★ 確定申告書を提出。普段はあまり縁のない税務署、申告期限が明日までということで、非常に混雑していた。昨年、一昨年とは雰囲気が違う。コロナが身近になり過ぎて、脅威が薄れたようだ。
★ 昨夜は申告書が完成したので、映画を2本観た。1作目は「スパイの妻」(2020年)。1940年。日本は戦時色を強めていった。この時代、関東軍のある秘密を知ってしまったがゆえに、それを世界に告発しようとする夫婦が主人公。正義とは何か。幸福とは何か、と考えさせられた。時代の流れにとって個人の力はあまりに微力ではあるが。昭和初期のセットが良くできていた。大河ドラマの「いだてん」のを使いまわしたとか。
★ 2作目は「バンデラス ウクライナの英雄」(2019年)。多分この時期でなければ観なかった映画。ウクライナ東部の村はロシアの支援を受けた「分離派」が勢力を伸ばしていた。国軍の中にロシア側のスパイが潜んでいるとの情報を受け、諜報部の一部隊が前線へと向かう。指揮を執るのはその村出身の大尉。戦闘の場面あり、スパイ探しあり、愛憎劇ありと盛りだくさんな内容だった。
★ 「ロシアも、ベラルーシも、ウクライナもない。どちらも同じスラヴ人ではないか」「ウクライナを分断しているのは西側の陰謀だ」といったロシア側の主張が印象的だった。
★ 「ウクライナの英雄」はロシアからすると極悪人。村の普通の人々にとって物資を供給してくれるロシアはありがたいようだ。ロシアのアメとムチがよく分かった。プーチンがウクライナ政府や国軍を「ナチ」と呼ぶ思い込みもよくわかった。根深い歴史的な対立があるようだ。地政学上の不幸というほかない。
★ それにしても傭兵というのが曲者だ。
★ 昨夜は申告書が完成したので、映画を2本観た。1作目は「スパイの妻」(2020年)。1940年。日本は戦時色を強めていった。この時代、関東軍のある秘密を知ってしまったがゆえに、それを世界に告発しようとする夫婦が主人公。正義とは何か。幸福とは何か、と考えさせられた。時代の流れにとって個人の力はあまりに微力ではあるが。昭和初期のセットが良くできていた。大河ドラマの「いだてん」のを使いまわしたとか。
★ 2作目は「バンデラス ウクライナの英雄」(2019年)。多分この時期でなければ観なかった映画。ウクライナ東部の村はロシアの支援を受けた「分離派」が勢力を伸ばしていた。国軍の中にロシア側のスパイが潜んでいるとの情報を受け、諜報部の一部隊が前線へと向かう。指揮を執るのはその村出身の大尉。戦闘の場面あり、スパイ探しあり、愛憎劇ありと盛りだくさんな内容だった。
★ 「ロシアも、ベラルーシも、ウクライナもない。どちらも同じスラヴ人ではないか」「ウクライナを分断しているのは西側の陰謀だ」といったロシア側の主張が印象的だった。
★ 「ウクライナの英雄」はロシアからすると極悪人。村の普通の人々にとって物資を供給してくれるロシアはありがたいようだ。ロシアのアメとムチがよく分かった。プーチンがウクライナ政府や国軍を「ナチ」と呼ぶ思い込みもよくわかった。根深い歴史的な対立があるようだ。地政学上の不幸というほかない。
★ それにしても傭兵というのが曲者だ。