズムの極致。徹しきることが大切なのだろう。あのアジテーションに対抗できるのは、「独裁者」のチャップリンか、キング牧師ぐらいだろうか。

☆ 最近の日本人は演説が下手だ。小泉純一郎首相はなかなかいいところまで行ったけれど、他の首相はみんな自分の言葉で語らないから、自分に酔わないから観衆を酔わすこともできない。紙一重の世界だけれど。

☆ そう言えば今日の朝日新聞、萩生田文相の「端境期(はざかいき)」発言にもっと噛みつけと池上彰さんが噛みついていたなぁ。萩生田さんって政治家にしては正直者だね。

☆ 疲れていると焼酎がよく回る。酔いに任せてこんな愚痴で申し訳ないです。
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