★ 朝日新聞「オピニオン」の紙面。佐伯啓志さんの「『ロシア的価値』と侵略」が面白かった。「米国流の合理的思考に従ってきた日本にあっては、ロシアの突然の侵略はほとんど理解を超えたものにしか映らない。あえて理解しようとすれば、プーチンは狂気に陥ったとか、病気だとかいうほかない」と指摘。一方で「ウクライナ人からすれば、いつ何時、ロシア軍が攻め込んできても不思議ではなかったのであろう」という。歴史や「ロシア的価値」を語りながら、これからの世界と日本の状況に言及されていた。
★ 米ソ冷戦やソ連崩壊後のパックス・アメリカーナと言われた時代から数十年。アメリカの力の相対的な低下や中国の台頭で、世界は新たな帝国主義時代に入ったのかも知れない。行き詰まった資本主義が様変わりする過渡期なのかも知れない。国境線が流動的になりつつある。
★ ドラマ「ピカード 第2シーズン」第4話を観る。時間軸が歪み全体主義に陥った未来を修正するため2024年にタイムスリップしたクルー達。カギを握る人物・ワッチャーを見つけることができるのかというところ。瞬間瞬間の我々の行動が未来を変えているという。
★ 唯物論的にすべてが因果律に支配されているというと「ラプラスの悪魔」を思い起こす。ということで、東野圭吾さん原作の映画「ラプラスの魔女」(2018年)を観た。東野作品と言っても「ガリレオ」や「新参者」とは変わった感じ。
★ 温泉地で連続して見つかった遺体。いずれも硫化水素による中毒死。事件なのか事故なのか。青江修介教授が科学者として調査をするが、物語は意外な方向へ。現実から離れすぎているのであまり感情移入できなかった。「妖怪大戦争」のような気分で見ればよいのかな。脚本の問題か、それとも青江教授役の櫻井翔さんのセリフ回しの問題か。何かイマイチだった。すずちゃんは相変わらずかわいかったけれど。
★ 米ソ冷戦やソ連崩壊後のパックス・アメリカーナと言われた時代から数十年。アメリカの力の相対的な低下や中国の台頭で、世界は新たな帝国主義時代に入ったのかも知れない。行き詰まった資本主義が様変わりする過渡期なのかも知れない。国境線が流動的になりつつある。
★ ドラマ「ピカード 第2シーズン」第4話を観る。時間軸が歪み全体主義に陥った未来を修正するため2024年にタイムスリップしたクルー達。カギを握る人物・ワッチャーを見つけることができるのかというところ。瞬間瞬間の我々の行動が未来を変えているという。
★ 唯物論的にすべてが因果律に支配されているというと「ラプラスの悪魔」を思い起こす。ということで、東野圭吾さん原作の映画「ラプラスの魔女」(2018年)を観た。東野作品と言っても「ガリレオ」や「新参者」とは変わった感じ。
★ 温泉地で連続して見つかった遺体。いずれも硫化水素による中毒死。事件なのか事故なのか。青江修介教授が科学者として調査をするが、物語は意外な方向へ。現実から離れすぎているのであまり感情移入できなかった。「妖怪大戦争」のような気分で見ればよいのかな。脚本の問題か、それとも青江教授役の櫻井翔さんのセリフ回しの問題か。何かイマイチだった。すずちゃんは相変わらずかわいかったけれど。